ども、富山人あるのん@_arnon_です。
吉野家で飲む『吉呑み』『吉呑みチョイ』なるものが登場して早一年。
皆さんは利用したことがありますか?
吉呑み・吉呑みチョイとは?
大手牛丼チェーン吉野家による「ちょっと一杯ひっかけてかない?」という新しい提案です。
「酒飲み客も取り込んで客単価も上がってウッハウッハやで!」と言われたかどうかはまったくの不明ですが、吉野家の入りやすさに酒呑み要素がプラスされれば需要は高まること請け合いですね。
吉呑み
吉呑みのお店はカウンターがなくテーブル席のみ。喫煙室を設け、吉呑み専用のメニューがあります。
・牛煮込み 350円
・牛すい 350円
・〆の牛丼(小盛りサイズ) 300円
・牛皿(並) 330円
・牛カルビ皿(並) 490円
・子持ちししゃも 350円
・焼きいか 300円
・ハムポテト 250円
・玉子焼き 200円
・枝豆 150円
・冷奴 150円
・お新香 100円
・キムチ 100円
ドリンクメニュー
・生ビール 350円
・角ハイボール 350円
・梅酒 350円
・ホッピーセット 400円
・焼酎(芋・麦) 300円
・お茶 120円
・ウーロン茶 120円
ちょっとだけ呑むにはなかなかいい品揃えではないでしょうか。もちろん通常のメニューもありますので、使い方次第では普通の居酒屋並みに楽しめそうです。
吉呑みチョイ
吉呑みほどには呑みメニューは充実してないけど、いつもの吉野家メニューにチョイ呑みメニューがプラスされています。
おつまみメニュー
・煮玉子 100円
・牛皿(並) 330円
・枝豆 150円
・牛煮込み 350円
・さば味噌 300円
ドリンクメニュー
・生ビール 350円
・生ビール(グラス) 280円
・角ハイボール 350円
・冷酒 340円
吉呑みに比べるとメニューは少なめですが、最低限網羅している感はあります。
煮玉子は牛丼のタレで煮込んであるということ、これはうまいに違いない。しかし1個100円というのは吉野家にしてはチョイ割高か!?
吉呑みと吉呑みチョイとで置いてあるものに違いがあるのも特徴のひとつですね。吉呑みチョイには吉呑みになかった煮玉子や冷酒があります。
北陸での吉呑み・チョイ呑み
ということで遅れ馳せながらこのあるのん、吉野家へ呑みに行ってみました。
吉野家に入ったのも久々ですが、さっそくメニューを確認してみます。
!?
!!?
メニューを舐め回すように見てみましたが、どう見ても普通のメニューにしか見えません。
その後あるのんの独自の調査により、吉呑みや吉呑みチョイを提供しているお店は一部の店舗のみということが判明いたしました。行く前に調べてけや…。
吉呑み・吉呑みチョイの提供店舗を検索してみたところ、どうやら北陸3県ではやってないご様子。「え、北陸って吉呑みできないの?(^m^)プ」とまた都会もんにドヤ顔されてまうやんけ…。まあ北陸の吉野家は基本郊外にあるので、車で行くことがほとんどだからやっても需要ないということは想像つくんですけどね。
ちょっと前までは富山駅前に吉野家があったのでワンチャンあったかもしれないけど、再開発で建物ごとなくなっちゃったからしょうがないね。
このあるのん、もちろんこのままおめおめとは帰れないので、無理やり吉野家ガチ呑みを敢行してみました。普通の吉野家でガチで呑もうとするといったいどのようになるのでしょう。
◆缶ビール 330円
吉野家って以前は瓶ビールでしたよね。んでもって「お一人さまビール瓶二本まで」という縛りもあったりして。なので富山駅前に店舗があった時も吉野家呑みを試す気になれなかったんですよね。
吉呑みが始まったからなのかは不明だけど、この二本縛りは完全に撤廃されていました。いいぞ吉野家!モルツもうめえ!
◆牛皿(並)330円 鮭200円 キムチ100円
この辺はもう鉄板ですね。特に吉野家の牛皿の味はタレが旨いし味も濃いしで、ビールのつまみとしても素晴らしく秀逸であります。
さすが安定のうまさ
◆鰻皿一枚650円 ごぼうサラダ130円
鰻は高価なので普段はなかなか手が届かないですが、吉野家でならギリギリ手が届く範囲内。これもビールとの相性ばっちりですね。吉野家でハイソな気分に浸れること間違いなしです。
んーと、他におつまみ的なものは……、
お新香とか…?
牛皿にトッピングのチーズ(100円)かけてもうまそう。塩っけも多少マイルドになるし、チーズのコクもプラスされていいだろうな~。
ん~後は丼ものを注文するとかなぁ。でもミニサイズじゃないともう辛いよなぁ…。
煮玉子くいてぇ…
牛煮込みも食いてぇよぉ…
結論的なあれ
あるのん「ごめん、あたいもう無理みたい……」
吉野家「ぼくたち、まだやり直せないかな」
あるのん「吉呑みがないのなら、あなたとはもうお友達としか見れない」
吉野家「そうか…、じゃあ友達としてまた会ってくれるかな?」
あるのん「うん、また牛丼食べに行くね!」
安っぽいトレンディドラマ顔負けの結果となってしまいました。
通常の吉野家でガチ呑みは無理でした!!
肴も酒も選択肢なさすぎやねか。
だって北陸だもの…。
あるのんとよっぴーのコラボは成り立たないということが残念かな、今回図らずも判明してしまいました。
総評+追記
一人呑みであれば通常の吉野家でもそこそこいけるとは思います。例えば鰻重であればまず鰻とビールで呑み、その後は濃厚なタレと紅しょうがを合わせたご飯をいただきつつまた呑むとか、工夫次第でその人独自の飲み方も生まれることでしょう。
1~3品ほどオーダーしてササっと引き上げるのが一人呑み的にはスタイリッシュなんでしょうけど、独自の組み合わせを試行錯誤しながら発見していくのもまた面白いかもしれません。
ですが、複数の人と呑むとなかなかそういうわけにもいかないですよね。飲み会の二次会三次会としてちょこっと呑む程度ならいいんですけど、お酒や肴の選択肢が少ないというのはちょっと苦しい。
ぼくはビール大好きですが、でもやっぱ焼酎も飲みたくなるし日本酒が欲しくなるときもあります。なので、腰を落ち着けて呑むにはちょっと不向きだなあと感じました。まあ通常の吉野家は元々そういう店じゃないんで、言うだけ野暮ってやつなんですけどね。
追記(5月6日)
コメント欄にて三太郎さんに教えたいただきましたが、今月5月末には吉野家全店で吉呑みに対応すると予定とのことです。(ソースのリンクあり)
富山で吉呑みが始まりましたら、また改めて行ってみたいと思います!楽しみだ。
コメント
コメント一覧 (8件)
私の自宅周辺もないっすね~。
って、あるのんさん
缶ビール3本でも
「ガチ」じゃないんだ!!!
わし、1本目でも
へべれけになれる自信あるわぁ…。
ほほう、そっちにもないんですか。富山より都会そうなんですけどw
缶ビール3本ではまだアイドリングかなぁwあんま酒に強くても不経済なんで、一本で酔うほうがいいですよw
これはいい記事でした♪
牛丼の上の肉をツマミにビールを飲んで肉が無くなったらお新香で下のご飯をかっ込んで帰るのが通だと聞いた事がありますw
一人呑みならなんでもありですよね。やり過ぎなければw
関係ないけど総評入れるの忘れてたんで追加しときました(^_^;)
今度はぼくが2Pアーサーになりますね^^
吉呑み全店舗展開だそうですよ。
http://www.j-cast.com/2016/04/17263924.html
尤も、吉呑みの究極は、牛丼、ビール、ショウガ茶漬けでしょうけれど。
前川つかさ先生「大東京ビンボー生活マニュアル」
http://ameblo.jp/okseitai/entry-11581858013.html
吉呑みすらヌルイと思わせる潔さ。(俺は何を求めてるんだ…)
貴重な情報をありがとうごさいます!入れるのを忘れてた総評と、三太郎さん情報による追記を追加させていただきました。
ビンボー食を導入すると趣旨がまったく変わってきますのであえて今回では触れませんでしたが、店呑みでどこまでやるかというのはなかなかにナーバスな問題をはらんでいる気がします。
真の酒呑みたるもの『粋』も忘れないようにしたいものですが、まだまだ遠い存在に感じますw
冒頭読んでて、富山にも出来たのかーと思ってたらズッコケましたw
350缶3本だと舐めたレベルですね^^
一瞬「富山にも出来たのか」とも思えるタイトルが、実は文字通り「なかった」で完結するという内容でしたw
いや~結構ギリギリですよ~(* ̄∇ ̄*)ニパッ