【必読】ホタルイカの身投げをすくいに行くときに必要な12のこと

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ども、富山人あるのんです。

皆さんはホタルイカの身投げというものをご存知ですか?ホタルイカたちが大量に浅瀬に押し寄せるという、世界では富山湾だけに見られるという摩訶不思議で神秘的な現象のことをいいます。

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この身投げの時期になると、身投げを見にきたりすくい(捕り)にきたりする人が県内外から大勢やってくるのです。もし可能ならば、一度はぜひ見ておくべきものだと思います。

と言っても、「時期であれば富山湾ならいつでもどこでも見られる」といったような簡単なものではありません。ぼくも数年前に何度か行ったときは全部ハズレでした。これから「身投げを見に行きたい」、さらには「ホタルイカをすくいに行ってみたい」とお考えの人は、今から挙げていくポイントを参考にしていただけたらと思います。

見に行くときのポイント


(1) 時期は3月~5月。
(2) 時間帯は21時くらいから翌未明にかけて。
(3) 場所は四方・水橋・滑川・魚津がメジャー。
(4) 月の前後2日間が狙い目。
(5) 雲や雨や風はあまり関係がない。
(6) ライト(懐中電灯)必須。
(7) 体が芯から冷えていくので防寒対策必須。

すくいに行くときのポイント


(8) 3~4匹くらいの少ないときに捕ってはいけない。
(9) いっぱいいても捕りすぎてはいけない。
(10)バケツを2つ持参する。
(11)網を用意する。
(12)手が冷たくなるので手袋必須。

では順番に説明していきます。

見に行くときのポイント

(1)時期は3月~5月

なぜこの時期かというと、産卵の時期だからです。「ホタルイカの身投げ」とは、産卵しに浅瀬にやってきたホタルイカが産卵を終えて力尽き、砂浜に打ち上げられた様子のことをいいます。

(2)時間帯は21時くらいから翌未明にかけて

夜9時くらいから現れるときもあるし、12時に現れるときもあるし、3時に現れるときもあるということで、この辺はベテランでも読めないとのこと。自然界が相手なので辛抱強く待つしかありません。

(3)場所は四方・水橋・滑川・魚津がメジャー。

どこに出現するかはそのときによって違うのでここも運の要素が入りますが、四方漁港が1番人気ということで、やってくる車の数もけっこうなものです。四方の砂浜が空いていて狙い目とのこと。

(4)新月の前後2日間が狙い目

これ特に重要です。二重丸しといてください。テストに出ます。
理由はわかっていないんですけど、月が出ているとホタルイカは浅瀬にやって来ないのです。なので新月(月と太陽が重なって隠れる)の日の前後2日間が最も出現する確立が高くなります。

以下の月齢カレンダーで見てみると、4月なら第2週の6~9日あたりが最も期待できるといえます。これを外してしまうと今季はもう完全に運頼みになるといってもいいでしょう。

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画像出典:月の朔望のページより

(5)雲や雨や風はあまり関係がない

新月であれば、少々の雨風でもさほど影響はないとのこと。

(6)ライト(懐中電灯)必須

ホタルイカは普通に水中にいるときは光りません。砂浜に打ち上げられたり網ですくったりして刺激を与えることで発光します。なので、月がないと真っ暗ですので明かりは必要ですね。スマホのライトは万が一落としたときが悲惨です。

(7)体が芯から冷えていくので防寒対策必須

冬はほぼ過ぎ去ったとはいえ、夜はまだまだ冷えます。しかも何時間もいるとなると徐々に体が芯から冷えていきますので、防寒具やカイロ対策は必須。

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すくいに行くときのポイント

(8)3~4匹くらいの少ないときに捕ってはいけない

ホタルイカが浅瀬に産卵しにくるとき、最初に1~3匹ほど現れます。これはできればすぐに捕らないようにしてください。なぜなら、最初のこの3~4匹こそが斥候の役割を果たしているからなのです。この斥候役のホタルイカが戻らないと、産卵しにやってきたホタルイカたちは産卵しに浅瀬に現れません。なので、ここはは捕りたい気持ちをグッとこらえ、ホタルイカが群れをなしてくるのを待ちましょう。

(9)いっぱいいても捕りすぎてはいけない

ホタルイカが浅瀬にいっぱい現れると、嬉しくてついついいっぱい捕ってしまいます。捕ろうと思えばいくらでも捕れてしまうので、そうなるのもわかろうというもの。でもちょっと待って下さい。

浅瀬に現れたホタルイカはその殆どが砂を噛んでいます。砂出しをしようとしても時間が経つと弱って死んでしまいますので、死んでしまうと砂出しは不可能。なので、あまりたくさん捕り過ぎると砂出しが追いつかないということになっていきます。食べたい分だけを程々に捕りましょう。

ホタルイカを食べるときは、生のままでいただくのはやめましょう。寄生虫がいますので。熱を通すか冷凍してからがいいですね。

ちなみに、この身投げにやって来たホタルイカたちは全部メスです。ハーレムっすよハーレム。よりどりみどりやないけ。このビッグチャンスにオスはいったい何ボヤッとしてるのかと思ったら、既に交接で力尽きて海底に沈んでいるとのこと。せつねぇ…。

(10)バケツを2つ持参する

ホタルイカから砂出しを行うためのものです。両方に海水を入れ、まず片方だけにホタルイカを入れます。すると垂直になって泳ぐので、しばらく泳がせた後もう一つのバケツに移しかえます。この時点でほぼ砂出しが終わっていますが、念には念をいれてさらに少し泳がせれば砂出しは終わりです。

ちなみに料理店関係者もよくこの身投げを捕りに来ているそうで、この砂出しを念入りに行っている様子を伺うことができます。まあ確かにお店でホタルイカを出して、万が一にも「ガリッ」となるわけにはいきませんからね。

(11)網を用意する

100円ショップのものでいいので、何か網を持って行きましょう。

(12)手が冷たくなるので手袋必須

防寒具には頭がいっても、手袋までには気が回らなかったりということもありますよね。場所が砂浜だったとしても、さすがに素手ではしんどすぎます。



ポイントは以上ですが、ここで素朴な疑問。

砂浜がホタルイカの死体まみれにならないの?

ちょっと気になりませんか?でもそんな光景、見たことも聞いたこともありません。

実はですねぇ……

たくさんのホタルイカたちはスタッフ(鳥)がおいしくいただきました。

しかも鳥は生きているものから狙っていくそうです。かしこ~い!!

さあ、4月の新月は狙い目ですぞ!

これらのポイントを押さえてライバルにぐんと差をつけよう!!

こんな記事もあります
http://arnon.jp/hotaruika2

コメント

  1. とるきち より:

    ホタルイカの身投げの月の件では諸説あって
    ・月明かりに惹かれて寄って行き、浜まで来ない(黄色系の光を見ると寄るのだとか)
    ・月明かりがないので自身の方向を見失い、結果浅瀬と気付かずに身投げになってしまう

    説がありますね。新月じゃなくても曇天の時にもよく揚がりますが月は凄く関係してますね。
    ガキの頃に目の前の海でよく獲りましたわw

  2. あるのん より:

    とるきちさん、コメントありがとうございます!
    要約すると、とるきちさんが月明かりの美人に惹かれて寄っていくような感じですかね^^

    そう、新月じゃなくても出るときは出ますがどの日に出るかまったく読めないので、出たら超ラッキーな感じですかね~。

    で、子供の頃、生で食べたのん?(゜▽゜*)

  3. とるきち より:

    生で食うとか寄生虫怖くてないっすわw
    個人的には茹でる際に醤油を少し多めに入れて炊き上げ、茹でたひともじを添えて辛子酢味噌ですかね^^

    • あるのん より:

      とるきちさんのクソg…可愛らしいお子さま時代にも寄生虫のことはわかってたんですね。雁屋哲さんも知らなかったのにさすがです^^
      ひともじって、富山じゃなかなか聞かないですよね。ぼくのクソガキ時代、夏休みに人文字の練習させられた辛かった日々を思い出しました。なんちゅうことをしてくれたんや。