ども、富山人あるのんです。
昭和27年、先代が屋台を転がして幕を開けた『まるたかや』。富山県では誰もが知っている老舗中の老舗ラーメン店ですよね。
富山市牛島に本店が出来たのが昭和40年で、現在も多くの人で賑わっている人気店です。
だいぶ前の話ですが、先輩Aさんに本店へ拉致されたときのこと。
昼のランチタイムどきで混んでるのに先輩がおでんとかビールとか頼みだし、「そんなのんびりしてたら迷惑じゃ…」と不安に思ったんですが、いざ試してみたらおでんとビール最高でした。
ということで今回はまるたかや新庄店へ行ってまいりましたよ。
まるたかや 新庄店
久々にやってきました。
■定番のラーメンメニューとセットメニュー
■おでんにおつまみ系も充実しています。
光っててすいません…
車なのでお酒は飲めませんが、昨年11月に富山駅前にも新しく支店が出来まして、そちらでは〆のラーメンはもちろんのこと、一品を肴にじっくりと飲むこともできます。
まだ入ったことはないんですが、見ためにはお酒の種類も多い感じでした。
では今回注文するのは定番の、
■ラーメン 625円
■スープ
豚骨ベースのスープ。
豚骨というと白濁したものを想像しますが、このお店では骨の砕き方からこだわっていたり、臭みを抑えるために白濁させない工夫も施されており、想像するような豚骨っぽさはありません。
まるたかやのスープの決め手は、なんといっても醤油の香ばしさではないでしょうか。
ここまで醤油の香り高いラーメンはそうない気がします。
このお店で使用されている醤油は、高岡市に1772年創業の『山元醸造』のもので、伝統的な製法を守る貴重な老舗メーカーです。
■麺
自家製の中太縮れ麺。
もちもちっとしながらしっかり弾力もあり、スープとよく絡み香ばしい醤油との一体感が楽しめます。
■チャーシュー
肉はしっかりとした噛みごたえがあり、噛むごとに染み込んだ味が浮かび上がってきます。
そして、まるたかやといえば、次の2つは外せない。
久々の来店だったので一通り素の味を楽しんでから、いよいよあるものを投入していきます。
■脂かす(背脂揚玉)
豚の背脂をミンチにして、特別な大釜で1時間もの間よくかき混ぜながら火にかけたもので、よく混同されがちな『天かす』とは一線を画したものです。
スープに脂のコクが加わって、さらなる旨さが膨らんでいきます。
■無臭にんにく
まるたかやといえば無臭にんにく。
無臭なのをいいことにちょーしこいて投入してみます。試しに直接舐めてみたら、刺激はおろしにんにくそのものでした。
食後しばらくは口の中ににんにく感が残りますが、本当に無臭なのかちょっと不安になっちゃいますね。
なので、家に帰ってから試しにちょいと袋に詰めてみました。
あるのんの息 ¥プライスレス
数時間後封印を解いてみたところ、ちゃんと無臭でした。にんにくの臭いよりも、むしろぼくは加齢臭を気にするほうが多分現実的な気がします。
臭い成分はゼロではないのかもしれませんが、無臭にんにくとして親しまれて歴史も長いので安心して投入しちゃって下さい。
まとめ
今は新しいラーメン店が続々登場し新しい味が生み出されている中、昭和から長く続いてきたこのお店が、今もなお多くの人を惹きつけているというのは嬉しく思います。
これからもまるたかやの伝統の味として、富山の老舗の味として、いつまでも受け継がれていってほしいと思いますね。
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富山ラーメン王国 まるたかや
営業時間は店舗により異なります。
公式WEBサイト
コメント
コメント一覧 (3件)
富山駅前にも出来たなら富山行く前にオススメして頂きたかったレベルのお店ですね。
おでんとかの豊富なオツマミで飲んでからシメにシンプルなラーメンとかどっからどう見ても僕のツボ店舗ですw
タカキさんは滅多に富山市内に来られないので、ご紹介が間に合わず残念でした。
ええ、完全にタカキさん好きなやつですよね。
今度ぜひかがやきに乗ってやってきてくださいw
我輩の父親が仕事の関係でよく富山に出向く回数が多かった事もあり九頭龍・まるたかや・富公にしばしば行っていました
そして我輩もまるたかやに行くようになりあの脂かすを入れるラーメンにはまりだして一時期は月1ペースで来店しました
ここ数年は行ってなかったので久々に来店したいです