ファミコン世代にはたまらないハードが発売されます。
ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ
なんと、60%に縮小された手のひらサイズのファミコンに、ファミコンの黄金時代を支えたあの名作ソフトが30本収録されているのです。
垂涎ものの収録ソフト一覧
- ドンキーコング 1983/7/15 任天堂
- マリオブラザーズ 1983/9/9 任天堂
- パックマン 1984/11/2 ナムコ
- エキサイトバイク 1984/11/30 任天堂
- バルーンファイト 1985/1/22 任天堂
- アイスクライマー 1985/1/30 任天堂
- ギャラガ 1985/2/15 ナムコ
- イーアルカンフー 1985/4/23 KONAMI
- スーパーマリオブラザーズ 1985/9/13 任天堂
- ゼルダの伝説 1986/2/21 任天堂
- アトランチスの謎 1986/4/17 サンソフト
- グラディウス 1986/4/25 KONAMI
- 魔界村 1986/6/13 カプコン
- ソロモンの鍵 1986/7/30 テクモ
- メトロイド 1986/8/6 任天堂
- 悪魔城ドラキュラ 1986/9/26 KONAMI
- リンクの冒険 1987/1/14 任天堂
- つっぱり大相撲 1987/9/18 テクモ
- スーパーマリオブラザーズ3 1988/10/23 任天堂
- 忍者龍剣伝 1988/12/9 テクモ
- ロックマン2 Dr.ワイリーの謎 1988/12/24 カプコン
- ダウンタウン熱血物語 1989/4/25 テクノスジャパン
- ダブルドラゴンⅡ ザ・リベンジ 1989/12/22 テクノスジャパン
- スーパー魂斗羅 1990/2/2 KONAMI
- ファイナルファンタジーⅢ 1990/4/27 スクウェア
- ドクターマリオ 1990/7/27 任天堂
- ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会 1990/10/12 テクノスジャパン
- マリオオープンゴルフ 1991/9/20 任天堂
- スーパーマリオUSA 1992/9/14 任天堂
- 星のカービィ 夢の泉の物語 1993/3/23 任天堂
ファミコン世代であればどれも聞いたことのあるタイトルばかり。名作中の名作から、まだソフトが任天堂だけだった時代のものもあったりと、ラインナップを見ているだけでも当時の思い出が蘇ってきますね。
個人的に、コロコロに騙されたと信じて疑わないバンゲリングベイが収録されていないのが嬉しいやら悲しいやらですが、特に名作が多いといわれているディスクシステムのゲームも収録されているのはファンにも嬉しいところですね。
パッケージも当時のデザインが踏襲されており、ファミコンに漂うあの独特の匂いも再現されているのか個人的にはとても気になるところです。※あの匂いの元は、基盤の参加を防止するための薬品とのこと。
ニンテンドークラシックミニの特徴
- 2016年11月10日発売
- 価格は5,980円(税別)
- 30タイトルはカセットの交換なしで選択可
- リセットボタンでいつでもセーブ可(1タイトルにつき4つまで)
- テレビにはHDMIで接続
- グラフィックはアナログ風な粗めの画質にもできる
- 電源はUSB供給、または別売りの専用アダプタで(1,000円)
- コントローラーは2つ付属(サイズは小さめ)
- カセットを差し込んだり、ソフトを追加することはできない
高性能ゲーム機PS4がある現代で、ファミコンに6,000円払うというのは抵抗があるという人もいるでしょうが、考えてみればこれほどの名作をもし当時この形で遊べるとしたら興奮しすぎて失禁してたかもしれませんよ。
ファミコンのトリビア5選
昭和58年(1983年)7月15日に任天堂から発売され、社会現象になりまくってゲームの歴史を大きく変えたレジェンドハード。遊んでいた誰もがそれぞれに思い出があると思いますが、ファミコンのトリビアで当時を振り返ってみましょう。
■「ファミコン」の商標はもともとシャープのものだった
「ファミコン」の商標は、任天堂がファミコンを発売よりも前に、家電メーカーのシャープが自社のオーブンレンジ用に取得していたものなのです。さすが目のつけどころがシャープでしたね。かつては…
■四角いボタンが丸くなった理由
打鍵テストを100万回やったにもかかわらず、ボタンが戻らなくなる事象が多発したため。四角いボタンを使ってた人なら多分想像がつくと思われますが、単純に押す回数だけでなく、ものすごく力を入れてボタンを押すことに関係しています。特にマリオのジャンプは、リアルの身体をふったりかたむけたりしながら凄まじい力で押すことになる人も多く、メーカーが意図していたよりも想像を超えた使用がされていたということですね。
ぼくも戻らなくなった四角ボタンから丸ボタンに交換しましたが、今度はボタンが柔らかくなりすぎるという事象が発生。
■クリボーは栗ではなく、しいたけ
クリボーについて岩田社長が開発者のひとり手塚卓志氏に訊いてみたところ、「あれ、しいたけなんですよ」としれっと答えたという。開発当初は最初の敵がノコノコだったのが、倒すのに2段階のアクションが必要ということで「いきなり難しいのでは」という考えから、急遽クリボーが追加されたという。
キノコには見えるけど、シイタケには見えないかな…。
■2コンの秘密
2コンのマイクにある穴、その数23個。と見せかけて、本物のマイクの穴は1個のみ。
出典:http://famicoroti.blog81.fc2.com/blog-entry-769.html?sp
「ハドソンハドソン!!」
ファミコン世代であれば、誰もが一度はそう叫んだはず。バンゲリングベイ以外にも有名なゲームでも2コンマイクが活躍します。一例ですが、
たけしの挑戦状
ファミコン史上にその名を残す伝説の珍ゲーとして有名ですが、ゲーム中のカラオケでマイクを使用して歌わないとストーリーが進みません。
ゼルダの伝説
「プルスボイス」という手強いボスに使用すると一瞬で殲滅可能。
スターラスター
隠しキャラの「スターノイド」を呼び出すことができる。
スターソルジャー
タイトル画面で、セレクトボタンを4回押し、コントローラー1のセレクト、A、B、右と、コントローラー2の左を全部押したまま、マイクに向かって叫びながらスタートすると、裏ステージがはじまる。
がんばれゴエモン2
おみくじ屋で「2回は引けません」と言われるところでマイクを使用すると、もう一度おみくじを引くことができる。
そもそもこのマイクが搭載された理由というのが、「テレビ受像機から自分の声が出るだけで面白いに違いない」という思いつきによるものだったとか。
■カセットにフーフーしてた人、手を上げなさい
長く使い込んでいくほどに接触が微妙になりバグりやすくなるファミコンなので、皆さん当然カセットをフーフーしていましたよね?でもこれってNGなんですよ。息を吹きかける行為は湿気によりサビを促進させ、故障の原因になることが2010年9月13日に公開された「任天堂からのお知らせ」というTVCMで説明されています。てか、おせーよ!
まとめ
「昔のゲームはバランスが悪い」とよく言われます。昔のゲームはメモリの容量も表現力もごく限られたものだったので、簡単にしてしまうとゲームがすぐに終わって飽きられてしまう。長く遊んでもらうにはあえて難しくせざるを得なかったケースも多々あったことでしょう。
そして制作に携わるスタッフが少なかったというのも理由のひとつかもしれませんね。自分でゲームを作ってみるとわかりますが、つくり手がテストプレイをするとすごい上達するのでその状態でバランス調整をするとゲームの難易度が上がっていくんですよね。
しかしこれらのゲームはどれもファミコン史に名を残したゲームなだけあって、そのような心配はご無用。そしてこれらのゲームには、制約の中で大きな力を発揮してきた日本人の叡智の結晶ともいうべきアイデアがいっぱい詰まっています。
スーパーマリオのジャンプは素晴らしい発明だったと思ますし、マリオ3のバランスやボリュームは今プレイしても全然楽しめます。ゼルダの伝説も昔あれだけ苦労してたのに、最近やってみると意外とサクサク進めて時の流れを感じました。
100人いれば100通りのドラマがあった、それぞれのファミコン時代。ときには楽しみ、ときには懐かしみ、ときには怒ったりしながら当時を思い出してみませんか。
|
ファミコン世代への贈り物としても、これを貰って喜ばない人はいないんじゃないでしょうか。
コメント
コメント一覧 (10件)
四角ボタン世代は本体端子をマイナスドライバーで掃除したりもしましたねw
にしてもこのラインナップは素晴らしいですな♪
ラインナップ見てるだけでお酒飲めますね^ ^
マイナスドライバーはベースボールで魔球を投げるのにしか使わなかったですねえ^^;
またそれ!すぐそれ!w
まあファミコンを語りながら飲むお酒は楽しいですよね~(*´ー`*)
バルーンファイトとマリオブラザーズ、熱血行進曲の勝ち抜き格闘で勝負しますか^^
あ、自分はれいほうで^^
子どものころ、マリオブラザーズで初見の友人をはめ殺したことを今だに酒の肴にされるぼくに挑もうとはなかなか元気がありますね^^
早速予約してしまった(笑)、送られてくるのを楽しみに待ってます。
さすが行動が素早いですね(笑)
当時のデザインまんまでというのがいいですよね。
小さめコントローラーの操作性が気になるところですが(笑)
あ、ポケモン第一期コンプおめでとうございます!
マリオブラザーズの出だし
バーカ、バーカ、エヘン虫~♪
バーカ、バーカ、エヘン虫~♪
って、
歌ってたの思い出しましたw
WiiUで、ダウンロードは
しているんですけど
やっぱり、
ああいう「雰囲気」のものは
欲しくなっちゃいますね♪
任天堂恐るべし!!
あなた昔から何も変わらないのね…(笑)
やっぱ専用のハードで遊べるというのは
ありがたみが違うんじゃないでしょうか。
個人的にはスペランカー入れて欲しかったですね。
「お前もう冒険すんなよwww」
って言いたい(笑)
たけしの挑戦状・スペランカー・バンべリングベイ
金返せと言わんばかりの内容で悔し涙を流した少年時代
ゴマちゃんさん、コメントありがとうございます。
スペランカーは主人公の冒険者が超絶に貧弱なだけでそこまでクソゲーではないと思っていますが、たけしの挑戦状はゲームとして成り立ってない部分もあるし(そこが挑戦状でもあるのですが)、バンゲリングベイに至ってはコロコロに騙された感が強かったです。
100画面!16方向スクロール!2コンマイク!
これらはゲーム性を面白くする要素ではまったくありませんでしたね。でも思い出のゲームではあります(笑)