こんにちは、富山人あるのん@_arnon_です。
今回は富山県民にとってあるあるな事柄10選をご紹介していきたいと思います。
全部あるあるだった人は、身も心も富山に捧げているといっても過言ではないかも知れません。
地震にビビりまくる
ちょっとでも揺れを感じようものなら「揺れた!?ねえ今揺れたよね!?」と大慌ての富山人。
電灯のヒモが微かに揺れるだけで「地震!!?」と、揺れに対して過敏な反応を示します。
昔ニューシロー(富山駅前にあったゲーセン)で友人とスト2の対戦してたときに大きな揺れがあって、対戦中だったのでお互い無言でプレイしてたのがそのセットが終わった瞬間にお互い駆け寄って「めっちゃ地震やん!!!すっげー揺れたな!!!」と大騒ぎしたことを思い出しました。
東京に行ったとき、日常的に揺れまくりなことにビビったのも今では懐かしい思い出ですが。
台風が避けていくのは立山のおかげ
「台風◯◯号が北陸を縦断・・・」というニュースを目にした富山人。
「は?台風だって?俺たちは立山さんに守られてるっつーの」とめっちゃ楽天的。
実際台風が避けていくことが多いので、地震と台風に関しては「立山に守られている」とわりと本気で思ってる人は多いです。
他県に行くと魚の質にがっかりすることがある
日常的に新鮮な魚、おいしい魚が食べられる富山人。
海のない県に旅行してコース料理で刺し身とか出てくると「その土地のおいしいものを出してくれればいいのに」と思うことしばし。
「魚で富山の人を満足させるのは難しい」とお店の人に言われたこともありますが、まあそれはヨイショ的な意味もあるのかもしれませんね。
あと、お米がおいしくないなあと感じることもありますね。そこそこのお店のはずなのにご飯がおいしくないというのは衝撃でした。
富山って水も米も魚もおいしくて恵まれていますね。
救急車にはきちんと停まる
救急車がサイレン鳴らしてるとしっかり車を停める富山人。
そんなの当たり前じゃん!と思うかもしれませんが、当たり前じゃない土地も多々あるようなのです。
昔東京行ったときのことですが、サイレン鳴らした救急車を車も横断歩道を渡る人も無視していたことにすごく衝撃を受けました。
富山はなんなら対向車線の車ですら脇に寄せて停める車もあるほどですからね。
後ろに車がいるのにハザードもウインカーも出さずノロノロっと停まる車があってイラッとすることも多々ありますが、救急車の対応に関しては素晴らしいと思います。
新幹線で得た便利さと不便さ
富山にも新幹線が!!という話になったとき「そんな今更新幹線なんて必要ながけ?そんなでかいとゼンかけて~」と言っていた富山人。
実際開通すると「いや~東京いきやすなったわ~(゚∀゚)」と熱い手のひら返し。
しかし逆に特急サンダーバードが金沢止まりになってしまって、関西方面は不便になってしまった。
いつ新幹線が全線開通するんやろ?と調べてみると、な、なななんと2046年!!!?
正直、それまで生きていられるかあんま自信ねえ・・・
と思ったら、「それではあまりにも遅すぎる」ということで、2030年の全線開通を目指す動きもあるとか。
今後に期待しましょう。
結婚したら家を建てなきゃ!
持ち家率ナンバーワンを維持する富山人。
県民性に「堅実で真面目な働きぶり」という評価も加わって、「結婚したら家を建てなきゃ!!」という風潮は今だ根強く残っているようです。
収入もさして増えず、終身雇用制も崩れゆく現代において、家を建てるということにそうこだわる必要はないと思いますが、それでも富山人は家を建てていくのです。
親や祖父母世代の「富山の人間は家を持って一人前」という考えが今も継承されている上に、周囲の近い世代が家を建てていると「自分も結婚したら建てるのかな」という思考になっていくのだと思われます。
いくら真面目な富山人といえど若い世代にいきなり家を買えるお金はないので、頭金を貯めてから家を建てるケースが一般的ですが、中には親の援助を受けるというケースもちょくちょく耳にしますね。
横目で見る蜃気楼
魚津の海岸線を通ると、蜃気楼が出てないかついつい横目で見てしまう富山人。
でもよそ見危険だからね!!(自分に言い聞かせる)
そういえば、魚津の山道(スーパー農道)を走ってると「絶景のため脇見注意!!」という看板があって、確かにその場所は山の上から魚津市内と富山湾を一望できる絶景スポットなんですよ。
ただ、「この看板、余計危なくね?」と思っていたのも事実で、いつの間にか撤去されていてホッとしたような残念なようなフクザツな気持ちになりました。(絶景は残ってます)
富山弁ややこしい
おちんちんかく・だんこちんこ・つまんこ
などがよくネタにされるものの、実際には馴染みが薄いと思っている富山人。
ぼくも長く富山に住んでいますが「いやいやそんなん聞いたことねえし」って感じで、そもそも呉西・呉東・下新川地区で結構ことばが違うんですよね。
呉西の「いくそった」(驚いた)もわからなかったし、下新川弁の「きゃ、でぃあんすらぁよ?」(これどうするんよ?)とか「なもか?」(違うのか?)など、ちょっと訛った感じが独特です。
入善町に「のらんマイ・カー」という町営バスがあるのですが、「のらん」というのは「乗らない」という意味もあれば、富山弁には「乗る」という意味も含まれているのです。
「乗らんまいか」と言えば「乗っていこうか」という意味になります。
ああ、ややこしい。
遊びにいくところがない
「富山なんもねえ」と嘆く富山人。
ではいったい何があれば、何かあることになるのでしょうか。
富山にはTDLもUSJもないですが、逆に都会には立山もないし、天然の生簀もないし、うまい水もない。
自然の豊かさではむしろ富山は魅力抜群でありまして、富山の秀でた要素をどう自分の人生と絡めて豊かなものにしていくかということが大切なのではないかと思います。
立山連邦の美しさに心を奪われる
1年365日のうち300日は曇りか雨か雪じゃないかと鬱屈した気持ちになりそうな富山人。
それだけに晴れの日は貴重なもので、特に冬の快晴の日の立山連峰の美しさといったらそれまでのマイナスがチャラになるほどのものです。
川沿いには写真を取る人が次々やってきて、呉羽山の絶景スポットには多くの人が集まり、SNSにも多くの写真が投稿され、翌日の北日本新聞の一面を飾ります。
しかし当然ではありますが、肉眼で見るのが何よりも美しい。
写真を撮る人も皆それはわかってるとは思うのですが、それでも思わず撮らずにはいられない魅力というのが立山にはあるのです。
くっきりとした白と青のコントラスト、自然の厳しさを表す陰影、雄大なパノラマ、晴れの日にしか見ることの出来ない立山の姿をとても近くに感じることができるのです。
「人生であと何度美しい立山が見られるのだろうか」
そう考えると、より貴重で愛おしいものになるかもしれませんね。
ということで今回はこの辺で!
他にも何かあったらぜひ教えてくださいね。
コメント
コメント一覧 (14件)
高岡の方では「つまんこ」使ってました笑笑
ばあちゃんが納涼祭のときに、つまんこって言っとったの思い出しました。今は中学生やから言いづらいけど、面白いから受け継がれてって欲しいなあ。
まえださん、コメントありがとうございます。
祭りでよくつまんこが使用されていたらしいですね(笑)
ぼくは生で聞いたことはありませんが、子供のときに聞いてみたかったなあ~。
多分ギョッとしたでしょうね(笑)
確かに関東に住んでいたときスーパーの刺身のおいしくなさにげんなりしていた
記憶があります。
富山ならどこのスーパーの刺身でもおいしいですよね。
いぬさん、コメントありがとうございます。
そうなんですよね~。身近にあるとありがたみに気づきにくいのですが、富山は食に恵まれていると思いますね。
他県から来ると、富山県民の運転マナーの悪さが目につきます。救急車に止まる車、少ないですよ富山県民は。
ケンの嫁さん、コメントありがとうございます。
確かにハザード出さない、一時停止は無視するという車は多く見かけますが、救急車を無視(走行の妨害)する車はこれまでに見たことがなかったので、そういうことにさせていただきました。
富山に住んで30年です。
富山の中島大橋から見る雪の立山連峰は最高ですね。
ゆうちんさん、コメントありがとうございます。
どの場所から見ても魅力たっぷりの立山ですが、人それぞれのお気に入りポイントのようなものがあるように思いますね。
ぼくは大場のあたりの橋から見る風景が好きです。
おととしの3月まで、五年間富山市に単身赴任していました。8号線を射水方面から富山市方面に行くとき、立山がきれいに見えたときの迫力は感動でした!
マークンの父方さん、コメントありがとうございます。
8号線は道幅もあるので視界がよく、さらに橋とかのちょっと盛り上がるところなんかは、立山がくっきり浮かび上がってすごく近くにみえるんですよね。
ただ車を走らせているだけなのに、見え方が逐一変化していくのもまた大きな魅力であると思います。
富山大橋?から見る立山が好きです。
立山バックに市電が走っていく感じ。
テレビでもよく見る風景ですが肉眼はやべぇ。
少々さん、こんにちは!
富山大橋は超有名な撮影スポットですよね。
橋や高架は特に山が浮き上がって見えるので、ついつい注意力が散漫になりがちです(笑)
あるのん様,初めまして。
呉西地区に住む,Uターン組の「やおつ」と申します。
昔あったサウナ施設「グリーンハウス」を検索して(懐かしむつもりで)いたら,偶然あるのん様のブログに辿り着きました。
残念ながらサウナ.グリーンハウスはヒットせず……
(喫茶店か何かの店名でヒットしましたがw)
そこから辿り辿って,あるのん様のブログに行き着いた次第です。
まぁ,グリーンハウスの跡地にはパチ屋.ノースランド昭和町店(高岡)が立ってる事は知ってるんですがw
てな訳で,あるのん様のブログを興味深く拝読してますので今後ともよろしくです。
この記事に関して申しますと,富山弁の多様性,ややこしさに納得,笑えますね。
ネーム「やおつ」も,富山弁。もちろん八尾ではありませんw
おそらく「奴#やつ」が転化された三人称だと思います(勝手な推測)
他にも富山弁の三人称で「たいしょう」がありますね。
うちの親父などは,短く「たいしょ」と言ってました。
無論,漢字を当てると「大将」だと思われます。
まぁ本来の大将は相手に向かって呼び掛ける場合の人称(二人称)なので,変な使い方ですね。
「やおつ」も「たいしょう」も呉西的なんでしょうか?たぶん他の地区でも似た言葉があると思いますが…
あとは魚の件ですね。
叔父達が某.北関東の温泉地で宿泊した際,持ち込みした魚の昆布〆を宿の中居さんに咎められました。
もちろん持ち込みした件でw
すると,私の叔父の一人が富山弁丸出しで,
「まぁ,一つ食べてみられま。おらっちゃ,これ無けんな酒が進まんがいちゃ」
と……
なんと,その中居さんに昆布〆を食べさせたのですw
結果は……
中居さん曰く,「恐れ入りました」
と,持ち込みの昆布〆については,お咎め無しという顛末にw
これぞ富山の魚の威力でしょう。まぁ,どうせ,あの叔父が話を盛ったような気配もありますがw
話が長くなりました。
また,お邪魔します。
やおつさん、こんにちは。
ぼくは富山市の住民なのでグリーンハウスについてはちょっと存じませんでしたが、人それぞれに思い出の場所というものがあるものだなあと思いますね。
「やおつ」はちょっと聞き馴染みがなかったですが、「たいしょう」「たいしょ」はおっちゃんらが自然に使ってる感じがするかも・・・?
富山の方言は呉西と呉東であまりに違いすぎるのもまた面白いところですよね。
今後ともまたよろしくお願いします!