富山人が長野に単身ぶらり旅。
午前10時頃に長野駅に到着しさっそく24時間営業の立ち飲み居酒屋に立ち寄ってから、戸隠そばが食べられる「大久保西の茶屋 長野駅前店」で信州そばを堪能。
わりとお腹もいい感じになったし、腹ごなしにかの有名な「善光寺」にでも行ってみるかというノリに。ちょうどこのとき善光寺は7年に1度の御開帳が開催されていて、街は御開帳ムード一色でした。
長野駅から善光寺までは徒歩で30分ほどかかるということで、それだけ歩けば本日摂取したカロリーなんて相殺っしょ!^^
善光寺に向かって表参道を進んでいくと、徐々に人も増えて辺りは賑やかになっていきます。地元富山にはない光景にちょっとわくわくしますね。
どのお店もいい感じです。
なんのお店かわからないけど人が集まってるのも面白いし、その右隣りにはさりげなくスタバがあったりして、なんか面白いですねえ。
善光寺
いよいよ善光寺が近づいてまいりました。
おお~・・・これはなんという凄まじい人出!!
まあ上から見たら実際はこんな感じですが。
いやこれでも全然多いと思うんですが、でもこの2~3日前はさらにエグい人出だったようで、そのときは中に入れるまで2~3時間待ちだったとのことです。
善光寺といえばこれ。
善光寺名物、触れるだけでご利益満点という「回向柱」にぼくも祈りを捧げてきました。
善光寺をひとしきり堪能したので、そろそろ駅前に戻ろうと来た道を戻っていきました。
それにしても長野って蕎麦屋の数が凄まじいですね。
名古屋では「石を投げれば喫茶店に当たる」と言われていますが、まさに長野では石を投げれば人に当たってポリスメンに颯爽としょっぴかれます。じゃなくて蕎麦屋に当たると思うほどに蕎麦屋が多いんです。
来る時にやってきた表参道を戻っていくと、なんかやたら人が多い蕎麦屋があるのが気になります。
十割そば 大善
周囲には蕎麦屋が何店もある中で、特にこのお店が多くの人を集めていました。
「これは確かめねばなるまいて」
ぼくはこの日11時頃に蕎麦を食べたばかりでしたが、その後はいっぱい歩いてカロリーは相殺されたし蕎麦はソフトドリンクみたいなもんだしまあ全然イケるっしょ。
名前を書いて待つことしばし、いよいよ呼ばれて案内されました。
後で調べたらすんごい有名店とのことでした。やっぱりねえ~
メニュー
十割そば ¥700
大善の十割そば「霧下そば」は霧がかかるほどの高原で栽培された蕎麦で、信濃町黒姫山の裾野に広がる大地で育った蕎麦の挽きたて・打ちたて・茹でたてが味わえるということで期待値は爆上がりですよ。
おお、うまい・・・
まじりっけなしの十割そば。香りはぼちぼちよし、ほどよくコシもあって喉越しもよし。
そばつゆは香り高いようで、甘めなようで、熟成感漂う絶妙な塩梅。
このだっく濁な蕎麦湯もまたほっこりポイント。
十割そばというワードは魅力的ですし実際美味しかったのですが、でも「うまい!」を連呼するほどかと言われると判断の難しいところ。
蕎麦ってある程度のレベルを超えると順位などつけようもなく、蕎麦もそばつゆも繊細なだけに「蕎麦は自分の好みかどうか」という点に尽きるのだと思います。
まとめ
ぼくは近年ラーメンよりも蕎麦を食べる機会の方が増えました。
それは蕎麦の「粋」な部分に目覚めたから・・・というわけではなく、どちらかというと「食べても罪悪感がないから」というおっさんらしい理由です。
しかしこの観光地でこの人気っぷりで、蕎麦にもこだわりが高く丁寧な仕事っぷりも感じられて、ざる蕎麦が税込で700円ってめっちゃ安いでしょ。
この誠実な商売だからこそこれだけの人気店になっているのかなあと思いますね。
またこの界隈に行くことがあえば、またぜひこちらのお店に寄らせていただきたいと思います。
– To Be Continued –
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