こんにちは、富山人あるのん@_arnon_です。
皆さんは「ベル・モンターニュ・エ・メール」という名称をご存知でしょうか。
ぼくも正式名称はよく知りませんでしたが、これは「べるもんた」の愛称で人気の観光列車です。
べるもんたは景色もグルメも楽しめる垂涎ものの列車ですが、今回ついに憧れのべるもんたに乗車することが叶いましたので、ご紹介させていただきたいと思います。
べるもんたに乗車!
今回乗車したのは氷見駅からの路線です。
おおお、もう目の前にいるううう!!
べるもんたは土日のみの運行となっていますが、土曜日と日曜日では運行する路線が異なっています。
土曜日
高岡→新高岡→砺波→福野→福光→城端(約44分)
城端→福光→福野→砺波→新高岡→高岡(約48分)
日曜日
砺波→新高岡→高岡→伏木→雨晴→氷見(約71分)
新高岡→高岡→伏木→雨晴→氷見(約65分)
氷見→雨晴→伏木→高岡→新高岡(約65分)
氷見→雨晴→伏木→高岡(約33分)
一日に二往復しかしないので何時のに乗るかも重要ですが、どこからどこまで乗るかが一番のカギになってきそうですね。
出発の駅までどうやって行くのか、降りた駅からどこへ行くのかプランを練っていくのもまた楽しいものではないでしょうか。
今回乗ったのは氷見駅から高岡駅までということで与えられた時間は約30分ほどしかありません。この限られた時間内でいかに楽しむかが最重要課題となります。
べるもんたは全席指定になっていて、運賃は運行区間の運賃+座席指定券おとな530円・こども260円になります。
ということは、氷見駅~高岡駅の区間が330円なので、大人860円ということですね。
レトロっぽくもあり、深みのある色合い。
「男の子ってこういうのが好きなんでしょ?」とお姉さんに言われてしまいそうですが、いや女性も好きでしょこれは。
一両編成なので大きさ的にはかなりコンパクトな印象です。
車両内の片側はカウンターになっていて、奥がテーブル席となっています。
風景がバッチリ堪能できるカウンターが断然おすすめですが、カウンター席の中でも窓が広く(窓枠がない)席がさらに人気とのことで、早め早めの予約がおすすめです。
テーブル席は相席上等なのですが、かなりスペースが狭く圧迫感があります。アクリル板も設置されていますが、出来ることならやはり頑張ってカウンターを予約したいところ。
もちろんトイレもありますのでどうかご安心を。
本日はお日柄もよく、満席御礼でした。
車内の至るところに井波彫刻や高岡銅器をイメージした内装が見られるのもまた楽しい。
寿司職人が乗車する観光列車
べるもんたには寿司職人が乗車しています。
電車に揺られ、美しい景色を見ながらベーターするシースーはまた格別なものでしょう。
べるもんたのメニュー
フードメニューは寿司セットと珍味のセットの2種類のみ。
メニューには当日注文可能と書いてありますが、公式サイトには要予約となっています。確実に食べるなら予約しておくのが無難なのかもしれません。
公式サイトによれば、この他にプチ海鮮丼セットやら白エビと紅ズワイ蟹のお造りなどもあるようで、富山の海の幸を満喫できるメニュー構成となっています。※要予約
さて、何を食べてくれようか・・・・
ほろ酔いセット ¥1550(税込)
寿司も魅力的なのですが、ランチした後だったのでほろ酔いセットにしました。
沿線4市の特産品・名産品を盛り合わせた酒肴と地酒1杯がつく魅惑のセット。
ホタルイカの沖漬け、いくら醤油漬け、カニ身、白えびの寿司とかなり贅沢な内容になっています。これはお酒がすすみまくりですよ。
こんな贅沢な食べかたしちゃっていいんですか!?
いいんですよ!!(・・・と自分に言い聞かせる)
氷見線は景観抜群!
氷見線は海のすぐ際を走行するので、天気がいいと最高の景色が堪能できます。
映えスポットでは電車を停車してくれるので、ここぞとばかりにカメラで撮りまくりましょう。
食べたりお酒飲んだりしなきゃいけないし、景色は撮らなきゃいけないしで忙しい。
中には何度も乗車していると思わしき人もいて、まだ何もないようなところでカメラを構えていて撮りたいものが現れた瞬間に撮るというツワモノもいらっしゃいました。
べるもんたを見かけた人たちが手を振ってくれます。もちろん我々も手を振りかえして応えます。
何度も手を振っているうちに、もはやナチュラルに皇室スマイルを浮かべながら手を振り返すぼくがいました。
食べてお酒飲んで、写真撮って、手も振って、まったく忙しいったらありゃしねえ(笑)
でも楽しいいいいい!!!
ああ、もう着いてしまう・・・・
寂しい・・・・・
もっと乗っていたいのん・・・・・・
あっという間の濃ゆい30分間でありました。
おみやげセット¥1,550(税込)を購入すれば、さらなる余韻を楽しめることでしょう。(内容は時季により変わります)
おわりに
べるもんたに乗っていたのはほんの30分ほどでしたが、とても濃密な時間を過ごすことが出来ました。
30分でもかなり満喫できましたが、もうちょっとゆっくり楽しみたいという場合は1時間ほどの区間を利用するのがいいと思います。
非日常的なひとときがと~っても楽しいので、ぜひぜひ一度乗ってみてくださいね!!
べるもんた(ベル・モンターニュ・エ・メール)
JRべるもんた:http://berumonta.jp/
べるもんたの楽しみ方:http://toyama.visit-town.com/toyamast…
JRおでかけネット:https://www.jr-odekake.net/railroad/k…
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