こんにちは、富山人あるのんです。
今月6月15日(土)、富山市赤田にラーメン店マルフクなるお店がリニューアルオープンしたということでさっそく行ってみることに。
当ブログは新規のお店にあまり飛びつかないという謎スタイルで運営されていますが、この場所でかつて営業していたふうふう亭とその次のからみそラーメンふくろうにも訪れたことのある身といたしましては、この場所の新店を見届けないわけにはまいりません。
中華そば マルフク
新規のラーメン店ってわくわくしますよね。
といっても現代のラーメンはとんでもなくハイレベルなものが要求されるだけに、期待半分不安半分だったりすることも少なくなかったり。
ということで到着!
赤地に白字の看板にマルフクといえば、昭和人的には道端で見かけた看板を思い出さないこともないですが、こちらのお店は「スープは炊きたて!チャーシュー切りたて!ご飯と相性抜群!」がキャッチコピーのちゃん系ラーメンなる富山人には聞き馴染みのない系統のラーメンとのこと。
お店の場所は大阪屋ショップ赤田店の横にあり、お店専用の駐車スペースはざっと見た感じ15台分でしょうか。
ありがたいことにEPARK順番待ち受付システムが導入されているので、混雑時は店内のタブレット端末で人数・席の希望・電話番号を登録しておくと呼び出してくれるので並ばなくていいという神システム。
今回は待たずに入れたので今回このシステムは未使用。嬉しいようなちょっと残念なような・・・
ちゃん系ラーメンとは?(読み飛ばし可)
富山人には聞き馴染みのないちゃん系ラーメンについてですが、都内を中心に人気が出てきたジャンルのようで調べてみるとそれなりの特徴がいくつかあるようです。
まずその名の由来ですが『神田ちえちゃんラーメン』が原点で、新宿えっちゃんラーメンと池袋ひろちゃんラーメンを含めた3店が『ちゃんのれん組合』の発起人とのこと。
ちゃんのれん組合は2022年元日に発足し『◯◯ちゃんラーメン』という名のついた加盟店が現時点で全18店舗存在していて、加盟店はすべて関東エリアに集中しています。
ちゃんのれん組合のサイトにはちゃん系の説明が一切ないので明確な定義は不明ですが、ググってみたところ他の特徴をそれなりにまとめてみると──
- メニューに『中華そば』と『もり中華』と『白ごはん』が必ずある
- というかライスとセットがデフォ
- 丼ぶりひたひたの清湯スープ
- 塩分ちょい濃いめ
- 切りたてチャーシュー
- 多加水中太平打ち麺
- 看板が赤地に白い文字
──らしい・・・としか言えない。まあ多分食べれば何かわかるっしょ!
メニューと券売機
メニューは『中華そば』と『もり中華』、そしてご飯と定番のトッピング、そして替え玉(中華そば用)という内容。まさにちゃん系の基本・・・らしさを抑えたシンプルなメニュー構成。
ちなみにご飯は100円なのですが、これがなんとおかわり無料・・・じゃなくて『おかわり自由』という「お前ら遠慮なんかいらねえぜ!」と言わんばかりの嬉しいワードを使用してくれていて、ごはん大好きっ子にはたまらんですなあ~!
/ 遠慮の一杯 \
キューちゃん的な漬物も自由にいただけます。
食券をスタッフさんに渡して席で待ちます・・・が、ここ重要なんですがこのお店のシステムはセルフ式でして、お冷・箸・レンゲ・ご飯をよそいにいくのはもちろん、ラーメンを取りに行ったり下げたりするものお客さん自身が行います。
さすがに二郎系ラーメンのようにテーブルを拭いたりはないですが、食券の番号を呼ばれたらラーメンを取りに行き、ご飯は好きなタイミングでよそいに行けて、食べ終わったら返却口まで運ぶという流れです。
眼前の肉の山・・・ゴクリ
100g300円~でテイクアウトもできますぞ。
中華そば+肉ダブル+ご飯
この肉ヂカラ、素敵!!
ちなみにデフォの中華そばでもこの半分チャーシューが入ってるので、見た目には一般的なチャーシューメンくらいあります。
麺が見えねえ・・・
外国人が見たら「ニクスープ!?」とか言いそう・・・・・・言わないか。
ではでは、いただきまっす!!
わりと塩辛いのかな?・・・と思ってたけど、意外とあっさりめ。富山のラーメン店で例えると富山市にある◯◯◯にちょっと近いかもしれない。かなりノスタルジックな味わいです。
※店名を書くとそのお店と比較してしまうので自粛
麺は噂通りの多加水中太平打ち麺。
ちょっとピラピラとして柔らかい感じは今どきのラーメン店としては逆に新鮮。
そういえば中華そばだけに替え玉がありますが、替え玉をいただくには後述する味変もあるとはいえ、もうちょっとスープに力が欲しいところかなと思ったり。
チャーシューは基本極薄切りですが歯ごたえと味つけがしっかりあるタイプで、これがとってもご飯によく合います。
チャーシュー丼を自作せよ
チャーシューとご飯はそのまま食べるだけでなく、卓上調味料を使用することでチャーシュー丼にしていただくこともできます。
卓上調味料で味変せよ
卓上調味料で味変も可能。からみそなんですが『ふくろう特製』と書いてありますね。EPARKシステムといい、オーナーさんは前のお店と同じっぽいですね。
とにかくチャーシューの盛りがすごくてご飯のおかわり待ったなし。あんな小盛りじゃぜんぜん足りなかった。
また小盛りとはいえ、しっかりお腹もいっぱいになりましたよ。どうもごちそうさまでした!
で、ちゃん系の話をぶり返すのですが、確かにちゃん系らしき特徴はあちらこちらで見かけることができるし明らかに寄せているのですが、でもよくよく思い出してみるとお店の外にも中にもこのお店がちゃん系だなんてことは一言も書いてありません。
SNSで一瞬触れているだけなので、あまりちゃん系とやらにこだわらずに食べてみるのが吉な気もします。
でもやっぱり気になっちゃいますよね(笑)
中華そば マルフク
住所:富山市赤田736-1
電話:076-461-7741
営業時間:11:00~15:00 17:00~21:00
土日:11:00~21:00
定休日:火曜日
コメント
コメント一覧 (2件)
現在超人気店の楓のある場所、楓になるひとつ前は「池ちゃん」って名前のラーメン屋だったと思います。
”ちゃん系”とは関係ないと思いますが看板は赤地に白文字だった記憶が…笑
味もメニューも覚えてないですが、小学生くらいの頃に父と数回行った思い出がこの記事のおかげで甦りました!
2年も経たずに違う店になりましたか…
確か岐阜タンメンと似たような時期にふくろうになりましたよね。
ふくろうは岐阜タンメンがいっぱいだったので、帰ろうと思ったらあったので寄った記憶があります。
ただ、その時に1回行ったら次は別にいいかなって思っちゃいました。
今回もそんな感じになりそうなのかな。
次はどんな店になるのかな?w