ぼくが小学生のとき、猫を一時期飼っていたことがある。
当時アパート住まいだったので、ずっと飼い続けることは難しくてやがて貰われていったのだけど、ぼくにとって猫という生き物はこのときの楽しかった思い出が原点となっている。
このとき飼ってた猫がキジトラ柄だったことから特に日本猫に対して思い入れが強く、「キジトラマンセー!」「三毛猫サイコー!」という調子であったが、いわゆる横文字の猫種に対しては特に思い入れはなかった。
そう、もふもふかんに訪れるまでは・・・
ねこカフェ もふもふかん
高岡市の国道8号線沿いにあるねこカフェもふもふかんは、2019年12月にオープンしたばかり。
ちょっと目立ちにくい郵便局の西隣りのビルが、ねこカフェもふもふかん。
8号線を挟んだ向かいにはボーリング場と、奇抜な店名で話題の食パン店が目印だ。
駐車場はもふもふかんの建物の西側(2軒隣り)にある。
店舗入口にはキャストの写真がズラリ。ねこ好きにとってはどんなホストクラブよりも魅力的であるに違いない。
もふもふかんのシステム
基本となる料金は大人30分600円、学生500円、学生未満100円でニャン・・・ ワンドリンク付。
延長料金が15分毎に+200円、猫のおやつ+100円、おもちゃは無料で使用することができ、初めてのお客さんには細かく丁寧に説明してくれるので猫カフェ初心者にも安心だ。
靴を脱ぎ、手指を消毒し、荷物をロッカーに入れるといよいよ入室となる。※裸足の人はスリッパを履く
現在は入室制限を行っていて予約優先ということなので、予約をしてから行くことを強くオススメする。
予約電話番号:090-9445-9592
猫ルーム
眼前に広がるパラダイス銀河。
与えられた30分をどう過ごすかは貴方の自由。さわる、抱く、眺める、おもちゃで遊ぶ、おやつをあげるなど、まさにフリーダム。
それぞれに楽しい時間をクリエイトしていただきたい。
プロフィール帳もじっくり見てみたいところだが、時間が迫って気が焦って「こんなはずではなかったに?」とならないように気をつけたいところ。
み、見れにゃい・・・
ベンガルのモナさん♀
よそ者のあるのん氏に興味津々な模様。
ぼくも君に興味津々だよぉ(*´ω`*)ハァハァ
ノルウェージャンフォレストキャットのアイルさん♀
ただ座ってるだけなのに、気高く凛としたこの佇まいはどうだ。あるのん氏より血筋良さそう・・・
そんな彼女にもモフり放題。ちょ、セクハラとか言うんじゃない!
ああ、そんな目で見つめないでええええ~(*´ω`*)ハァハァ
こ、これは・・・!?
もしや我があこがれの三毛猫さん!!?
・・・と思いきや
マンチカンのすずさん♀
足みじかっ!!!
足みじかっ!!!!!
しかし筋力は発達してるので運動性能は他種の猫とあまり変わらないらしい。
スコティッシュフォールドのマイケルさん♂
猫トンネルに向けておもむろにカメラを入れた瞬間、マイケルさんがカメラに飛びかかってきた!
彼の領域を侵す者は、何人であろうとマイケルさんの餌食となるのだ。
この猫トンネルはマイコーにとってのネバーランドなのだから。
でっか!!!!
この存在感、風格、まさにもふもふかんのボスと言えよう。
このメインクーンという猫種は体長1メートルくらいあってギネスブックに載るほどの大きな猫であるが、賢く温厚で人にも懐きやすく飼いやすい猫であるとのこと。
そしてこの猫の名前は実際ボスさん♂だったという。
オプションおやつ
猫カフェでは絶対におやつをあげるべし
なぜなら、この瞬間だけは猫さんにモテモテになるエンペラータイムが発動するからに他ならない。
これまでに行ったことのある猫カフェでは漏れなくおやつをオーダーしているが、あるお店では総出でグイグイ迫ってくることもあれば、あるお店では意外と関心をしめさなかったりと、それぞれのお店によって猫たちの反応が異なるのもまた面白いところだ。
さあて、もふもふかんの猫さんたちはいったいどんな反応をするのだろうか。
おやつを注文してお店の人が用意を始めた瞬間、猫さんらが続々とお集まりに・・・!!
おやつの内容は黙ってる猫も泣く「ちゅ~る」。
この熱い視線はどうだ。
まあ言うまでもなく、視線は人にではなくちゅ~るに集まっているわけであるが。
しかし猫さんらの熱い視線ほどにはグイグイ来ないというか、意外と膝まで登ってくるのはごくわずか。
高貴な彼らにとって、はしたなく迫るのは「お里が知れてよ?」ということなのかもしれない。
ミカさん♀は女の子ながら、ウ~ウ~唸りながら食べるのがとってもキュート♡
/ ウ~・・・ ウ~・・・ \
耳がややバッファローマンみたいけど、この唸り喰いには誰もが萌えるに違いない。
たくまさん♂は食べてるのか寝てるのかよくわからないところがきゃわゆい♡
/ ペロペロ \
あああ・・・・・
なんと至福の時間よ・・・(*´ω`*)ハァハァ
/ にゃいけど? \
おやつの切れ目が縁の切れ目。現実に引き戻される瞬間である。
その魅惑的な肉球で、ス~ッとおやつを自分に引き寄せにかかるテクニシャンそらさん♂
そしてボスもまたその肉球で「すまんの、これはワシのもんじゃけえ」と言わんばかりに部下のアガリを横取りにかかる。
爪も出さず優しく引き寄せる猫さんらのアピールに抗うすべなどあろうはずがない。人間とはなんと無力な生き物であろうか。
最後はボスによる後始末。
部下の不始末は親分が責任をとる。なんとも頼もしいボスっぷりではないか。
しかしこの光景、まるで自宅でのあるのん氏のようだ。
/ おもちゃ無料 \
もふもふかん まとめ
夢のように楽しい時間はアッという間に過ぎていった。
日本猫が好きだったぼくも、これからは「日本猫も好き」と言えるほど至福のひとときを過ごすことができたことに感謝したい。
やはり猫は猫。どの猫もそれぞれに個性があって魅力的なのだ。
退店時に15分延長無料クーポン券やポイントカードがもらえるのでしっかり保管しておこう。
コロコロも貸してくれるので、衣服に着いた猫の毛をとることができる細やかな気遣いもうれしいポイントだ。
さあ、素敵かわいい猫さんたちに会いに行こう~!
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