こんにちは、下ネタ撲滅キャンペーンブロガーあるのん@_arnon_です。
とある休日の昼下がり、四方を山に囲まれた奥飛騨温泉郷を頭文字Dよろしくドライヴしていると、なんだか不思議に気になる看板が目に入ってきました。
へえ、すっぽん・・・ねえ
ファッ、生涯現役センターとな!!?
生涯現役っていったい何のことだろうか。
一生働き続けなきゃいけないだなんて人生つらいよ…
人生に悲観しそうになっていると、さらなる妙な看板が視界に飛び込んできました。
男性にも更年期あり!!?
男性ホルモンの分泌不足によって、相対的に女子力が高まってしまうのでしょうか。
「ちょっと奥飛騨で牛ホルモン食べてくりゅ♡」…とか言いたいところですが、それはまたの機会にするとしまして、この謎の看板が指し示すある建物が気になってしょうがありません。
まあ別に謎でも何でもなく、こちらが『ナガセスッポン養殖場』となっております。
店舗の裏が養殖場です。
ナガセスッポン養殖場 店内
平成26年にリニューアルされたという店舗は、木を基調としたモダンな造り。
注意したいのが、こちらのお店はすっぽんの料理店ではなく、すっぽんの各種加工品を販売するところなんですね。(料理店には食材としてのすっぽんを卸しているそうです)
売り場のすぐ横にある説明室ではCMや商品の説明を見ることができ、また旅の休憩所として利用することもできます。
実はこちらの一番の目玉と思われていた『小さな水族館』(閲覧無料)は現在ではなくなってしまったとのこと。
残念ではありますが、その代りにちょっと不思議で面白い展示室があるので、そちらを覗いてみることにしましょう。
売り場の奥の階段で地下に降り、この通路を通って展示室へと向かいます。
展示室
広い・・・
平成二十九年秋巡業 大相撲高山場所 協賛記念展
どんな鈍感男(春日恭介など)も一発でわかる展示室内の相撲推し。
どうやらこちらがスポンサーだったようですね。
おそらく推しメンは稀勢の里関でしょうか。
次に、小さな水族館がなくなって人生に絶望しそうになっていた人たちに超朗報!!!
小さな小さな水族館(仮称)
すっぽんさんの優雅な遊泳を拝見することができます。
定期的に空気を吸いに水面に上がってくるのがちょっと愛らしい。
さらに、壁にも注目するしかない!!
すっぽんQ&A
誰もが知りたかったであろう、すっぽんに関する垂涎ものの情報がズラリ。
「雷が落ちても離さない」と言われるすっぽんに噛みつかれたときは、水につけてあげるとスッと離してくれるという情報などもはや課金クラス。
図らずも川ですっぽんに噛みつかれてしまっても、もはや慌てる必要などありませんね。
最後に紹介するのがこちら。
展示室の中でもひときわ異彩を放つこのエリアは、全国推定約180万人(あるのん妄想)のすっぽんマニアらもきっと夢中になるに違いありません。
オリジナル缶バッジ 200円
ブロガーとしてはぜひ購入しておきたいところですが、何ぶんこのとき小銭がななくってさあ~。。。
謎の御神体
石!!?…と思ったらただの石ではありませんでした。
すっぽん!!!?
そう、石の表面にはすっぽん模様が映し出されています。これはすっぽんフリークでなくとも崇めなくてはいけませんね。
とまあ展示室はこういう感じでして、では再び売り場へ戻ってお土産を選ぶとしましょう。
色々ありますな。
すっぽん粉末、ドリンク、オイル球、カプセルに、すっぽんスープやすっぽん飴にすっぽんあられまでありますよ。
ひとしきり悩んだ末、ぼくはこれに決めました。
はい、すっぽん活血泉。
いわゆるすっぽんドリンクですが、通常のものと比べて血のエキスが25mg増量されたもので、価格は通常のものより216円高い756円(税込)となります。
健康ドリンクとしては、なかなかのお値段です。
そして後日、ついにその日が訪れる!
問題はいつ飲むか。ただ普通に飲んだだけではその効能がよく実感できないかもしれない。
そう思っていた矢先、ドリンクを飲むべき絶好のタイミングがやってきました。
ある平日の仕事帰り、突発的に八尾町の有名なおわら風の盆の前夜祭に行ってみたくなったのです。
仕事で疲れた身体で八尾の街をもそもそと徘徊すれば、きっとさらに疲労感は増すだろうという魂胆ですね。
荷物は一眼レフカメラとすっぽん活血泉、そして万が一不本意にもみなぎってしまったときのための夜のおかずを用意していきました。
その気になる夜のおかずとは・・・
カバーから伝わるこの禍々しさ・・・
官 能 小 説 ・・・!?
まあ、こいつの出番はおそらくはないでしょうが、念の為ね、念の為。
さあて、仕事でヘトヘトなのに八尾町の中を歩き回り写真を撮りまくって、開始前の7時半頃から終了の10時過ぎまで飲まず食わずで過ごしてきましたよ。
普段はなんてことのない普通の橋が、この時期はおわらの欠かせない情景の1コマとなります。
前夜祭は予定よりかなり遅れてスタートしたものの、おわら前夜祭はすこぶる良かったので前夜祭もおすすめです。
ここ最近夜は涼しくなってきたとはいえ、会場周辺はまだまだ汗ばむ気候。
もう身体はヘトヘト、喉はカラカラ。
きっとこのままでは翌日まで疲労が残り、朝起きれなくて無断欠勤してしまい仕事を追われ、血迷ってブログ1本で生活することを決意してしまうかもしれません。
そうはなるまい!と、前夜祭からの帰りの車の中、ついにその封印を解くときがやってきました。
封印シールを剥がすそのときが!
意外と頑固な封印シール。
そう、まるで開けられるのを拒むかのように・・・
頼りにしてるぜ、相棒!!!
ちなみに、単なる好奇心でこれを紙コップに移し変えてた結果。
なんという赤。
まるで真夏に食べるかき氷のシロップのような不自然な鮮やかさです。
匂いは・・・
ううっ・・・健康ドリンクに漢方要素を足したような薬っぽい感じ。そんな激しく抵抗はないけど、あまり好ましい感じでもないというか。
いざっ、参るッッ!!!
あれ・・!?
なんか甘くて軽い感じ。
何コレすんごい飲みやすい。栄養ドリンクよりも軽いとは。
う~む、これがその辺の健康ドリンクよりもお高いとは…。まあ味で決まるわけではないのはわかっちゃいるけども。
──── 飲んで数分経過 ─────
なんか身体の中が熱くなってきた・・・
カラッカラの身体に染み渡るすっぽん活血泉。この未知なる感覚に驚きと興奮の高まりを感じずにはいられませんでした……が、特にそれ以外の何かは感じられませんでした。
家に着き、念のため夜のおかずを手にとって眺めてみました。
やだ、ムラムラしちゃったらどうしよう……///
官 能 小 説 ・・・
…用語 表現 辞典!!!!
古今東西のあらゆる官能小説より選りすぐられた官能用語の数々。
ある記事のためだけに購入した本でしたが、たまに見てしまうとずっと見てしまう不思議な魅力があります。
例えば、
「三段重ねの色違いの餅」
「いけない張本人」
「モヒカン族の頭髪」
など、これだけ見ればなんのこっちゃですが、実際の文章を見ると「こいつら天才かよ」と思わずにはいられません。
日本人のEROに対する情熱と想像力。そして日本語の無限の可能性に対してリスペクトせずにはいられないのです。
…おおっと、この下ネタ撲滅大キャンペーンブロガーあるのん。ついつい文学について熱く語ってしまいました。
とりあえず、官能用語表現辞典にムラムラくることもなく、翌朝も快適に起床できましたので、ぼくは会社を辞めずに済むことができました。
やはりすっぽん活血泉は優秀と言えるのかもしれませんね。
そういえばスッポンナガセの店舗のお兄さんに「このドリンクってどんな効能があるんですか?」と聞いてみたところ、「疲労回復ですね」とおっしゃっていたので、ムラムラ効果については元々そう期待できるものではなかったのかもかもしれません。
ってちょっ、そうなると生涯現役の話はどうなるのん!!?
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