こんにちは、富山人あるのんです。
いつものように富山駅前エリアを白昼徘徊していると・・・
ほう、新しい居酒屋ですか。大したものですね。
このご時世、新たなお店をはじめるにはこれまでに培われてきた自信と勇気が必須であるように思います。つまり、勇者!!
酒飲みとしてはそれだけで刮目に値します。
居酒屋 くだん
お店の外に掲示されていたメニューを穴が空くほど眺めてみたところ、これは良さそうな予感しかしない!!ということでさっそく友人らを召喚。
このお店は「醸家」の姉妹店ということなので、魅力的なメニューが多いというのも頷けるというものです。
付きだし
付きだしもうまけりゃ生ビールもうまい。
これはワクテカせざるを得ませんね。
くだんのサラダ ¥780
ローストビーフ・ごぼうチップ・アンチョビのサラダ。使用される野菜も多く、食感も良い上に別添えのドレッシングが濃ゆうまくて最高です。
さすがお店の名を冠したサラダだけのことはあります。
鶏の昆布締めふきみそ和え ¥780
こ、これも、うまい・・・!!
まず鶏の昆布じめが脂がのってて柔らかくておいしいのに、ふきみそとハーブの味わいが融合して得も言われぬ味わいです。
こうなると、お酒を何にするかは最重要の議題。
くだんには県内外の日本酒が揃っているのですが、ツレの「ワインもあるしたまには白ワインとかもいいんじゃね?」の一言にノッてみました。
うん、こりゃええわ!!
白ワイン一番安いものにしてみましたが、酸味も甘さも穏やかで飲みやすく料理にめっちゃ合いまくりです。
鴨タタキユッケ ¥880
これもうめえ~!!
生っぽさを残しつながら心地よい歯ごたえと鴨肉のおいしさがたっぷり堪能できます。鴨ってこんなレアっぽく調理できるんだなあ。
お漬物的な
漬け盛り大好きなツレのヒロシ。「漬け盛りってあります?」など、彼は初っ端からメニューにないものを頼みたがる傾向にあります。
残念ながら漬け盛りはなかったけど、それに近いものをいただくことができました。
山うど味噌漬けと、メニューには載っていなかった大根の漬け物。大根は「市販の色鮮やかなタクアンじゃね?」と思うかもですが、味は手作り感あふれる味でおいしい。
山うどに関してはあの独特の野趣あふれる味から旨さだけを抽出した味わいになっていて、とっても食べやすくてうんまいです。山菜が苦手という人にもぜひ試してほしいクオリティでした。
ぼくはどちらかというとあの野趣あふれる味が好きなんですけども(笑)
ブラックかきあげ ¥780
「富山ブラック」の知名度にあやかっただけのメニュー・・・なはずはあり得ませんでした。
サックサクで塩味もかなりあるのですが、意外と野菜が多くヘルシー・・・ だといいなあ~
一見ご当地グルメっぽいようで、他の何とも似ていない斬新なブラックかき揚げでした。
ねこくら工房の厚揚げ焼き ¥480
これは・・・ 外はカリッとして中はふっくらして薬味もたっぷりでンま~い!!!
白ワインが寂しくなってきたので、赤ワインをボトルで追加!!
ねぎの芯 自家製味噌で ¥480
「ねぎの芯」のパワーワードたるや。さらに自家製味噌ですよ、奥さん!ねぎ好きには食べない選択肢などありえません。
おおお・・・
これもいいですな~!!ねぎは噛み締めていくと後から辛味がやってくる感じで、自家製味噌の甘旨い濃厚さが辛味を引き立てます。
自家製ビーフジャーキー¥980
ほおお・・・ これもなかなか。
この細切りのビーフジャーキーは食べやすいのに味わいも豊かで後を引く味です。
肉厚しいたけ焼き ¥850
おふぅ!なんと立派なしいたけさんでしょうか。
軸がついたままのしいたけも珍しい。ちなみに「しいたけの石づきは食べられない」と聞いていた気がするのですが、実はしいたけの石づきはこの軸のことではなく、軸のさらに先っちょについている黒い部分のことをいいます。
画像では石づきの部分はカットされています。軸の部分は噛みごたえもありがたみもあってなかなかいいですが、やはり本体の肉厚でジューシーな旨さは格別なものがありました。
とやまポークのおつまみレアチャーシュー ¥950
レアチャーシューって意識高めのラーメン店ではおなじみのアレ!?・・・と思いきや・・・
肉厚な豚バラのレアチャーシューとは予想外でした。
濃ゆいタレに浸かっていてかなり濃い味付け。これはおいしい!!・・・んだけど、この脂と味付けの濃さでいえば薬味は辛子のほうがぴったんこかなあと。
さらにいうならば、せっかくのレアチャーシューなのでもっと脂の少ない部位のものも食べてみたいかな~とも。
厚切り牛タン長いもわさび ¥1,480
牛タンを長いもとわさびでいただくという贅沢。
牛タンも長いももそれだけで食べても美味しい・・・のに、それらをあえて合わせてしまった妙がなんとも楽しいではありませんか。
この牛タンも細切りですがこれは食事としての牛タンではなく、あくまで酒の肴として酒に合わせやすいサイズになっているのはありがたいですね。
カクテルとか
トマトサワー、大人ラッシー!シルキーシャワー、超濃厚ヨーグルトロック、どれも飲みやすくておいしいなあ。
ちょいと刺激がほしくて「黒七味」をトマトサワーに放り込んでみた・・・
黒七味の刺激は思いの外強くてこれはこれでいい・・・(悪ノリすいません)
超レアサービス!日本酒グラスキープ
ボトルキープはよく聞きますが、日本酒グラスのキープは富山ではちょっと聞いたことがありませんよ。
店内には数々の日本酒グラスが飾られていて、それを購入することで常にそのグラスでお酒が飲めたり、なんなら持ち帰ったり贈り物にすることもできちゃうのです。
う~ん、どれもすばらしく素敵なグラスばかりですねえ。
今回は写真メインでしたが、次回訪れた際にはもっと吟味してみたいと思います。
今回はノリでビールとワインをいただいて日本酒まで辿りつけませんでしたが、お酒はグラスによって味は変わるしお酒を飲む楽しさもまた格別なものとなります。
くだんの料理はどれもおいしくてオリジナリティも高く、オープンしてまだ間もないのに予約のお客さんでほぼ埋まっていたのも頷けるクオリティでした。
おいしいものに溢れたお店なので、これは行ってみるしかないですぞ!
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