隠れ家的日本酒バー「DOBU6(どぶろく)」へ久々に立ち寄ってみた

こんにちは、富山人あるのん@_arnon_です。

今回は富山市の総曲輪にある日本酒バー「日本酒厳選店 DUBU6」(ドブロク)に立ち寄ってみました。

密かに現在の場所に移転してからは初めての訪問となります。

この日は既にはしご酒だったので、今回はお試しで。

お店はグランドプラザから焼き鳥の秋吉を抜けて、桜木町方面に約100mほど進んだところにあります。

うっかり通り過ぎて桜木町でハッスルしないように気をつけたいところですね。

DOBU6 店内

視界の上も下も、奥も手前も、店内は数多くのCDで埋め尽くされています。

大量のCDがセンスよく配置されたこの空間が妙に落ち着くのです。

いわゆる「隠れ家」を思わせる雰囲気なのですが、よくある隠れ家を狙って演出したような「ほら、こういうの隠れ家っぽくていいでしょ」的な押し付け感はなく、マスターの感性が光る個性的で魅力あるお店となっています。

メニュー

 

メニュー構成は食事メニューというよりは、ちょっとしたおつまみが豊富に揃ってる感じですね。

日本酒は羽根屋、勝駒、太刀山、千代鶴など、日本酒好きの地元民にはおなじみの良酒をはじめ、その他県内のお酒が黒板に記されています。

県外のお酒もあるのですが、富山が好きなマスターなので県外のお酒を「店主が飲みたい浮気のお酒」としているのも面白い。

久々に勝駒の純米をいただきましたが、以前飲んだときよりもさらに洗練された味わいに感じられました。あんな綺麗なのに芯がしっかりしているなんて勝駒はやはりすごいお酒ですね。

朝日町の「林(五百万石)」も久しぶりです。こちらのお酒も以前の印象とはまったく違っていて、上品で香り高い吟醸香が心地よい風のように通り過ぎていき、しつこさはなく後味も爽快。

最近よく思うのは富山の酒も日々進化しているなあと。10年くらい前と今を比較しても酒質、商品ラインナップ、プロモーションなどあらゆる部分がこなれてきているように思います。

酒盗チーズ 550円

酒盗とはカツオの内臓の塩辛で、その名の由来は「酒を盗みたくなるほど旨い珍味」というところから来ています。

ただこの酒盗、このままではしょっぱすぎるんですよね。

なのでキュウリや大根の薄切りに乗せて食べたり、大根おろし(水分は切らない)の上にごま油やレモンを和えて食べたりするといい感じに薄まって食べやすくなるのですが、この「クリームチーズと一緒にいただく」という食べ方は実に秀逸です。

クリームチーズによって酒盗の塩味や生臭みの角がとれてまろやかになり、また酒盗によって歯ごたえや塩味や内蔵のコクがプラスされ、お互いの個性が引き立って相乗効果を生み出すのです。

こちらのお店のクリームチーズは大きめに切ってあるので、貧乏性のぼくはちょっとずついただきながら長く楽しみました。

ロース味噌漬け 650円

豚肉の味噌漬けを焼いたものですが、ビールにはもちろん日本酒にも合います。

濃すぎず薄すぎずの味で、お腹がいっぱいでもさっぱりいただけちゃいます。

小さめに切ってあるのも嬉しいですね。

あなん谷つけもの 500円

結構な厚切りですが、よく浸かっているしばっちり歯ごたえもあるので、ちびちび食べながらのお酒が捗ります。

お酒は千代鶴や羽根屋なども飲みました。

約7年ぶりの訪問だった

このお店はもともとは西町にあったお店でした。

西町のときには何度か行ってたのですが、この場所に移転してからは初めての訪問です。

どことなくミュージシャンぽい雰囲気のマスターに、この場所に移転してきて何年ほど経つのかを聞いてみました。

 

マスター「7年ほどですね~」

 

もうそんなに経つのか。以前のお店のときに何度か行ったことがあることを伝えてみると。

 

マスター「どおりで見たことがあると思った」

 

本当っすか!!?(笑)

まとめ

以前のお店も隠れ家っぽいお店でしたが、あのときよりもさらに洗練されて「作りたいお店を作った」というマスターの趣味や遊び心がいかんなく発揮されています。

今回はそんなに食べれませんでしたがとても素敵なお店だったし、お酒や肴にもこだわっていて料金も手頃なので、ちょっと一杯ひっかけるには抜群のお店だと思いますよ。

総曲輪周辺で飲む人は、ぜひこのお店に立ち寄ってみてくださいね。

日本酒厳選店 DOBU6

住所:富山県富山市総曲輪2丁目8-14
電話:076-493-0146

営業時間:17:00~25:00
定休日:日曜日

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