こんにちは、富山人あるのん@_arnon_です。
オープンしてからずっと気になっていたあのお店。
そう、そのお店とはまさに塚田農場のことでありますが、コース料理はずっと4人以上からだったのが、昨今の新型コロナの影響か2人からでも利用できるようになっていたので、さっそく予約して行ってきました。
塚田農場はこだわりの地鶏を中心とした九州料理が楽しめる、全国チェーンの居酒屋です。
塚田農場は「宮崎県日南市 塚田農場」「宮崎県日向市 塚田農場」「鹿児島県霧島市 塚田農場」「北海道シントク町 塚田農場」などのブランドがあり、今回行ったお店は鹿児島県霧島市 塚田農場 富山駅前店です。
※宮崎県はみやざき地頭鶏、鹿児島県は黒さつま鶏、北海道は新得地鶏を使用
鹿児島県霧島市 塚田農場
お店の入口で手指の消毒と検温を行ってからの入店となります。
通されたテーブルに着くと・・・ おおおっ!!?
テーブルにはメッセージカードが!!
まるで旅館にでも来たようなほっこりとした気分になりましたよ。
最初に断っておくと、今回ぼくがブロガーであることやあるのんを名乗ったりはしていません。
地鶏銘々コース おしながき
90分ラストオーダーの飲み放題が付いて、3,500円(税込)のコースです。
お品書きまであるとは凝ってますよね。こんなリーズナブルなコースなのにお品書きまであるとは、ちょっとした贅沢をしている気分になるってものです。
飲み放題メニュー
生ビールがプレモルなのも嬉しいけど、九州料理ということでやはり焼酎が充実していますね。
サワーやハイボールなども、他のチェーン店にはなかなか見られないこだわりが感じられます。
つくねスープ
最初がスープとは小洒落てますね。スープの中にはつくねが入っていますが、スープの濃い旨味がなんとも食欲をそそるんですよ。
言うなれば「鶏白湯塩ラーメンのスープ」という味で、これにご飯を入れたり麺を入れてもおいしそうだなあ~なんて考えてたり。
地鶏のおつまみ三点盛り
右から鶏皮チャンジャ、低温調理のむね肉のおろしポン酢、砂肝ねぎ生姜。まるで創作料理のような雰囲気ではありませんか。
鶏皮チャンジャはまさにチャンジャそのものの味で、素材が鶏皮なぶん歯ごたえがソフトでクセもなく食べやすくなっています。
むね肉は自分で調理すると熱を通しすぎて固くなってしまいがちですが、このむね肉はとっても柔らかくておろしポン酢のさわやかな酸味がまるでちょっとした高級料理のようです。
同じく低温調理された地鶏の砂肝を刻んだねぎと生姜でいただくのですが、これが素晴らしく歯ごたえが良くて癖になる味です。
なんかもうこの前菜だけで胃袋を鷲掴みにされた感じですよ。
しらすのさっぱりサラダ
さっぱりとした酸味の清涼感あふれるサラダ。
しらすが入るだけでグッと肴感がでますね。
【名物】鶏炭火焼串
こ、これは・・・ 豪快すぎるゾっ!!!
このメニューは看板メニューの黒さつま鶏地鶏炭火焼を串焼きにしたものと思われます。
豪快な炭火で一気に焼き上げるこのメニューは、皮のパリッと感、炭火の香ばしさ、レアさを残したジューシーな肉の旨味が存分に楽しめる逸品です。
ビールもうまいけど、九州料理にはこのさつまハイボールがめっちゃ合う。
ウイスキーのハイボールよりも和食に合うと思うので、ぜひ飲んでみていただきたいですね。
手羽餃子
開発に6年かけたという塚田農場自慢の手羽餃子。
地鶏の手羽につくねを詰め込んだもので、パリッと感とふっくら感の同居した鶏皮が中の餡と絶妙に絡まって、得も言われぬ味わいを醸し出しています。
ちなみに骨のほうも中はしっかり餃子になっていますからね。
秘伝の壺味噌
先ほどからテーブルの片隅でアピールするこの「秘伝の壺味噌」とやらが気になってまいりまして、お店のお姉さんに聞いてみました。
そっかあ~、まあ無いんじゃしょうがないけど、無いとなるとよけい気になってくるのが人情というもの。
でも無いんじゃどうしようもないので、諦めて料理やお酒を楽しんでいたその刹那・・・!!
まとまった在庫もないのにわざわざ用意してくれただなんて、そのお気持ちがめっちゃ嬉しい~!どうもありがとうございます!!
早速いただいてみましたところ、う~む、確かに・・・!!
変に甘くないのでこのままでいい酒の肴になるし、もちろんご飯にも合うだろうし、野菜や料理にもつけてみたりすると味わいがより豊かになります。
カシューナッツのコクが味噌の味に大きな陰影を与えていますね。
とても気に入ったのでネット通販で張り切って購入しようとしたところ、3つほどサイトを見てみましたがすべて在庫切れでした・・・。今度ぜったい手に入れるんだい!
若鶏のチキン南蛮串
日本唐揚協会主催「第10回からあげグランプリ」のチキン南蛮部門で、最高金賞を受賞したというチキン南蛮です・・・と、お姉さんが教えてくれました。
肉厚で柔らかな鶏肉をサクサクした衣もさることながら、このタルタルソースがとってもおいしい。
タルタルソースには提携農場特注の「塚だま」と言われる卵が使用され、マヨネーズ、たまねぎ、ピクルスを毎日お店で合わせているというこだわりのタルタルスース。
味が濃厚ながらしつこくなく、このタルタルだけでもお酒がすすむこと請け合いです。
おつまみ三点盛り
なんと、ここにきておつまみ三種!? いや、確かにこれは・・・ アリだ!!
そろそろお腹も膨れにかかってきた頃に、ちょこっとつまめるさっぱりした肴があるのはとってもありがたい。ありそうでなかったこの発想もすごいなあ。
この三点の中でも特筆すべきは真ん中の一品。
明太ポリポリというメニューですが、これは厚切りの切り干し大根を明太マヨで和えたシンプルな一品。
爽やかな大根の風味とバツグンの歯ごたえに加え、さっぱりとした明太マヨの味がなんとも後を引く味です。
斬新だけど決して奇をてらってない、なんと心に響く味でしょうか。
これは後日談ですが、某Tさんが明太ポリポリを食したところ、一口めは否定的だったのに、二口、三口と食べていくと突然、「何これだんだん美味しくなってきた」と気に入ってきたようで、最後はテイクアウトまでしていった・・・ といえばその魅力がおわかりいただけますでしょうか。
え、わからない? まあそう言わずに一度食べてみてくださいよ。
肉巻きおにぎり
コースの締めは肉巻きおにぎりで。
特製醤油ダレで甘辛く味付けされた豚肉と、おにぎりの一体感を味わいながら余韻に浸りましょう。
メニュー
メニューを眺めてみると、今回出てきたコースのメニューは塚田農場の代表的なものばかりが選ばれているようです。
初めてのお客さんにも塚田農場の魅力が伝わりやすいメニュー構成といえるでしょう。
サービスも満点で抜群のホスピタリティ
・ジャブ
塚田農場の社内では「ジャブ」と呼ばれる接客システムがあり、スタッフがお客さん1人につき400円までのサービスを無料で提供できる権限が与えられています。
このおもてなしは全店共通のものもあれば、店舗独自のものも数多く存在するとのこと。
・昇進システム
来店するたびに主任→課長→部長と出世していく名刺がもらえるそうです。今回はいただきませんでしたが、昇進システムは店内で見かけたので聞けばもらえたのかも。
万年平社員的存在のあるのん氏も社長や会長になれるビッグチャンス!!
・持ち帰り味噌
先ほどいただいた味噌は実は帰り際にタッパに入れてもらえるらしい。
慢性的な味噌不足が深刻化している模様?
ホスピタリティの高さに評価のある塚田農場ですが、全国チェーンということで過度な期待はしていませんでした。
今回訪れてみて、味よし、コスパよし、サービスよしの内容に大いに満足し、またぜひ訪れたいお店の一つとなりました。
そしてコースを予約できる人数ですが、サイトを見ると現在は4人からの予約になっています。
しかし、サイトからは4人からでないと申込みできないかもですが、直接電話をいただければ2人からでも大丈夫ですよ、とお姉さんは言っていました。
この辺はもしかしたら店舗によって対応が違うかもですが、2人でも直接電話して聞いてみるといいと思いますよ。
帰り際にいただいたうまい棒で締めの締め。
皆さんも、ぜひぜひこの満足感を体験してみてくださいね。
コメント