長野編の記事もいよいよ最終楽章に入ろうとしています。
今回の長野旅行では蕎麦を食したお店3店、郷土料理が味わえる居酒屋に行列ができるラーメン店など巡りに巡って満喫したはずですが、もう一つ何かが足りないような気がしていました。
長野駅構内にある「MIDORI長野」に立ち寄ってみたとき、その足りない何かをはっきりと自覚してしまったのです。
発酵バー醸(かもす)
発酵バーかもす!!!!
そう、ぼくは明らかに信州のお酒が飲みたりなかった。酒飲みにとってこんな魅惑的でどストレートな店名がかつてあったでしょうか。
発酵バー醸は、信州おみやげ参道ORAHO内にある「お味噌・お醤油・お酒・お蕎麦・漬物・お菓子」など、信州の発酵食品を扱う「信州くらうど」が運営する立ち飲みBARです。
店内にはBAR専用レジがあって、オーダーするその都度お金を支払います。ぼくのように追加オーダーの頻度が多い人は電子マネーでの支払いがおすすめですよ。
BARレジの反対側には魅力的なノンアルメニューも並んでいます。
まずは大好きなよなよなエールの生を。
近年ではコンビニにも置いてあることが多いよなよなエールですが、クラフトビールをカジュアルに飲めるようにしてくれた功績は偉大ですよ。
立ち飲みスペースには魅力的なメニューがずらりと並んでいます。
信州の名物が楽しめる「単品おつまみメニュー」やら「利き酒セットおつまみ付き」やら「信州産のグラスワイン」やら、魅力的なメニューばかりです。
席があいていれば座って飲むことも可能。
何かの煮込み ¥290
これ、なんだと思います?
まあ見ての通り「おたぐり」・・・なんですけどね。
え・・・ おたぐりを知らない!!?おたぐりとはもちろん馬のモツのことですよ。もちろんぼくもこの瞬間にはじめて知ったわけですが。
味は普通に豚モツっぽいんですが、馬モツとか多分はじめてなのでそれだけでテンションが上がろうというもの。
周囲は魅力的なものばかりでソワソワせざるを得ません。
次にオーダーしたドリンクはこちら。
これは信州の地酒・・・には間違いないのですが、これは信州で醸されたシードルです。
信州にはシードルを醸造する「シードルリー」がいくつもあって、こちらのお店ではなんと樽生で提供されています。さすがりんごの生産量全国2位の県ということでしょうか。
樽生がなくなり次第、次なるシードルの樽生がやってくるという凄まじいワクテカ案件。
そして、長野といえばもちろんワインも飲まないわけには行きませんよね。
長野にはワイナリーの数が60を超えると聞いてこれまた驚愕を禁じえません。
さらに長野は日本酒も80蔵を超える数の酒蔵が存在しています。富山の4倍やん・・・
あの、ちょっと待って・・・
長野って酒好きにとって天国のような土地じゃね!?
この後一度お店を離れたぼくですが、おやきも食べたくなってお店の人に「どれが一番人気ですか?」と訪ねたところ、「野沢菜ですね~」と予想通りの答えが帰ってきました。
そして舞い戻ってきました。
おやきとスタウト、合うじゃない!!!
そしてサングリアで〆!
どうもごちそうさまでした!!
おわりに
まったく意図してなかったのですが、よくよく思い出すとこの店で日本酒飲んでねえ!ということに後から気づきました。
今回の長野旅ではちょいちょい日本酒は飲んでいたとはいえ、日本酒を飲まなかったことに気づかせないとは長野の酒文化やべえと思わざるを得ませんでした。
長野にはさらに蕎麦焼酎や芋焼酎もあるし、いやマジでこれは奥が深すぎる。次回訪れた際には長野のさらなる酒文化の深奥に迫ってみたいと心から思いました。
お酒好きの人はぜひ立ち寄ってみてくださいね!
ということで突発的に無計画で訪れてみた長野でしたが、美味しいものを食べて飲んでとっても大満足の旅となりました。
また長野には訪れたいし、またふらっとどこかへ行きたいものだなあ~
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