こんにちは、富山人あるのん@_arnon_です。
お腹は空いてるのに、自分が何が食べたいのか、何を食べれば満足できるのかわからないときってありません?
とある昼下がり、そんな気持ちを抱きつつ富山駅前を徘徊していました。
富山駅周辺には飲食店が多く、食べたいものが決まっているのであればほぼほぼシームレスなアクセスが可能。
しかし、これが、なかなかに決まらない。ガッツリとかこってりしたものは避けたいかな・・・ というくらい。
悩んだ挙げ句、「蕎麦かうどんがいいかなあ・・・」という気持ちに。
庶民の味方「立山そば」は大好きで飲んだ〆にもよく利用してますが、今日はしっかりと麺を食べたい。そんなKIBUN。
富山駅構内には「はなまるうどん」もありますが、ここはいよいよあのお店に行ってみるしかねえか!ということで訪れてみたお店。
自家製麺 杵屋
そう、富山駅に隣接するマリエとやまの6階にある「自家製麺 杵屋」にやってまいりました。
恥を忍んで申し上げますが、最初「杵屋」をなんて読むのかわからなくて思わずググったぼく。
杵屋は「きねや」って読みますからね。「昔とった杵柄」の杵です。はい、もう覚えましたね!
杵屋には蕎麦もうどんもありますが、うどんがメインコンテンツとなっていて「讃岐うどんをベースに店舗で毎日独自の製法でコシの強いうどんを打っている」ということです。
これは期待するしかありませんわ。
うどんメニューやセットメニューが充実しています。
メニュー
さっぱり食べたいと思ってたのに、こうメニューが豊富だと迷いに迷っちゃうじゃないですかあ。
蕎麦とうどんが両方食べられる「合盛ざる」に心惹かれたのですが、カツ丼とのセットはできないとのことで思わず頭を抱えてしまいました。
単品でカツ丼を注文するのはコスパがよろしくなさそうなので、ここは「ざるうどんとカツ丼の定食」で折り合いをつけました。
大人になると、歳を重ねていくと、思い通りにいかないことのほうが多くなるのです。
ということで待つことしばし。
カツ丼定食 ざるうどん ¥991(税抜)
おおお、いいじゃない。なんかホッとする。
こういう王道なビジュアルに安心感を覚えるのは日本人たる所以。
このずっしり感。
ちなみにうどんは半玉増量無料となっておりますので、ノータイムで乗っからせていただくことはやぶさかではありませんでした。
さっそくつゆに浸そうとするも、なかなか麺の切れ目がなくて50cmは持ち上げることになりましたが、それもまたダイナミックで良き。
う~ん・・・ これはコシがありまっそ~!!
麺はかなり太め、舌ざわりのつるっつるさがなんとも心地よく、のどごしも抜群。
噛みしめるとかなりの弾力があり、その後は滑らかに喉を通過していきます。
つゆもしょっぱすぎず、豊かな出汁の香りが素材の味を引き立てます。
そうそう、こういうのが食べたかったんだよ!
そしてこのカツ丼。
これぞまさに「THE・カツ丼」というべきカツ丼で、玉子たっぷりではあるけど特に半熟でもなく、カツのサクサク具合や肉の厚みも味付けもごく標準的な印象。
いえ、すいません・・・ 別にディスるつもりはまったくなくて、こだわりにこだわったものよりもこういう「カツ丼 of カツ丼」的なものが食べたいときってあるじゃないですか。ボリュームもセットにちょうどいい感じになってますしね。
ざるうどん単品のお値段が¥591なので、セットのカツ丼は¥400ということになります。
カツ丼の単品が¥546なのでなかなかのお得感がありますが、146円の差なら「合盛ざる」に単品のカツ丼をつけても良かったかなあ・・・ と、いつまでも未練たらしくウジウジ思い悩めるあるのん氏でありましたとさ。
ということで、やはり当初の思惑とは裏腹にガッツリいただいてしまいました。どうもごちそうさまでした!
まとめ
富山には美味しいうどんや蕎麦が食べられるお店はありますが、富山駅前限定となるとそう多くの選択肢はありません。
駅前で麺をすするとなるとまずラーメンを思い浮かべるかもしれませんが、どっこいうどんもなかなかのものでした。
立山そば、はなまるうどん、杵屋、氷見うどんが食べられる越中茶屋やあらさんなどがありますので、そのときの気分で使い分けるのが吉といえるでしょう。
コメント