J HOUSEスト2交流会 十五夜
じゅんさんが個人で運営する非営利プライベートゲーセン『J HOUSE』。
4月15日(土)、J HOUSEでは過去に例を見ない熱い夜を迎えることとなりました。
その目的とはただ一つ、スーパーストリートファイターⅡX(以下スト2X)交流会であります。
東京、埼玉、新潟、大阪、名古屋からガチ勢たちが富山県魚津市に集結。富山勢6名を含め、J HOUSEでは過去最大の収容人数となる18人もの大所帯となりました。
ある者は車で、ある者は新幹線で、またある者は名古屋から自転車でやって来たという。
峠を超えてから高山まで28kmの道路以外何もない地点で2度目のパンクをするというウルトラCを決めた 1度目後輪2度目前輪
— ヨガ山 (@professordhal) 2017年4月15日
不幸にも道中、後輪前輪と2度のパンクに見舞われ、完全に手詰まりとなってしまったヨガ山さん。ヒッチハイク失敗からの特急ひだ→富山へのヨガワープお疲れ様でした。
初めてJ HOUSEにやってきた人は、この神環境っぷりにまず度肝を抜かれます。
J Houseに到着。この環境を非営利で個人が運営してるってのはヤバイ。近所になくて良かったわ(笑)
— 夕サ力 (@camiken0816) 2017年4月15日
この日の対戦環境
じゅんさんは「全国からやってくるスト2勢を退屈させたくない」という思いから、この日のために粛々と準備を進めてきました。
■スト2Xの基盤
■メガドラ版 ストリートファイターIIダッシュプラス
メガドラの左には、スーファミ版スト2ターボがおわします。
■初代スト2基盤
皆ここぞとばかりにガイルの真空投げを試みますが、「あれっ?昔はミスらずに出来たのに」と口々に言ってました。まあ恐らく10年単位でやってないでしょうから無理もないでしょう。
初代verならザンギの小足連打を試してみればよかった。
■PS3版スーパーストリートファイター2 TURBO HD Remix
■スト2X(アストロシティ筐体)
J HOUSE最大の目玉、アストロシティ筐体によるスト2X。
富山勢のじろけん氏は元基盤コレクターかつ元ゲーセンの店員ということもあり、急なボタントラブルにも対応可能なのが実に頼もしい。
YOUDEAL配信観戦
たまたまこの日はYOUDEALによるスト2Xの大会の配信が行われていて、対戦の手を止めて観戦していました。
それとJ Houseでは奇しくも当日夜に東京で行われたYOUDEALの配信を対戦を一時中断してみんなで観戦したんだけど、当然その場にいる面子はみんなスト2馬鹿な上に、出場選手もみんな知り合いなもんだからもう言いたい放題でかなり盛り上がった。こうやって大勢で観戦するのも悪くないね。
— 夕サ力 (@camiken0816) 2017年4月16日
出場していたのは昔からの強豪プレイヤーばかりで、ぼくにしてみたら雲の上の人すぎてまったく接点はありませんが、この日やって来ていた人たちはみんなお知り合いなんですね。
この日のJ HOUSEも、スト2Xの対戦動画などで昔から名前をよく知ってる人たちが何人も来ていました。
個人的な話になりますが、ぼく的に特に印象深かったのはこちらのお二方です。
1人は名古屋からやってきた、なごやん勢最後の生き残りタサカさん。
20年以上も前にコミケで買った“The Art of KnockOut”。スト2無印の芸術的な技やコンボを収録した解説本付きビデオで、この手のものでは最高峰の完成度だと思っています。
たまたまJ HOUSEにこの本を寄贈させてもらったのですが、このビデオで春麗を担当したのがこの日やってきたタサカさんということで、20年以上の年月を経てJ HOUSEでお会いするとは、これはなんと不思議な縁でしょうか。
そしてもう一人は、東京からやってきた永田正月さん。
なごやん本よりもさらに前の同人誌、ダルシム攻略本の金字塔『初代ヨガ本』においてちょいちょい永田さんの名前が出てきて、それからずっと永田さんお名前はぼくの頭の片隅から消えませんでした。
ヨガクからヨガスナイパーに繋げる『永田正月あけましておめでとうスペシャル』は何度か実戦で使わせていただきました。
そんな(ぼく的に)伝説の人が富山のJ HOUSEで目の前にいるなんて、「これって現実なの?」と、にわかに信じがたい光景でした。
なごやん本と初代ヨガ本はJ HOUSEにありますので、気になる人はぜひご覧になってみて下さい。
部屋とスト2とお肉
対戦をそれなりにこなした辺りで、いよいよお酒や肴を導入していきます。
しかしこの後に東西戦が控えているので、「まだ酒は飲みたくない」という人が何人もいる中で、もちろんぼくはガンガン飲んでいくスタイル。
以前より『オフ会は富山でやろう!』と提唱してきたあるのん、ここぞとばかりにでしゃばります。
肉を焼いていたとき、どなたかに「野菜とかないんですねw」と言われました。
野菜?
スト2に野菜など不要!!
サザエの数を数えろーー!!
いその豚さがり、サザエ、さんまの昆布巻き、鮭といくらのルイベ、サスの昆布締めなど、概ね好評でした。
お酒がまだ飲めない人には拷問的なラインナップでしたね。
特別協賛の富山ウル4勢とるきちさんより賜った至高の肴。その節はありがとうございました。
十五夜メインイベント東西戦
いよいよ十五夜のメインイベント、18人が2組に分かれての勝ち抜き戦が始まります。
各チーム、真剣な眼差しで打ち合わせを行っています。
まあ勝つのはウチらやけどね!
ボビ(DH) あるのん(GU)
しゅんや(GU) たうら(DJ)
品川(S.HO) ゆず(VG)
スズキ(ZA) やふみん(KE)
ギー(KE) じろけん(GU)
じゅん(RY) シュウ(KE)
教授(DH) いさじ(CA)
タサカ(CA) KKY(DH)
カワマタ(RY) 永田(S.HO)
実況は残念ながら機器トラブルにより21:40から入っています。
結果はぜひ動画をご覧になってみて下さい。1P側4人目に出てきたスズキザンギの素晴しい活躍が特に印象的でした。
J HOUSEの熱い夜はふけていく
ぼくは東西戦後に程々で寝てしまいましたが、中にはほぼ徹夜という人もいたりして、熱い夜は朝方まで続いたのでした。
そして朝目覚めると人が少ない。(そして頭が痛い)
たら汁へ。起きがけに汁物は沁みるのぉ pic.twitter.com/MeJVJBPJH1
— 正月 (@NShogatsu) 2017年4月16日
どうやら一部の人たちは既に帰路に就いたようですが、別の一部の人たちは朝日町の有名なタラ汁を食べに行っていたようです。この栄食堂はJ HOUSEから多少距離はあるものの、マジにおすすめです。
そして自然と始まるスト2Xの対戦。
少人数で厳かに対戦が行われていましたが、やがてぼちぼち人も起きてきて、朝ごはんから帰ってきて皆が揃ったころに近くの温泉へ行くことになりました。
近くの金太郎温泉で疲れを癒やしまくり。 pic.twitter.com/GgVOjbV7zO
— 正月 (@NShogatsu) 2017年4月16日
何やら別のもので癒やされてる気がしないでもないですね。
やがて、それぞれ自分の家に帰るべくJ HOUSEから散っていくストキチたち。
夢のようなひと時は、こうして少しずつ幕を閉じていきました。
今から帰ります。さらば富山。さらばJ-House。じゅん君をはじめJ-Houseでお会いした方々、みんな良くしてくれてありがとうございました。
しかしJ-Houseはホント金取ってもいいレベルの環境だし、なによりじゅん君の情熱が感じられて素晴らしい。またいつか這いよりたいです。— 夕サ力 (@camiken0816) 2017年4月16日
ただいまJ-HOUSEより帰宅しました。最高の環境と濃いメンツでエックスして酒飲んで…夢のようなひと時でした。場を提供して下さったじゅんさん本当にありがとうございました!
— G.I.E. (@go_cat_wild1216) 2017年4月15日
関東勢、新潟勢、名古屋勢、関西勢の方々、本当にお疲れさまでした。また、滞りなくイベントを完遂できたのも地元勢の協力のおかげです。ありがとうございました。では、これにてオールナイトイベントを終えます。
「スト2に液晶は不要!!」
— じゅん (@Jun1123581321) 2017年4月16日
①山や海に囲まれて自然豊か
立山連峰と天然のいけすと言われる富山湾のコンボはガー不
②食べ物やお酒がうまい
自然が豊かなので食べ物や酒が旨すぎるハメ
③温泉があちこちにある
旅の疲れが癒されてゲージ回復
④関東と関西のほぼ中間に位置している
場所決めに揉めないのでリアルファイト知らず
⑤スト2Xが存分に楽しめる←NEW!
長年続けてる人ばかりなので紳士しかいない
まとめ
時代がどんなに移り変わろうとも、魅力的な格ゲーが次々に登場しようとも、時代に流されず流行にも流されずスト2を続けてきた人たちがいます。
そのモチベーションの原動となるものは、ゲームそのものの魅力や自己の成長を確認できるからというのも大きいのでしょうが、最大の理由は何と言っても人と人の繋がりではないでしょうか。
富山県はスト2出来る環境が少ないです。もはやゲーセン自体が少ないということもあり、ぼくが知る限りでは県内の2箇所に設置してあるくらい。(うち1箇所はネシカ)
J HOUSEは富山県で最強のスト2環境なので、スト2X勢はぜひ富山にお越しの際はJ HOUSEの門を叩いてみてはいかがでしょうか。
Here Comes A New Challenger!
コメント
コメント一覧 (2件)
ダルジム・エドモンド本田・ザンギエフ・サガット
これが我輩のスト2四天王だ
ザンギは・・・(笑)
まあ後半のCPU戦では鬼のように強いですけど(笑)