【氷点下50度の世界】避暑地にいかが?人生初のマイナス50度を体験してきたった

ども、富山人あるのんです。

6月のある日のこと、この日の気温は27.8度。富山はほんのり蒸し暑い。

富山に住んでる方はよくご存知でしょうが、富山のジメジメ感たるや相当なもの。気温が高めの日にちょっと雨が降ろうものなら、その後、水分が蒸発して周囲の空間が全部水分に感じます。

梅雨のない北海道民に「ポテチが湿気って~」という話題を振ると、「え?湿気るって何?」と言われたりするようですが、羨ましいなオイ!

なんか悔しいので、ぼくもつかの間のショートバケーションを満喫したいと思います。トレンディに言えば、キモタク(キモいオタク)がショーバケを利用して避暑地にバカンスに行ってブイブイいわせる感じですかね。

ソッコー到着

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一見、どこからどう見ても普通の倉庫。

しかし何を隠そうこの倉庫内の気温、なんと、氷点下25度です。

普通の家庭用の冷凍庫がマイナス18度くらいですから、それよりもさらに低い温度ということになりますね。鼻から目いっぱい息を吸うと、鼻毛が凍る感覚を体験することができちゃいます。
いやん、おうちでチョキチョキしてくればよかったあああ~☆彡٩( ̄(π π) ̄)۶

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魚ちゃんが冷凍されてますね。

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やはりどう見ても普通の倉庫。

この時のあるのんの出で立ちは、Tシャツに短パンにサンダルという真夏を先取りしたロイヤルストレートフラッシュでしたが、さすがにマイナス25度にこの格好では場違いというか、阪神タイガースの応援席にジャイアンツのユニフォーム着ていくらいに危険度が高そうです。

そしてここで正直に白状しますと、こちらへはこの見学のために来たわけではなく、偶然たまたま見せていただく機会があっただけなんですけどね。

A氏「この他にマイナス50度の冷凍庫もあるんですよ」

ぼく「へえええ~…(チラッチラッ)」

A氏「そっちも見てみますか?」

ぼく「行ってみたーーい!!ぜひぜひ!!」

ということで、人生初のマイナス50度を体験することになりました。小坊時代に社会見学でマイナス30度までは体験したころがあるんですけどね。マイナス50度は未知の世界。

さすがにマイナス50度にTシャツ短パンサンダルはありえないということで、ここで防寒着を手渡されます。

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こんな感じの。

ごつくて熱を遮断してくれそうな生地。持つとズシリとして、すばらしく防寒性が高い。ぼくも冬は仕事で着ることもありますが、そんなのとは次元の違うものということが、さわっただけで伝わってくる。熱は伝わらないけど伝わってくる。

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さあ、いま運命の戸が開く。

ゴゴゴゴゴ…

あれ、そんな寒くない。ああなるほど、まだこの奥にあるのね。

そしてまた扉の前。

ゴゴゴゴゴ…

おおおおお、寒いいいいい!!けど、さっきのマイナス25度とあんま変わらない気が…。寒さもある程度までいったら、あまり体感的には差はないということなのかな?

A氏「ここはまだマイナス25度ですね」

あら、そうなのw

さあ、そして新たな門が目の前に。いま新たな門が開く!出てくるのは鬼か、蛇か。

ゴゴゴゴゴゴゴ…

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扉が空いた瞬間、さらにすごい冷気が吹き付けてきた!!!!

ぬおおおおおお!!!

こ、これがマイナス50度の世界…。

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床一面に霜が…

ちなみに霧がかって見えるのは、すべて吐く息です。

口をすぼめて「ほーーーー」っと強めに息を吐くと、まるでエクトプラズムのように白い塊が噴き出してきます。

そうね、例えていうなら、

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©ニンジャウォーリアーズ

この炎が真っ白になった感じといえば、なんとなく伝わるでしょうか。

なんとかこの息の感じを映像に収めたかったのですが、時間の猶予が少なすぎてちょっと無理でした。

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大量のシビが保管されています。

※シビ=マグロ

このマイナス50度の倉庫に保管されている魚はマグロ・赤エビ・ボタンエビ・ウニなどの温度変化で色が飛ぶような高級食材さんたちとのこと。いやぁ、こういう素晴らしい設備があるからこそ、我々はいつでもどこでも新鮮でおいしいお魚が食べられるんですねぇ。

マグロの身焼け

マグロの身焼けとは何かというと、マグロを釣り上げたときに暴れる時間が多くなると、体温が上昇し身焼けという現象が起こりまして、マグロの身が白くなって味が低下することをいいます。

しかし冷凍後も安心はできないのです。マイナス25度という温度では身焼けを起こしてしまうので、長期保存するにはマイナス50度という温度でないとだめなのだそうです。

マグロは生きている間は一切止まることなく動き続けますが、死してなお止まることのないお魚なのですねえ。さすが魚大国の日本でも最強の知名度を誇るマグロさんです。

入って一分ほど経った頃、防寒着がいいので上半身は大丈夫なんだけど、手と足がモーレツに痛くなってきた。なんせ手にはカメラ持ってるし、足はサンダルですからね。

てかカメラ大丈夫なのかと、後からデジカメの耐久温度とか調べてみましたら、大体0~40度くらいみたいです。おぅふ、マイナス50度……。

寒すぎると液晶が凍ったりするようですね。やばかった。まあ一分ほどだったのでなんとか大丈夫だったのでしょう。外界に出てからも、しばらくキンキンに冷えてやがりましたけどね。

ところで、この冷凍庫の出入りをするためには、出入り口の横に天井から垂れ下がってるヒモを引っ張るんですよ。ヒモを引っ張ることで扉が自動開閉するんですが、ここでふと気になったのが、「これ調子が悪くて出るとき作動しなかったら死ぬんじゃね」と思って聞いてみたところ、どうやら過去に本当にそういう危ないことがあったとのこと。

冷凍庫ヒヤヒヤもの事件

とある時期の、とある場所でのこと。

2人で冷凍庫内に入って作業し、いざ出ようとしてヒモを引っ張っるも作動せず。

最近では安全対策もされているとのことですが、かつては非常ボタンもなく、本当にヒモだけが生命線だったというところもあったとのこと。

ヒモを引っ張っても開かない。他に開ける方法も、危険を知らせるものもない。

このまま閉じ込められたままだと、確実に生命活動を維持できなくなります。

このまま誰にも気づかれなかったら…。

このとき、この2人はどういう心境だったのでしょう。不安と恐怖も感じていたことでしょう。このまま誰も来ないのだろうか。

すると、突然、ガーーーーッと扉が開きました。

別の人が別の用事でたまたま入ってきたのです。

2人は少しでも寒さを凌ぐため、抱き合った状態でした。入ってきた人がそれを見てひとこと、「お前ら何やってんだ!?バカかあーー!!www」。

いやいや何言ってんだオイ!わらいごっちゃねえだろ。

ちなみに2人は発見されても、そのまま抱き合った状態から動くことができませんでした。既に体が硬直していたのです。とにかく無事でよかったけれども、いや~怖いですねぇ。

本当にあったダブル寒いお話でした。

バッチグーな避暑地にいかが?

ということで、キモタクはぜひショーバケをほにゃららして、アツのなつさをモーレツにちゃっぷいちゃっぷいしてちょんまげ。

いつの日か、ここで熱燗呑んでみたいッス。

コメント

  1. とるきち より:

    いい体験されましたね^ ^
    長時間いて作業する人はマスクをしないと呼吸で喉がやられるみたいですね〜

    寒さの上に湿度がないもんで埃が舞って酷いらしいっす(´・Д・)」

    • あるのん より:

      実に良い体験をさせていただきましたよ^^

      ほうほう…しかし寒すぎるので南極と一緒で、風邪はひかなさそうな気がしますねw
      ほうほう…湿度がない。てことは加湿器を使用して光を当てれば、ダイヤモンドダストを発生させることも不可能ではないと!(誰もそんなこと言ってねえええ)

  2. ドリフ より:

    マグロで釘を打ち付けて
    怒られたりしませんでした??

    あんな空間で
    グレート・ムタばりに
    毒霧噴霧してみたい!

    さぞや綺麗な毒霧と
    阿鼻叫喚が待っているのでしょうなw

    • あるのん より:

      高価なマグロでそんなこと…(*´ω`*)ウズウズ

      うむ!ザ・グレート・カブキのように噴霧したいですな!
      息を吐くと毒霧というか、もはや消火器のようですがw
      色が付けば完璧ですな~(・∀・)