朝日町で人気の蕎麦屋「酒蕎楽くちいわ」が移転OPEN！行くしかない

ども、富山人あるのんです。

富山県の東端部であり、西日本と東日本の境目に位置する朝日町。

何かにつけて金沢方面に行ってしまう富山県民にとって、朝日町はどちらかというと行く機会は少ない地域ではないでしょうか。

しかし朝日町はたら汁の栄食堂や焼肉の歌昌苑など、富山よりのお店では見られない魅力的なお店もあり、決してあなどってはいけない地域。

そんな朝日町グルメの中でも酒蕎楽くちいわは、特に人気の高いお蕎麦屋さんです。

以前行ったときは、開店からちょっと遅れて着いたら1時間近く待つことになったほどの盛況ぶりでしたから。

しかし、なんと、そんなお店が一昨年末に閉店してしまったのです。

「あの旨い蕎麦やごま蕎麦はもう食べれないのか…」

と当時は落胆したものですが、今は別の場所で新規OPENしたとのことで喜々として行ってまいりました。

酒蕎楽(ｼｭｷｮｳﾗｸ)くちいわ

以前のお店は8号線沿いにあったのですが、新しいお店は朝日町の泊駅のすぐ目の前にあります。

築年数が長そうな民家をリフォームした、綺麗で味のある店舗となっていました。

すぐ右横に6台ほど停められる駐車場があり、このすぐ左奥に無料駐車場もあります。

開店前からわずかに人は並んでいたものの、以前ほどの人の多さは感じられませんでした。まだあまり知られてないのかな？

入口前に置いてある原付。

ナンバープレートの図柄がタラ汁！かわいっ！

この辺、さすが朝日町ですなあｗ

入店すると、お座敷にはご立派すぎるテーブルと、雰囲気の良いカウンターがわずかに数席だけの落ち着いた店内。

以前のお店と比べてお店側との距離がより近くなった印象がありました。

メニュー

冷たいそば、温かいそば、そして酒の肴としても魅力的な品揃え。

本格派の蕎麦屋では多くのメニューを置かないイメージがありますが、それだけに１品１品がとても魅力的に感じますね。

置いてある日本酒も相当にこだわってるようで(日本酒のメニューは特になかった)、見たことのないお酒ばかりでしたが、どのお酒からも良酒のオーラが感じ取れました。

日本好きとしても気になる…。

ワンチャン電車で来てみたいな～なんて思ったり。まあなかなか難しいんだけどね～。

■天ざる 1,600円

まずはこの旨い塩でいただいてみる。

蕎麦は二八と思われますが、たまらない蕎麦の香り、絶妙な歯ごたえ、軽快な喉越しは以前となんら変わらないうまさ。

いい蕎麦って口にズズッと含んだ瞬間が気持ちいいんですよね。

そばつゆは意外と薄味というかしょっぱさはマイルド。しかし香り高く、蕎麦の繊細な味わいを絶妙に引き立てます。

ぶっちゃけ某富山ブラックのほうがよほど塩味が濃いなと思いました。

天ぷらはサックリと揚がっていて、これまたマイルドながら旨みある天つゆでいただきます。

蕎麦も天ぷらも、塩で食べたりつゆで食べたりと忙しいのですが、無我夢中でこの至福の瞬間を満喫させていただきました。

■ごま汁 1,140円

豚ざるもすごくおいしいんですが、久々ということでやはりこれは抑えときたい。

筆舌に尽くしがたい濃厚なごまの旨味。

蕎麦そのものはざる蕎麦なので、一見単なるざる蕎麦の変化系かなと思うかもしれませんが、食べてみるとそばつゆとは比較にならない存在感に圧倒され、旨みのビッグウェーブがドドドっと押し寄せてきます。

正直、蕎麦の香りは一切わからなくなるものの、蕎麦の食感はなんら変わりなく楽しめるし、この圧倒的な旨みの凝縮感はクセになること間違いなしです。

これはこちらに来たならば、ぜひ一度は食べていただきたい。

まとめ

酒蕎楽くちいわの移転前は『ミシュランガイド富山・石川（金沢）2016特別版』に、ビブグルマンのお店として掲載されたお店です。

目につくところも目につかないところも、洗練された感のあるお蕎麦屋さんですが、この日は以前感じていたよりは人は多くなかったので、今はまだ狙い目なのかもしれません。(たまたまだったらすいません)

鱈汁や焼肉も捨てがたいけど、お蕎麦を食べに朝日町へドライブ。

あると思います！！

 

酒蕎楽くちいわ
住所：富山県下新川郡朝日町平柳667-5
電話：0765-83-3455
営業時間：11:30～14:30(L.O.14:00)
18:00～22:00(L.O.21:00)
定休日：不定休(Facebookに情報あり)