ども、富山人あるのんです。
立山町にある富山地方鉄道の五百石駅は1913年(大正2年)に建てられました。
画像引用:wikipedia
これが2012年にはこうなった。
画像引用:wikipedia
「元気交流ステーションみらいぶ」は、立山町健康福祉課・保健センター、立山町社会福祉協議会、立山図書館や交流センターなどの公共施設と富山地方鉄道五百石駅が一体となった複合施設です。
この五百石駅は、地鉄の全駅の中でも圧倒的近未来感を醸し出しています。
しかし、駅周辺や五百石商店街などを少し散策してみると、古き町並みが残されていてどこか懐かしい感じを覚えるのです。
そんな中をとことこ歩いてると、立山郵便局のすぐ目の前に気になるお店を見つけました。
居酒屋ら~めん?
食べ処 飲み処 三ちゃん?
「どっちがメインなの?」と軽く心の中でツッコミを入れながら、出入り口の左方にたなびく暖簾に並々ならぬセンスを感じながら、吸い寄せられるように暖簾をくぐるのです。
(くぐれてないけど)
店内には小奇麗なカウンターと座敷があり、独りで定食を食べるおっちゃんや小さい子供を連れた家族連れなどで賑わっていました。
どうやらメインは居酒屋らしい。
昼のメニュー
さあ、皆さんなら何を注文しますか?
メニューはさらに
サービス定食もあります。
とんかつ定食や焼き魚定食以外にも、餃子定食750円、しょうが焼定食750円、唐揚げ定食750円などもあります。
サービス定食はメインのおかずの他に、小鉢・漬物・ご飯・みそ汁・フルーツが付いて750円~800円。
さりげなく「ラーメン付は、100円増です」とか書いてあるあたり、恐るべきコスパの高さを予感させます。これは迷いますね。
前情報なし、見た目がこういうお店、このメニューのラインナップであるならば、皆さんならばどのメニューにするのでしょうか。
まあ正解などないのですが、ぼくは今回『野菜タップリ塩ラーメン 700円』にしてみました。
野菜タップリ塩ラーメン
これはマジで野菜プリタツですよ。
某イチロー系?三郎系?のようなもやしオンリーではなく、目にも優しい彩り豊かな野菜に思わずにんまり。
麺がまったく発掘できないので、しばらくはベジタリアンとして余生を過ごします。
■スープ
とてもさっぱりしていながら味わい深いスープ。
徐々に野菜の甘味も染み込んで、そして多めに入っているゴマが味が単調になるのを防ぎ、最後まで心地よさを保っていられるのです。
■麺
食べて食べてほじくってやっと出てきました。
まるで厳しい冬を超えて雪の下から現れたふきのとうを思い出しましたが、この麺がとても細いんです。まるで博多ラーメンばりに細い。
このさっぱりとしたスープともっちりした細縮れ麺が絶妙にいいバランスで、しみじみとしたおいしさを感じることができます。
サービス定食もおいしそう
横の席のおっちゃんが頼んでたサービス定食の焼き魚が運ばれてきたので、孤独のグルメのゴロちゃんばりにガン見してみたところ、やはりとてもおいしそうでした。
今度はぜひ定食も試してみたいな。
まとめ
街の景観にマッチしまくったお店の外観や、野菜たっぷり塩ラーメンの細やかなこだわりや、サービス精神あふれるサービス定食に、底知れぬ奥の深さを感じました。
「そういえば立山町で食事したことないな」という人や、「こじゃれたお店ばかりも疲れる」という人や、「富山のランチは行き尽くしたよ」という人も、『食べ処 飲み処 三ちゃん』に何かを見出だせるかもしれません。
食べ処 飲み処 三ちゃん
住所:富山県中新川郡立山町五百石82-1
電話:076-462-0070
営業時間:11:30~14:00 17:30~10:30
定休日:月曜日
コメント
コメント一覧 (2件)
おー。さすがですね。ここに行かれるとは。
ぼくもずっと気になってる店でした。
富山の街なかはこういう個人経営の名店が無くなって来てるので、立山町はホッとします。
実はしょっちゅう橋渡って中新川郡に居ることはナイショです。
おお、知っておったか雷電!
昨今において、小さな個人店が減っていくのは致し方ない部分はあると思いますが、
中新川郡にはこれからも頑張っていただきたいですよね!
ということでぜひぜひ今度寄ってみてください。