こんにちは、富山人あるのん@_arnon_です。
飛騨高山には「キュルノンチュエ」というソーセージ・生ハム・ベーコンの有名な工房があります。
オープンして既に20年は経ってるはずですが、そのようなお店は当時大変に珍しく、また味もすこぶる良かったためにぼくも友人らも大いにハマったものです。
キュルノンチュエの製品はたま~に富山でも買えることがあって、近年はお店にいく機会も減っていましたが、この度十数年ぶりにお店に行ってみることになりました。
国道41号線、神岡本町南の信号を西へ曲がってしばらく進んでいきます。
するとお店の看板が見えてくるはずなのですが、曲がるべき道が細すぎてつい通り過ぎてしまうのがキュルノンチュエあるあるではないでしょうか。
はい、今回も無事通り過ぎてしまいました!
キュルノンチュエのお約束。
道路の両側に看板があるので、ナビやGoogleMapで近くまで来たらスピードを落としてゆっくりめに走りましょう。
このすれ違えない道を進みながら、「頼む、向かいから車来ないでくれ・・・」と祈るような気持ちで進んでいくのもまたキュルノンチュエあるあるです。
周囲はなんもない感じですが、その中にひっそりと工房が存在しているのです。
なぜこのような場所に工房を構えたのかというと、このお店をオープンさせたオーナーはかつてフランスのコンテ地方ジュラ山地で修行されていたのですが、その修行された風土に近いところを探したらこの土地になったとのこと。
工房に到着。舗装されていない砂利の部分が駐車場になっています。
久しぶりすぎてちょっとドキドキするなあ~
ウホッ、いい香り!
熟成したお肉のいい香りが店内に充満しています。
キュルノンチュエ看板商品の白かびソーセージがいっぱいぶら下がってるじゃないですか。
ジャンプしてかぶりつきてえ~!!八村塁さんならきっと余裕でしょうね。
このロマンあふれる絵面、いやもう燻製好きにはたまらんす!
うまそう
うまそう
うまそう
相変わらずどれも無茶苦茶うまそうやな~と思いつつ眺めていると・・・
我々一同「(ナンダッテー!!!)」
いつの間にそんな素敵なことになっていたのでしょうか。そんなこと言われたら試食しない選択肢など存在するはずがありません。
店内を見物しつつ待つことしばし・・・
いよいよお皿が運ばれてきました。
画像は3人前
うおおおおおお!!!!
ここまで豪気な試食になるとは誰が想像できたでしょうか。
お店のお兄さんが一つ一つ丁寧に解説してくれましたが、ええ・・・もちろん全部覚えられるはずがありませんとも!
定番の白かびソーセージ、奥美濃古池鶏腿肉燻製、香り高いソーセージ(既に曖昧な記憶)、どれも間違いのないおいしさ。
こんなうまいものをいただきながらお酒が飲めないなんてある意味拷問では!?・・・と思いつつ、これらの中で特に気に入ったものを中心に購入してみました。
さあ、楽しい宴会の時間がやってまいりました!
ソオスィス・ドゥ・ジャルダン
㊾庭先のハーブ入りソーセージ 100g530円 4本入220g1,166円
試食でいただいたこのソーセージが無茶苦茶おいしかったので即買い。
ギュッと詰まった肉感と、どこか懐かしい香りのする絶品ソーセージ。
「庭先のハーブ入りソーセージ」が日本語の商品名ですが、実際に庭先で生えているハーブを混ぜ込んだものだそうで、懐かしさを感じるのはきっとぼくも庭先の雑草を食べて育ったからかもしれません。(一緒にするなと怒られそう)
リエット・デュ・マン・スペシャリテ
㊱ココット入り1個 120g 972円
昔はこれもよく買っていました。
内臓は入ってないので味は一点の濁りもなくスッキリ爽やか。肉々しい食感もまた心地よい。
クセもなくシンプルにおいしいので、様々な料理において活躍することでしょう。
コッパ・ア・ラ・“フルール・ブランジュ”
㊳豚肩ロース白かび熟製品 100g 1,850円
定番の白カビソーセージをもう少しだけ高級にしたタイプ。
これも試食があまりにおいしかったのでゲットしてみました。
なんとも食欲をそそる芳しい香りがたまりません!
噛みしめるたびに余すことなく引き出された肉の旨味と、香辛料の心地よい香りが口内いっぱいに広がっていきます。
定番の白かびソーセージよりもさらに濃厚な味わいがクセになる味で、濃いめのワインとウイスキーでたっぷりと堪能させていただきました。
超おすすめです!
商品一覧など
こちらで扱っている商品一覧、好きな人なら涙鼻水を垂らして喜ぶであろうギフトセットや、FAXで購入できる用紙などを購入時にいただきました。
キュルノンチュエまとめ
久々のキュルノンチュエはやはり最高としか言いようがありませんでした。
今やあらゆるものがネットで購入できる便利な世の中になりましたが、店舗に行ってみることで伝わってくるものもまた色々あるものです。
人・土地・モノ、これらが三位一体となってこの素晴らしい味を生みだしているのです。
ぜひ現地に行って、試食して、いっぱい吟味して、ちょっと贅沢な最高の晩酌を楽しんでみてください。
住所:岐阜県高山市清見町牧ケ洞3154
電話:0577-68-3377
営業時間:10:00~18:00
定休日:毎週火曜日
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