こんにちは、富山人あるのん@_arnon_です。
皆さんは御存知でしたか?
富山ラーメン界のキングダム「富山ラーメン王国 まるたかや」に煮干ラーメンが存在しているということを。
富山駅前で飲んだ締めのラーメンは圧倒的にまるたかや派な小生。シャキッとした醤油味の豚骨スープが酔っ払いの胃と大脳をしたたかに刺激してくるのです。
そんなまるたかやの煮干ラーメンとあれば試さないわけにはまいりません。噂を聞きつけてかっ飛んでいきました。
煮干ラーメンを提供しているのは現在、豊田店と駅前店のみとのこと。
煮干ラーメン 980円(税込)
おおおっ!?
あ、淡い・・・
通常の醤油ラーメンと比べるとその差は一目瞭然。このあるのんの目はごまかせねえ!(誰もごまかしてない)
頂点に君臨なされる煮干しさんがチャームポイント。
世の中に煮干ラーメンは数あれど、煮干しそのものを乗っけてしまったラーメンはそうそうない気がします。
食べてみると・・・ うん、煮干しの味ですね。
煮干しそのものを食べたのなんていったい何十年ぶりでしょうか。確か我が家では、煮干しは煮干しでもおやつ用の小さい煮干しが出てきたっけなあ。・・・おっと、ついノスタルジーに浸ってしまった。
煮干し一つで、なんと巧妙な作戦でしょうか。
いつもの強い醤油感は鳴りを潜め、さっぱりとした淡い味に煮干しと生姜の爽やかな味が共鳴しています。
この静かな味わいには大いなる情熱が宿されているのでしょう。
まるでこれは、静かなる闘志の異名を持つ岬くんのようなラーメンではありませんか。
いわゆるガチガチのセメント系ではなく、ほどよく溶け込んだ感じのさっぱり濃度の煮干しラーメンであります。
なんとも身体にやさしい味のラーメンで、まさに飲み干す一杯というべき仕上がりです。
そしてクライマックスに油かすとにんにくを入れてボルテージアップ!!
人の身のまま吸引器と化すれば最後の一滴まで飲み干すべし!!
追記情報!
2021年7月に再訪してみたところ、チャーシューは炙られていて煮干し感がより増していました。
以前は豊田店でも提供されていましたが、現在は富山駅前店のみの提供のようです。
ひっさびさのラーメンはまるたかやの氷見産煮干しラーメン。レギュラー化しただけあってか、以前よりも煮干し感が増してて満足度の高い一杯ナリ😋🍜✨ pic.twitter.com/HbiNGknKkl
— あるのん🍀富山のグルメとブログ (@_arnon_) July 3, 2021
煮干ラーメンまとめ
まるたかやの煮干ラーメンは、ひたすら軽やかでじんわり染み入るような旨味の一杯でした。
ただお値段が普通の醤油ラーメンが720円なのに対し、煮干ラーメンが980円なのでちょっと割高には感じるのですが、煮干し好き薄味好きの人はぜひ試してみてほしいです。
この絶妙なおいしさのラーメンをぜひ一度堪能してみてくださいね。
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