【酒粋醍醐 富山店】日本酒と料理へのこだわりが凄すぎる居酒屋

こんにちは、富山人あるのん@_arnon_です。

以前からかな~り気になってた居酒屋「酒粋 醍醐」。(しゅすい だいご)

実は以前にちょろっとだけ入ったことがあるのですが、そのときは入店してすぐ次へ移動みたいな感じだったのに付きだしやメニューが素晴らしくて、わいはまた絶対に来るんや!と心に誓ったお店です。

今回訪れてみて実に満喫してしまったので、順番にご紹介していきたいと思います。

酒粋 醍醐(しゅすい だいご)

場所は富山市本町の市電通りで沿いで、労金富山支店の向かいにあります。(これで通じるのかな)

店舗外観はほんのりと高級感があり、あの超有名な日本酒の瓶がスラリと並んでいる光景はなかなかに圧巻。

お店の外にはメニューが置いてあり、お店には入ってはないけどメニューは見たことがあるという人も少なくないのでは。

外観も素敵なんですが、お店の中もまた実に素敵なんですよ。

天井が高いので開放感があり、店内に所狭しと並ぶお酒や立派な冷蔵庫、そして一枚物の木でできたカウンターも実に立派なものであります。

前回来たときに座った座敷も落ち着いた雰囲気なので、存分に食事やお酒を楽しむことが出来ることでしょう。

フードメニュー

メニューの画像が全部で15枚もあるのでアコーディオン式(折りたためる)にしました。メニューを見てみたいという人は以下をクリック(タップ)してご覧になってください。

このメニューだけ手書きになっていますが、いわゆるその日のおすすめ的なメニューのようです。

前回訪れたときもですが、スタッフからメニューに載ってないおすすめメニューの説明もあったりするで、どうかお聞きのがしのないように。

 

ドリンクメニュー

日本酒好きなら永遠にメニューを眺めていられそうな垂涎もののラインナップです。

 

さあて、それでは堪能していきますよ~!

付きだし

前回訪れたときもでしたが、このお店では付きだしが2種類出てきます。

付きだしは見た目にも味にもこだわりが感じられ、付きだしのうまい店にハズレなし!

既製品ぽいのとか明らかに低コストの「むしろ出てこないほうがありがたい」ものが出てくると、静かにテンションが下がりますからねえ。

生ビールはアサヒが3種類

左:氷点下のドライブラック 600円

右:アサヒプレミアム生ビール熟撰 600円

もう一種類は氷点下のスーパードライで、アサヒなのでぐわっと来る感じではないけれど、確かなコクが静かに広がっていきます。

蓮根の肉はさみ揚げ 550円

やはりビールには揚げ物っしょ!ということで食べたみた蓮根の肉はさみ揚げの味は、カリッとして肉厚感があり味付けもあっさりめで、ビールのお供にぴったりです。

生うにのグラタン 値段不明

超あっつあつで提供される生うにのグラタンは、上の部分はチーズの豊かな味わいが最高だし、冷めて固くなってきたチーズもまたおいしい。

うにと絡むホワイトソースもまたおいしくて、ビールにも日本酒にもよく合います。

うには上に乗ってるのだけかな?と思っていたら、これがまた中にもごろごろと仕込まれているんですよ。

こりゃなんと贅沢な!!

梅貝たたき 肝添え 980円

バイ貝たたき!?

富山じゃちょっと聞かないメニューだよなあ~と思っていると・・・

そ、そっちかあああ~・・・

たたきっていうからアジのたたきのようなものを想像していたら、カツオのたたきのような炙りメニューでした。

炙ったバイって多分初めて食べたと思います。バイを炙るとあの独特のこりこりっとした食感が和らぐのですが、焼いた香ばしさがプラスされてちょっとシャレオツな食べ物になった感じです。

そしてこのバイ肝。

生臭さなど微塵にも感じられず、目をつぶって食べたら果たしてこれが何なのか一生気づける気がしません。

そのまま食べてもよし、バイたたきと一緒に食べてもよし、日本酒がすすみます。

田酒純米をぬる燗にしてもらいました。

肝のような複雑な味わいに対抗するには温めたお酒が実にいいのです。

そして何も言わないのに出てくる和らぎ水。

さすがこれだけの日本酒を扱うお店。よくわかってらっしゃる!

真鱈の白子 酢のもの 1,600円

キターーーー!!!

輝くような白子が輪切りのすだちで隠れるさまは、まるでその美しいお顔が帽子で隠れる貴婦人の如し。

富山の冬の味覚の代表格といえば寒ぶりや紅ズワイガニ(別名:高志の紅カニ)が有名です。

寒ぶりは冬の味覚の王様、紅ズワイガニは冬の味覚の女王といわれていますが、この真鱈の白子は冬の味覚の貴婦人ってことでよろしくお願いします。

白子は天ぷらにしても素晴らしくおいしいですが、これほどの質の良い白子はそうそう食べられるものではありません。

ぷちっとはじける食感、ねっとりとしたコク、値段はさすがにお安くはないものの満足度はそれ以上のものがあり、生白子の極上の味わいを心ゆくまで堪能させていただきました。

ぎんだら味噌漬け焼き 850円

銀だらってすっごくおいしい魚ですよね。脂ものっててほろほろで、味噌に漬けて焼いたものは日本酒の肴に最高の一品です。

これもキターーーー!!!

なんかすっごく分厚いんですけど~!!

オホーーッ!こんな分厚いの見たことないわ。

これはうまい!超うまい!皮もパリパリに焼いてあるので、これも絶対に食べましょう。濃厚な旨味の虜になることは必然。

ええい、酒が足らぬわ!

梅乃宿のあらごしみかんもいただいてみました。

ええご心配なく、もちろんこれもお酒です。

ジュースよりおいしく感じるのはなぜでしょうか。おかげさまで無事「よーし、また飲むぞ~!」という気分になりました。

カニミソ 700円

まーた、日本酒の友を追加してしまった。

カニミソの苦手な人でも食べられそうなおいしいカニミソです。

こういうちびちび食べられる系は、ずっと永遠に食べていたい気持ちになりますね。

あさり雑炊 750円

さあいよいよ〆に入ろうとしています。色々ある食事メニューからチョイスしたのは、これまた富山では珍しげなあさり雑炊。

ほほう・・・・・

ご飯、あさり、玉子とじ、三つ葉・・・ こりゃもう辛抱たまらん!

アサリががっつり入ってますぞ!

食べてみると・・・

むむむ・・・!? すっごくあっさりした味わい。このお店の味付けは全体的に薄味なのですが、さらに輪をかけた薄味っぷり。

あさりだけにあっさり!?・・・ やかましいわ!!

〆にはもう少し塩味をきかせてほしいところでしたが、味わいは繊細にして精妙。あさりもいっぱい食べられるので翌日は二日酔いシラーズですな。

デザート!?にごりぱいん

パインの果肉がふんだんに入っていますよ。

ええご心配なく、もちろんこれもお酒です。

そしてサービスで出てきたいちごでさっぱりと締めくくることができました。

どうもごちそうさまでした!!

酒粋 醍醐 まとめ

古今東西の名酒を数多く取り揃えつつ、料理への高いこだわりも感じさせるお店でした。

日本酒というのは料理によってその真価を発揮するお酒なので、お酒を引き立てる料理があるというのは控えめにいって最高じゃないですか。

このお店は日本酒のラインアップが凄まじいのですが、日本酒以外にもいろんなお酒があるので、日本酒がそれほど得意ではない人でも十分に楽しめることでしょう。

おいしいお酒とおいしい料理で、楽しい夜を過ごしてみてはいかがでしょうか。

店舗情報

酒粋 醍醐 富山店

住所:富山県富山市本町8-3

電話:076-471-8606
営業時間:18:00~24:00(LO23:30)

定休日:不定休

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメント一覧 (2件)

  • オーッ! ビールは3種のみたいね 日本酒0.5だで4種いけるか 新政っての名前色々 わがG県は射美 十四代高級ーッ飲んだことない 千代鶴経験したいよ 芋スゲー月の中.一どんマニアックゥ ほんで‹とりあえず›を全部頼んで あさり雑炊は最初から貝をチビチビつまむね  ごちそうさまして近くの「つけ大王」とかいうラーメン屋さんで締  どう?このイメトレ   さすが桜木町!わがYanAgaSe❨YAS❩のライバル 

    • YASさん、こんにちは。
      やたらテンション爆高ですね(笑)
      今度富山にきたときぜひ桜木町と合わせて徘徊してみてくださいね。
      つけ(麺)大王ではチャーシュー麺しか食べたことがなかった気がするので、憧れのつけ麺も今度ぜひ食べてみたいです。
      たまにはご主人を置いていってくださいね(笑)

コメントする