こんにちは、富山人あるのん@_arnon_です。
富山市中央通りを闊歩していたところ、とあるオシャンティーなお店に目が止まりました。
HOTORIといえば1階がカフェ、2階に「ほとり座」という映画館があり、フード・映画・アートを発信するスポットです。
ということで今回気になったものがこちら↓
ほとりそばとな!?
しかもほとりそばは土日限定・ランチタイム限定という狭き門をくぐり抜けないと食せないということで、障害は大きければ大きいほど燃えるぼく。
こんなん食べてみるしかないじゃないですか!
ほう、いい感じですねえ。・・・と座ろうとしたら「カフェですか?お食事ですか?」と聞かれました。
食事の場合はまず席を決めたらカウンターにてオーダーと会計を先に済ませるというシステムのようです。
ランチメニュー
カフェメニュー
会計まで済ませたなら、料理が出てくるまでまったりと過ごしましょう。
カウンター席もちょっとおしゃれな感じ。
ほとりそば(トリップセット付)¥1,000
ほう、これはなんとも楽しい絵面ではないか。
しかしトリップセットとはなかなか穏やかでありませんね。まさか非合法的な・・・!?いやまさかね。
ちなみにトリップセットが付かない「とりそば」は¥800となっています。
このままでもとってもおいしそうなラーメ・・・ そばですねえ。
ほとりそばのおいしい楽しみ方
- まずは、そのまま!
- トッピングでお好みにカスタマイズ
- 仕上げは「追い飯」でお茶漬け風に!
【1】まずは、そのまま!
まずは普通に食べてみましょう。
小矢部産「火ね鶏」とたっぷりの野菜をじっくり煮込んで、和出汁ベースのタレで仕上げた無化調スープ。
透き通るようにきれいな味に仕上がっていて、素材の良さによって奥行きを感じさせる味わいがあります。
上に乗ってるチャーシュー的な鶏肉がとっても柔らかくしっとりしてて誠に美味。
鶏肉の下にはほうれん草が敷かれています。
しかしこのラーメ・・・ そばですが、このままでもほんのりと異国感を漂わせています。
その理由はこちら↓
この不思議な触感の麺がそう感じさせるのです。
中華そばの麺というよりは、この平たくてつるつるした感じがベトナムのフォーっぽい。
この麺は国産小麦を独自にブレンドした特注品とのこと。
トリップセットを入れない素の「とりそば」はなかなかに軽やかな仕上がりといいますか、「脂っこいラーメンはきつい」とか「味の濃いラーメンは好きじゃない」という人にオススメかなと思います。
【2】トッピングでお好みにカスタマイズ
ではいよいよラリ・・・ トリップをキメてみたいと思います。
フライドオニオン入り鶏そぼろ
ニンニクチップも入ってて、これは何に入れてもおいしくなる予感しかありません。
パクチー
好き嫌いの分かれるパクチーですが、ライムを絞ればさっぱりといただけます。
サテトム
サテトムとはベトナムのラー油のことで、レモングラスやら魚醤やら乾燥エビなども入っていて濃厚な味と旨味が特徴的。そして赤唐辛子も多く使われていてかなり辛い。
炒め物にはもちろんのこと、フォーの味変などにも使われるようです。
ドヴァーっと入れていきましょう。
出会ったときは清楚だったあの子が、エキゾチック感漂う大胆な女性になってもーた風。
なんだろう、この感じ・・・・
食べていると、不思議な感情が沸き起こってくる。
最初は日本風中華そばだったのが、どこでもドアを開けた瞬間にベトナムが押し寄せてきた感じ。
そう、まさにこれは食のトリップ体験だ。
麺を食べきった後も残りのトリップセットをぶち込み、スープを食べる幸せを満喫。
本当はここで「追い飯」を投入してお茶漬け風にいただくのがオススメとのことですが、これでも十分楽しむことが出来ました。
どうもごちそうさまでした!
あとがき
今回は不思議な体験をさせていただきました。
パクチーがどうしても苦手という人は鶏そぼろとサテトムだけ入れるのもアリなので、なんとも不思議な気持ちになるこのトリップ体験をしに訪れてみてはいかがでしょうか。
「脂っこいラーメンは苦手」とか「他にはない個性的なラーメンが食べたい」という人にもオススメだし、富山にいながら一瞬でアジアンヌードルに様変わりする瞬間はとても楽しかったですよ。
土日のランチタイムはHOTORIでトリップと洒落込みましょう!
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