コンビニのドリンクコーナーに行くと、冷蔵庫内はもはや無色透明なドリンク群に侵食されつつあります。
「水だと思ったらジュースだった」
なんて事象は全国で後をたたないのではないかと思います。
そして現在、清涼飲料会で密かに話題になっているコカ・コーラクリアが発売されました。
コカ・コーラ、お前もか!!!
画像引用:コカ・コーラ公式サイト
炭酸飲料界の巨人がいま時流に乗って、透明飲料界に殴り込みをかけてきました。
コカ・コーラクリアは0カロリー
コカ・コーラと言えば、強めの炭酸に深いコクと甘みが特徴の飲み物ですが、今やこの強い甘みは健康面から敬遠する人も多いのではないでしょうか。
今回のコカ・コーラクリアは砂糖は使用せず、人工甘味料で甘みを加えています。
コカ・コーラクリアの原材料と栄養成分
原材料 | レモン果汁/炭酸、酸味料、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、カフェイン | |
栄養成分表示 (100mlあたり) |
エネルギー | 0 kcal |
たんぱく質 | 0 g | |
脂質 | 0 g | |
炭水化物 | 0 g | |
食塩相当量 | 0 mg |
味を一言で表現すると!?
ネットではサイダーだのスプライトだの激論が飛び交ったそうですが、果たしていったいどんな味なのでしょう。
コーラがちゃんと再現されているのか気になるところですね。
ふーむ、匂いはコーラっぽい……
味は……ゴクッ
あっ・・・・
味はちゃんとコーラっぽくなってます。でもちょっと違う。
これを一言で表現するなら、ほんのりレモン風味のコクが薄い人工甘味料のコーラということになると思います。
この表現以外、他に表現しようがない。
なので、他の何の飲料水に似ているかという議論は、ほぼ意味のないものだと思います。ほんのりレモン風味のコクが薄い人工甘味料のコーラなのですから。
やはりカラメルがないと味に深みが出ないということなのでしょうか。
カラメル色素の用途は色だけでなく苦味やコクを与え、時にはロースト感を出し、さらにフレーバーとの相乗作用もあるとされています。
開発には50種類以上のサンプルが用意された
コカ・コーラクリアの企画は日本で、開発は本社米国で行われました。コカ・コーラの製品はすべてアメリカ本社で開発されているとのことです。
「コカ・コーラ」独特の液色には、カラメルが必要不可欠です。しかし、液色を透明にしようとするとカラメルは使えません。「コカ・コーラ」から発売される透明炭酸飲料には、味、甘さ、酸味、刺激などの絶妙なバランスが必要で、さまざまな原材料、フレーバーを吟味しました。調整と試飲を重ね、50種類以上のサンプルを作り、最終的にはレモン果汁を加え、ゼロカロリーで爽快感と刺激が組み合わさった「コカ・コーラ クリア」が誕生しました。
50種もあってその中から1つを選ぶというのは至難の業だと思うのですが、そう考えるとこのフレーバーがよりおいしく感じられるかもしれませんね(笑)
まとめ
深みを求めるなら普通のゼロカロリーのコーラを、周囲の目を気にしなくてはいけない状況ならこのコカ・コーラクリアを、という風にコークマニアなら使い分けたいところ。
ではリピートしたいかと言われると、たまには飲んでもいいかなと思います。さっぱりしたコーラ味を楽しみたいときもあるでしょう。
まあそもそも、人工甘味料の味は好みの分かれるところだとは思うますが、それが許容できる人であれば一度は飲んでみることをおすすめします。
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