100時間カレーの味わいとその由来

こんにちは、富山人あるのん@_arnon_です。

10月19日にリニューアルオープンを迎えたフューチャーシティ・ファボーレ。

大いに盛り上がってるのをただ指を加えて眺めているだけのぼくでしたが、やっと!ついに!今さら!訪れることができました。

富山駅北から無料のシャトルバスが出ているのですごく便利ですよ。

ファボーレ

思ったよりも立派な大型観光バスで超快適。

ファボーレのフードコート

まだ昼前だというのにフードコートは安定の混雑っぷり。なるべく早く来て席を確保しときたいものですね。

フードコートのポテトと餃子とビール

バスで行ったならもちろん飲まずにはいられない、というかもちろん昼間からビールを飲むためにわざわざバスで行ったわけですが、ぼくにとって今回一番食べてみたかったのがこちらになります。

100時間カレー外観とメニュー

そう、噂に名高い100時間カレーでありまっす。

100時間カレーは東京発祥のカレー店で、神田カレーグランプリにおいて第4回と第6回で優勝しています。2回も優勝しているのはこの100時間カレーだけということで、話題性の高いラーメンチェーン店であるといえるでしょう。

このファボーレ店は北陸初出店ということもあり、フードコートでも特に行列が目立つ人気のお店となっています。

注文システム

列に並んで順番が来たら注文し、お金を払ったら受け取り口で待ちます。他のお店と違うのが、フードコート定番の呼び出しの受信機のようなものはなく、完成するまでその場で待ち続けるという点でしょうか。

せっかくなのでチキンカツにしようかロースカツにしようかギリギリまで迷ったのですが、カツは事前に揚げて作り置きしているようなので無理に食べなくてもいいかなと思い、最もポピュラーな「牛肉と玉ねぎのカレー」にしてみました。

注文時に辛さを選択できます。

辛さは3種類の中から選択

基本:マイルド

★★★中辛:ミドルジャワ

★★★★★辛口:ジャワ

マイルドは子どもでも安心して食べられる辛さとのこと。ぼくは辛いのが好きなので辛口のジャワにしてみました。

牛肉と玉ねぎのカレー 690円+税

牛肉と玉ねぎのカレー

ソースポットのカレーはなんともいえない懐かしさを感じさせます。

ぼくは1度に全部をかけずに、数口分だけちょっとずつかけていくのが好きなのですが、でもそれってルーとライスの食べる配分が難しいんですよね。

ルーが足りなくなったり、ライスが足りなくなったり。でもやめられないという。

100時間カレーのルー

上に乗っているのが牛肉です。牛肉と玉ねぎはルーとは別々に煮込まれています。

周りで牛肉と玉ねぎのカレーを食べた人によると、玉ねぎの煮込みが圧倒的に足りていないという意見を複数の人から聞いていました。

このメニューにしたのは実はそれを確認する意味も含まれていまして、あえて火中の栗を拾いにいってみたいと思います。

ライス

商品受け取り口に福神漬けがあるので好きなだけトッピングできます。

カレーライス

なんとも食欲を駆り立てる深みのある色が魅惑的ですね。

カレールーのアップ

うーむ、なんと濃厚で深みのある味でしょうか。

甘みが強く感じられるのですが、これは玉ねぎ・人参・にんにく・生姜・トマト・リンゴ・バナナマンゴーなどを飴色になるほどひたすら炒めることで自然に醸し出された甘みなのでしょう。

そしてこのルーには薬膳効果の高い20種以上のスパイスが調合れています。スパイス感はそれほど全面には出ていないのですが、じんわり広がるような滋味深さが感じられます。

そして後から刺激的な辛さが津波にようにやってきました。いやこれはなかなか辛いですよ。

激辛好きな人ならもっと辛くてもいいと思う辛さかもしれませんが、普通の辛いもの好きな人にはちょうどいい辛さだと思います。

牛肉

牛肉は牛丼のような小間切れ肉です。

せっかくの牛肉ですが、残念なことにちょっと主張が足りないように思えます。

この濃ゆいルーに肉が負けてしまってるので、豚肉でもいいからブロック肉で食べてみたいですね。

きっと「厳選牛のビーフカレー」や「牛すじカレー」ならもっと食べごたえがあって楽しめるのでしょう。

玉ねぎ

問題の玉ねぎですが、しっかり煮込まれていました。

以前に、あまり煮込まれていない玉ねぎを食べたというツレにも確認してもらったところ、以前より全然良くなっていたとのことでした。

ちゃんと改善されていたようですね。めでたしめでたし!

100時間カレーの「100時間」とは何を意味している?

100時間カレーの「100時間」は何を意味しているのでしょうか。

これは煮込みに100時間かけているというわけでなく、煮込んで寝かせて熟成させる時間まで含めた全工程に100時間以上かけているとのことです。

「一晩寝かせたカレーがうまい」というのがありますが、それをもっと理論的につきつめてより深みのある味に仕上げているということなのでしょう。

100時間カレーができるまで
画像引用:100時間カレー

まとめ

今までに食べたどのカレーとも違う味なのでとても新鮮に感じられました。

ネットでは「まるでデミグラスソースのようだ」という評価もあるようですが、確かにそういう雰囲気も感じられるような豊かな味わいです。

近くに100時間カレーのお店がないという人も楽しめるよう、レトルトの通販も行われていますので一度試してみるのもいいと思いますよ。

100時間の味わいをぜひご賞味あれ!

レトルトカレー

 

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • ファボーレは映画を見るため時々訪れています。 ちょっと高いのであまりここでは食べませんけど。 富山中央通りの入り口付近の建物?2階にカレー店が30年ほど前にありました。名前は忘れましたが結構辛かったですね。 その隣がパスタ店で2000年ごろまであったと思います。
     別記事で名前書き忘れましたが。 「バンドス」「デリー」総曲輪の「ラジャスタン」「吉法師」「ロシア店」「名前不明だがとんかつ店」「ガンダーラ」についても書かせていただきました。高山市の「ちとせ」ここは飛騨出身のタレントがTVで紹介していました。
     富山大学近くに「アジャンタ」のレストランがありましたがその後持ち帰り弁当風になり、2012年ごろに大沢野のバローに移転、その後無くなったので調べたらかなり離れて移転されているようですね。 ここ最近も、行ったことのない店が出来ているようなので、そのうち行きたいと思っています。

  • ファボーレにこのような店があるとは、一度は行ってみようと思います。 富山でのカレーは、83年ごろユニーでカツカレーを食べてから始まり、サーカス横のバンドスも市電に広告があり、辛さランク4程度が限界でした。 総曲輪にはラジャスタン、98年ごろまでありましたが残念ながら撤退していきましたね。
     あとロシア料理店や、トンコツラーメンの吉法師も思い出深いです。
    総曲輪中央ぐらいの横丁の食堂?のとんかつが、亡き父は好きなようでした。
     中央通りでは、名前は忘れましたが2階にパスタとカレー店があり、パスタ店は2000年ごろまではあったはず、カレー店は東京に本店があったみたいですが97年ごろ無くなったような?
     駅前にはガンダーラもありましたが3回ほどで2005年ごろ?なくなりました、名古屋に同名の店があるようですが、たぶん無関係だと思います。
     デリーも2か所の店舗、根塚?太郎丸のターバン>チャンピオン、豊田町のゴールドカレー、我ながら結構行っていますね。

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