長野にふらっとやってきて、蕎麦や郷土料理を堪能しまくった富山人あるのん氏。
蕎麦も、郷土料理も、どれも美味しかったけど、やはり・・・
やはり、ラーメンも食べてえ!!
今回は長野駅前を拠点にしていたのですが、もし長野駅前でラーメンの人気店があるのならぜひ行ってみたい・・・ 調べてみたら、ちゃ~んとありましたよ!!
幸運にも長野駅から徒歩4~5分ほどの距離に行列ができるラーメン屋があるということで、まあ開店30分前に行けば余裕っしょ~ヘラヘラ
清湯醤油 ほし乃
ふむ、お店が見えてきました。
開店30分前なのに既に数人並んでるっぽい。さすが人気店だなあ。
まあでもこのくらいは想定の範囲内。さてと並ぶか、と思って最後尾を確認したその刹那・・・
駐車場に向かってL字の行列が仕上がってた。
え・・・ まじで!?
一瞬軽く引きましたが、いや何を引く必要がある。むしろこうでなくっちゃ!!
今の富山でここまで並ぶのは貪瞋癡(とんじんち)くらいかな~と未知数の魅力に胸をときめかせながら、この待ち時間もさらなるスパイスとして味に上乗せしていくスタイル。
食券制だけど、両替は窓口で!?
ちょっと何言ってるかわからないけど、列が進むにつれてその意味がわかってきました。
店舗入口手前に窓口があって、ここで「注文を何にするか口頭で伝え、両替が必要ならしたもらう」というシステムなのです。
並んでいて自分の番になるとスッと窓が開いてお店の人が応対してくれます。
並んでいる間にじっくり戦略を立てましょう。なあに、時間はたっぷりある。
初めての人ならあらゆるトッピングがセットになった「特製醤油そば」と、トリュフソース入りの和え玉がおすすめです。和え玉は後からでも追加注文できます。
いよいよ入店を促されると、お店に入ってすぐのところに券売機があるので窓口でスタッフさんに伝えた通りに食券を購入しましょう。
ぼくはやはり特製醤油そばにしました。
座席数はわずかに9席。そら行列にもなりますわ。
ラーメン屋というよりは、なんだか割烹料理店にでも訪れたような気持ちになります。
チャーシュー増しってこういう意味かあ。角煮とロースのレアチャーシューとは恐れ入る。
それにしても、すべての飲食店にあるといっても過言ではないあの七味。地元での知名度パネえ・・・
特製醤油そば ¥1,200
ほおおお、これはうまそう!
あっさり醤油に見せかけて、意外と脂感つよいスープ。
唇に触れた瞬間少々ぬるく感じられたので、そのままぐいっと口に含んだら下はめっちゃ激アツで口ン中火傷しました・・・。いにしえの脂により熱が封印されていたもよう。
いや、しかしこれは・・・!!
うまいですな!!!系統的にはあっさり醤油のはずなんですが、比内地鶏を使用した出汁は実にリッチな味わいの清湯スープ。
一見シンプルなようでこれだけ精密な美味しさが感じられるのは、使用している素材が本物でありそれが適切に処理されているということで、それらが旨みの結晶のような味わいを醸し出しています。
麺は加水率低めの細麺つるシコタイプ。舌触りもよく喉越しの良さも楽しめます。
チャーシューは2種類あって煮玉子同様に熱の通し加減が絶妙。
最初にセパレートで提供されたチャーシューは、最初から丼に入っているチャーシューとはまったく違う調理法で提供されています。これは意識たけえ・・・
角煮は分厚いのに超絶に柔らかく旨み豊か。レアチャーシューは生ハムばりに薄いながら繊細なレア加減と塩味によって高級感を高めています。不意に割り箸でさわったら傷がついたほどに繊細。
これはもうビールとか飲みながらいただきたいものだけど、メニューには一切のドリンク系メニューがないという回転率重視のスタイル。
トリュフ和え玉 ¥250
せっかく長野に来て並んでまで入ったお店なので、和え玉まで楽しんでみたいという好奇心でオーダーしてみました。
250円は現金でもOKということで好きなタイミングでオーダーし、お金はカウンターに置くスタイル。
え・・・
麺だけでなくたっぷりのレアチャーシューにトリュフもしっかり入ってて、これで250円って安すぎませんか!?
チャーシューを食べてみると・・・うめえ・・・!
しかしこのお店にルービーはない・・・・
ということで、和え玉一式を丼にぶちまけでかき混ぜていきましょう。
ゲゲゲゲッ・・・!!!
あの繊細だった醤油ラーメンが・・・トリュフとわずかなタレによって、鮮やかな味わいに変化しました!!
これはうま~~い!!
こんな見事な味変が待ち受けていようとは夢にも思っていませんでした。なるほど・・・特製中華そばと和え玉をオーダーすることによって、まるでぷちコース料理のような楽しみ方ができるのだなと思いました
これは美味しくて楽しい。確かに行列ができるのも納得というものです。どうもごちそうさまでした!
まとめ
長野駅すぐ近くにあるということで、旅行者にも行きやすい場所にあるお店です。
今回はラーメンの深さと広さが感じることができて、とても貴重な体験ができました。
そしてラーメンと同じくらいに好感を持ったのが、これだけ人気があるお店ですがスタッフさんの対応がとても気持ちがよく温かいものであったという点も見逃せません。
醤油そば以外にも「特製塩そば」や「つけそば」や「信州和牛お肉ごはん」などもあって、ぜひまた長野に行く機会があれば訪れてみなければなりません。
ぜひご賞味あれ!
– To Be Continued –
清油醤油 ほし乃
住所:長野県長野市大字南長野南石堂町1466
営業時間:11:00〜14:00(売り切れ次第終了)
定休日:月曜・火曜日
コメント
コメント一覧 (2件)
今年初投稿のゴマちゃんです
そば王国長野で営業してるほし乃は想像以上の人気店なのですね
あと長野県内でラーメン店の代表格といえばラーメン大学という長野県内だけで営業しているチェーン店もありますよ
ゴマちゃんさん、こんにちは!
今年もどうぞよろしくお願いいたします。もう残り半年ではありますが···
ラーメン大学をちょろっと調べてみましたが、どことなくくるまやラーメンっぽくて美味しそうですね。
長野のグルメも奥深いものがありますので、またぜひ訪れてみたいと思います。