【バリウム後の飲酒】10年間毎年欠かさず飲酒してきた体験を語ろう

あの忌まわしい悪魔が今年もやってきました。

そう、その名は健康診断。

不摂生なぼくには憂鬱でしかないイベントですが、その健康診断の検査の中でも頭100ほど飛び抜けて辛いのが胃透視検査（バリウム検査）ではないでしょうか。

胃透視検査の辛さ

どんだけ苦行だよ。他の検査はふわふわ～っと終わっていくのに、この胃透視だけ別格中の別格。

「ならやめりゃいいじゃん」って考えも生まれるのですが、リーマンは検査をタダでやってもらえるというのはでかい。

同僚にはあまりに辛くてバリウムだけカットしてる人もいるけど、でもこれで胃がんが見つかった人もいたし、辛いけどやるにこしたことはないんですよね。

中年になってくると病気のリスクが高まりますしね…

ちなみに「胃カメラ」という選択はさらに避けたいところ。歯を磨いていてすらオェッとなるこのぼくに、胃カメラなど入れてどんな地獄絵図が展開されるのか想像もつきませんから。

アルコールでバリウムが固まる？

バリウムの検査をした後の飲酒は禁物とされています。これはバリウムがアルコールに触れると固まる…ということではなくて、飲酒には利尿作用があるからなのです。

つまり排尿により水分が排出されてしまうことで、大腸に水分が足りなくなってしまいバリウムが乾いて固まってしまうんですね。やったことある人ならわかると思いますが、バリウムを飲んだときに口の周りに付いたバリウムが、検査後にはカチカチに固まっていますよね。

バリウムがなるべく固まらないようにするには水分が必要なのです。「とにかく水分を多く摂れ！」とうるさく言われるのもわかろうというもの。ここでいう水分とはお茶やスポーツドリンクではなく、純粋なお水のことです。

では、実際にアルコールを摂取するとどうなるのか。7年間欠かさずバリウム検査後に飲酒してきたぼくが、その体験談を語ってみましょう。

なぜ毎年そんなことをしてきたのか。

ぼくはブログを初めてまだ1年未満ですが、多分いつか始めるであろうブロクのために、身を挺してネタを作ってきた…なわけはなくて、単純に健康診断後の開放感によるものです。

あるときは健康診断に向けてダイエット、またあるときは健康診断に向けて禁酒したりもしました。であるならば、健康診断後にお酒を飲むという行為は、もうこれは避けようのない歓喜の行事なのです。

検査から飲酒へのルーティン

［ 結 果 ］

一応大丈夫でした。

一応というのは、検査の翌日に残留バリウムが石のような塊になって出門したことが過去に2回あったからです。

トイレで産みの苦しみを味わいましたが、キレ痔にならなくて本当に良かったです。これより大きかったらちょっとやばかったかも、と考えるとかなりギリギリの戦いだったといえるかもしれません。

夕日をバックにお互いが大の字になって寝転がり、ぼく「やるじゃねえか……ﾊｧﾊｧ」、石「お前もな……ﾊｧﾊｧ」、「ガシッ」(握手)っといきたいところですが、ぶっちゃけあまり大丈夫じゃなかったですね。ｱﾌﾞﾈｴ、ｱﾌﾞﾈｴ…

そのときは確か、よく知らなくて水分をあまり摂っていなかった頃なので、大量の飲酒に水分が足りなくなってしまっていたのでしょう。もしどうしても夜にお酒を飲まなきゃいけないという人は、もうアホみたいに水をじゃぶじゃぶ飲むしかねえ……と思うのですが、腸から膀胱に水分が移住してしまわれるので、やはりバリウム後飲酒は危険と言わざるを得ないでしょう。

おわりに

下剤の効きが悪い人や、便秘の人たちにしてみればバリウムって結構な恐怖だと思うんですよ。

「固まったらどうしよう」と思うと、非常に強い不安に襲われると思います。胃腸や炎症、さらには腸閉塞なんて例もあるようですから。

一般的には3日以上何も出てこなかったら、病院に行くか相談するようにと勧告されています。

実際にどのくらいで固まるのかは、個人差や摂取する食べ物や水分にもよるのでしょうが、知り合いには1週間後に出てきた人もいます。

水分さえ切らさなければわりといけるということなのかもしれませんね。

結論としてはやはり「アルコールはとらない」、「とにかく水分をとる」、「下剤で便が出ない人はお酒を飲んではいけない」

ということで、無茶なことはやらないようにしましょう。

 

わかったかね、あるのんくん。