【美和食 額】美術館で食事を!?料理もお店も調度品もすごすぎて絶句

こんにちは、富山人あるのん@_arnon_です。

少し前の話になりますが、同級生が『水産物・和牛等を楽しモーキャンペーン』の割引券を余らかしているとのことで、消費のお手伝いをすることになりました。

※現在富山県では新型コロナウイルスのロードマップがステージ2に移行していて、この記事を公開した時点では水産物・和牛等を楽しモーキャンペーンの利用は控えてほしいとのことです。

「せっかくだから普段行かないような店にしようぜ」ってことで、ぼくの懐事情では厳しそうな「美和食 額」というお店を予約することに。

お店のホームページをチェックしてみると「美術館で食事を」という謳い文句がトップに表記されているではありませんか。

 

はて、美術館とな!?

 

ちょっと意味がよくわかりませんでしたが、まあ行けばわかるだろうと軽い気持ちで行ってみたらば、これが実にとんでもないお店でありました。

お店は総曲輪通り沿いに面していて、ちょうど大和の入り口の向かいくらいにあります。

漂う高級感・・・

入り口をくぐると、着物を着た女性のお出迎えが・・・!富山にもそういうお店があるのね・・・ってそりゃあるわ!

 

約12mもの長さの天然秋田杉のカウンターは圧巻。三大美林の1つである天然秋田杉は、自然保護のため2013年3月より伐採が禁止となっています。

天井から吊るされた不揃いの電灯は、店名の由来となっている「額」を表しています。

 

椅子とテーブルは家具作家による特注品。

 

そして、壁に飾られている絵。なんと木の木目で表現されているんですよ。

 

江戸時代の屏風の両脇に飾られているのは、金ピカの急須。

 

これはまんま純金とのことです。はえ~~(゚ロ゚)

これ1つでウン百万円もするそうですが、ここで上手をご覧ください。

 

この3点の美術品はさらに高価なものらしく、これだけでこのお店がもう1つ作れてしまうほどのものだそうですよ。ほえ~~(゚ロ゚)

もはや馬鹿の子みたいなリアクションしかとれません。

美術品に囲まれながら食事がいただけるこの空間は、まさに「美術館で食事を」というキャッチコピーそのままのお店なのです。

生ビール 850円

たっけえええ!!・・・と思ったら、このビールは富山でも数えるほどのお店にしか置いてないというサントリーのマスターズドリームでした。

グラスでいただくマスターズドリームは素晴らしくうまい・・・

コース 5,000円

このお店はコース専門店なのですが、ランチタイムは1800円2500円3800円5000円などのコースがあり、ディナータイムは5000円8000円10000円15000円18000円などのコース料理があります。

今回は水産物・和牛等を楽しモーキャンペーンの5,000円のコースなので、いつものコースとは内容が違うかもしれませんが、雰囲気はわかってもらえるかなと思います。

前菜からぼくを圧倒してきました。

 

上に乗ってるのはたらこ・・・?と思いきや、これがほんのり甘い。ねっとりした食感といい、干し柿と思われます。

 

牛肉にのってるソースがすばらしい。カリフラワーの仲間のロマネスコなる野菜がまた彩りを添えています。

 

日本酒はワイングラスで提供されます。

日本酒のランナップもまた実に充実しているのですが、値段はグラスで800円からウン千円もするようなプレミアム日本酒まで幅広く揃っています。

たくさんの種類を飲みたいという人はハーフにもできますよ。(上の画像がハーフ)

 

器もいと美しきかな。

 

豆腐のようなものを口に入れると、ものすごい魚介の風味がして絶品としかいいようのない味でした。

 

可憐かつ艶やかな刺し身盛り。

 

日本酒専用の冷蔵庫は裏から出し入れできる様になっていて、扉を開けるとライトが付きます。

恐らく光が当たってお酒に影響がないようにしているのだと思いますが、お店のレイアウトにすっぽり収まっていることといい、これは特注品っぽいですねえ。

 

ぶり西京焼きの色ツヤっぷりが実にヤバい。

味はもっとヤバい。

 

選べる主菜

料理がスタートする前に主菜を選択することができます。

海鮮とお肉から選べるわけですが、ここいらがまさに水産物・和牛等を楽しモーキャンペーンらしい趣向ですね。

1人は海鮮にして、もう1人はお肉にするということもできるので、全員統一しなくてもオッケーなのが嬉しいじゃないですか。

海鮮

ぷりぷりの白子ちゃんと新鮮な海鮮は富山らしい組み合わせ。

お肉

厚切りの氷見牛とバターの組み合わせがたまりません。

 

 

天ぷらの盛り合わせ。揚がり具合も素晴らしいですが、昆布の天ぷらとはまた珍しい。

でもこれがすごく美味しくて、昆布消費量全国一位の富山としては、もっとメジャーになってしかるべき調理法ではないかと思いました。

 

海洋深層水で炊かれたご飯のうんまいこと!

ちなみに、和らぎ水も海洋深層水を使用しているとのこと。

 

デザートですが、既製品ぽくね?と思った人は半分ハズレで半分アタリ。

この絹プリンはこちらで開発されたスイーツで、同じ総曲輪通りにある「地場もん屋」でも販売されています。

ちゃんと美味しいのにカロリーがわずか116kcalしかないので、糖質が気になる人も罪悪感なくいただくことができるのではないでしょうか。

テイクアウトや通販など

様々な商品が販売されているんですね。

どれも本気で食べてみたいものばかり。オードブルで飲みたいなあ~

2階にすごい個室があった

階段を上がると、まるでそこはギャラリーのよう。

 

照明は限りなく最小限に抑えられて、とても落ち着いた空間となっています。

 

美術品を眺めながらの食事もまた格別ではないでしょうか。

 

きれいな音が出る鈴の音色がたまりません。

富山空港のお土産コーナーで、まるでトランペットを眺める少年のように高岡銅器の風鈴を鳴らしているぼくとしては、なかなか耳に毒なコーナーです。

実際、女子会などでこの鈴を鳴らすと皆さん欲しくなるようで、お買い上げの人も多いとのこと。ぼくも衝動買いしてえ~!

美和食 額 まとめ

料理が素晴らしいのはもちろんですが、調度品のこだわりっぷりもまた凄まじく、しかもただひたすら高価なものをかき集めたという感じではないんですよね。

絵や家具に和紙の作品など、富山の作家率が高いのもまた大きな特徴ではないかと思います。

さらに、接客もとても丁寧で居心地がよく、色んなお話を聞くことができて楽しい時間を過ごすことができました。

 

店長さん「個室もいいんですが、一番のおすすめはカウンターです」

 

う~ん、確かに!

特別な日に行くもよし、特別な人と行くもよし、水産物・和牛等を楽しモーキャンペーンに便乗するもよし、興味がある人はぜひ訪れてみてほしいと思います。

楽しく、美味しく、美しく、きっと素敵な特別感を満喫できることでしょう。

 

それにしてもオーナーさんはいったい何者なんや・・・と気になるばかりですが。

 

美和食 額

住所:富山市総曲輪3丁目2-27

電話:076-492-0122

営業時間:11:00~14:00 17:30~22:00

※夜の部は要予約

定休日:水曜日

公式サイト

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