ども、富山人あるのんです。
日々、居酒屋を楽しんでいますか?
ぼくは大の居酒屋好きなので普段からよく行くのですが、新規開拓でいいお店に当たれば嬉しいし、そうでないお店だと「まあこういうこともあるよね」とポジティブに捉えるようにしています。
こうしてトライアンドエラーを繰り返しながら、行きつけのお店が少しずつ増えていくのがまた楽しいのです。
では良い居酒屋の条件とはいったいどういうものでしょうか。
今回は「また行きたくなる良い居酒屋の条件」として10項目をピックアップしてみました。
どれも特別なことではなく聞けば「ああ、それはそうだよね」となるものばかりかもしれませんが、これが全部できているお店は間違いなく絶対いいお店に違いありません。
その1・電話応対が良い
予約の電話を入れたときの印象で、なんとなくお店の雰囲気がわかります。
電話の予約を入れる際には、なるべく忙しそうな日や時間帯を避けるようにしているつもりですが、それでも受話器の向こうで賑やかそうな声が聞こえて来る場合はあります。
忙しくても手抜きせず、丁寧で気持ちのいい応対に努め、そして確認の復唱も忘れずに行える店員のいるお店は全体的に接客レベルが高いと思います。
店主や店長がやる気ないお店は、店員もその雰囲気に染まっていくのです。
その2・お通しが旨い
お通しシステムには賛否ありますが、これが拒否れないならばできるだけおいしいものであってほしい。
既製品のガッカリ感は異常ですが、いいお店のお通しは思わずおかわりしたくなるようなこだわりの一品を提供してくれます。
お通しの旨い店に外れなし。
その3・気持ちの良い対応
料理が良くても接客がダメなら全てがぶち壊しです。
サッポロビールが集計した『居酒屋で「このお店に来たくない」と感じるのはどんな時か』では、接客態度・言葉遣い、接客対応などがやはりトップを占めていました。
店主の人間性や従業員への教育がモノを言いますね。
ぼくはカウンターが好きなのですが、おいしいものを食べて嬉しかったときや感動したときはなるべく直接伝えるようにしています。
それを伝えると大体は喜んでいただけるのですが、たまに無愛想というか「言わなきゃよかったかな…」ともやもやする反応をいただけることもあったりします。
その4・生ビールが旨い
「生ビールなんてどれも同じじゃないの?」
いえいえ、全然違います。
例えば同じキリン一番搾りでも、お店に寄ってぼやけた味だったりくっきりした味だったりと実に様々です。
その最大の理由は日々のビールサーバーのメンテナンスにあります。
常に旨いビールを提供するためにはビールサーバーの細やかな洗浄、そして洗浄機器で定期的に隅々まで洗浄を行うなどの作業が必要になってくるのです。
これを疎かにするとビール回路やホースに付着したビール成分から、バクテリアや微生物が繁殖してそれがそのままビールジョッキに注がれてしまいます。
ビールサーバーのメンテナンスは非常に手間がかかりますが、そのお店のビールが本当に旨いのであるならばビールに対して大いに誠実であるといえますね。
その5・料理がおいしい
いちいち言うまでもなく重大な要素ですね。
値段は食材や料理の質に見合っているか、他のお店にはないそのお店の魅力とは何か、品揃えの網羅性など、値段だけを見て高い安いは決められません。
お店の格(雰囲気)に見合った内容や値段であるかも重要です。
その6・魅惑の「本日のおすすめ」
毎日更新される季節感満載な本日のおすすめメニューは眺めてるだけでも楽しいもの。
決して「この余った材料を早くなんとかしたいな~」という思惑でないことを祈りたいものです。
その7・お酒の種類がそこそこある
今日び地酒を置くお店は非常に多いですが、一方で有名銘柄だけを2~3種(しかも普通種や本醸造)のみ置いてあるというお店もまだまだあります。
せっかくおいしい料理や肴があるのなら、お酒もある程度は選ぶ楽しさがほしい。
魚介類にこだわりのあるお店であれば、わりと豊富に地酒が取り揃えてあったりします。でもそう種類は多くなかったとしても、大衆酒である普通種・本醸造、料理とも合いお酒もおいしい純米酒や吟醸酒、とにかく旨い酒が飲みたい場合の大吟醸など、お酒の好みや料理に合わせて選べるように配慮されています。
その8.ドリンクの提供が早く、オーダーミスが少ない
週末の夜の忙しいチェーン店や規模が大きめのお店などだと、よくオーダーが漏れてたり「忘れられてるんじゃないか?」と思うほど提供が遅い場合があると思います。
これが一度だけならまだしも、同じ日に2度も3度もあったりすると「なんだかいちいち指摘するのは心の狭い客みたいじゃないか…」と、とても言いにいものがあったりします。
フードはある程度待てるんですが、ドリンクはすぐに出てきてほしいものです。ほぼなくなった頃に注文しますからね。
いいお店はドリンクをあまり待たせず、フードも忙しいときは遅れはしてもそうそう漏らされることはありません。
その9・トイレがキレイ
たとえお店はそうオシャレでなかったとしても、いい居酒屋のトイレはとてもよく気配りされています。
入った瞬間にパカっと便座が開いたり、壁などの内装、洗面台、お手拭き、鏡など、随所にこだわりが見られ、さらにいい香りまでしてきます。
一時の休息にホッと息がつけるこの空間はまさに戦場のオアシス。
トイレは男女別に分かれているのがベストですが、構造上の問題であったり他店舗と共同のトイレだったりするとどうしようもない場合もあるので、そこはご愛嬌ということで。
その10.やわらぎ水がうまい
日本日本酒など濃いお酒を飲む場合は水と一緒に飲むのがおすすめです。
いや、ビールでも水は飲んだほうがいいんですけど。
水と一緒に飲むと酔いも穏やかなものとなり、またお酒を飲むペースもゆっくりとなりますので飲みすぎも防げて、二日酔いにもなりにくいというまさにいい事ずくめなのです。
富山の居酒屋で水をお願いすると、おいしい水を出してくれるお店がとても多く、水道水をそのまま出すお店はちょっと覚えがないくらいです。
水がおいしいことを伝えると「○○まで水を汲みに行っている」という話を何度か聞いたことがあります。
おいしい水が出てきたら感謝の気持ちを抱きながら、なるべく多くの水を飲んでおきましょう。
まとめ
これまで見てきて、ポンっと頭に思い浮かんだお店はありますか?
そういうお店をいくつか知っておくと居酒屋ライフはより楽しくなりますよね。
まあ個人的には不自由な場末感満載の居酒屋も大好きなんですけどねw
さあ居酒屋へレッツラゴー!
コメント
コメント一覧 (4件)
水の話は初めて聞きました。普段頼むことが無いですが、そんな所まで気を使ってくれてるお店もあるんですね。
しかも自分からわざわざ言わない所もまたポイントが高いw そういう見えない所に手を抜かないお店は素晴らしいですね
富山は本当に水がおいしくて困りますな~(・∀・)←困ってない
特に濃い酒を飲むときは水は必須ですぞ!
こないだ、たまたま水を飲まずに深酒したらどえらいめにあいましたわ…
「不良客の溜まり場にしない努力」が見えるお店が良いです。
不良客のたまり場ですか。
また行きたくなるお店作りに努めることで、自ずといいお客さんがついてくるものなのでしょうね。