【既に閉業されています】
ども、原価厨あるのんです。
巷じゃ原価BARやら原価酒場が人気なんですってね。「でもそんなんどうせ都会だけでしょ?」とお嘆きの富山人に朗報。憧れの原価居酒屋が富山に初登場したとのことで、さっそく行ってまいりました。
原価居酒屋とは
すべてのフードとドリンクが原価で提供されるという素敵システム。都会を中心に各地へと広がりを見せています。原価で提供って、じゃあどこで儲けるの?というと、どの原価酒場でも入場料を徴収するというシステムをとっています。
原価酒場はこの入場料がキモとなっています。
入場料
店によってそのシステムは微妙に異なりますが、
・入場料を徴収
・入場料は1時間単位、2時間単位、無制限など店によって異なる
今回行った原価酒場ENはどうなのかというと、
入場料1,360円(税込)で、時間無制限です。
ネットで他の原価酒場も見て比べてみると、時間無制限でこの入場料はかなり良心的。しかし実際に利用してみると、この原価酒場ってのは単なる激安居酒屋とは違うというか、本当にお得かどうかは使い方次第なのではないかという印象を受けました。
メニュー
ぱっと見、仕入れ単価の安いものはとても安く、高級品はそこそこのお値段という感じでしょうか。
フードメニューの一例(税別)
・ほくほく枝豆80円
・クレイジーポテト150円
・若鶏の唐揚200円
・カマンベールフライ280円
・ムール貝のハーブ白ワイン蒸し300円
・カニとプリプリ海老のエスニックピザ480円
・馬刺しユッケ520円
・フォアグラのステーキ680円
・アワビのステーキバター焼き980円
・牛フィレステーキ赤ワインソース1,080円
・焼きガニ1,380円
ドリンクメニューの一例
全体的にとても安いですね。
ハイボールなら100円で飲めちゃいます。
ちなみにこのお店の場合の原価というのは、恐らく仕入れ価格以外にも、テナント料+光熱費+人件費なども含まれることになるのでしょう。
ではさっそくいただきましょう!!
◆とんこつギョウザ 220円
味にコクがあり、皮もパリパリでとてもおいしい。
◆山菜の天プラ 260円(季節のオススメメニュー)
春の味覚。
◆クレイジーポテト 150円
ホックホクでとてもおいしいポテト。このままでも十分おいしいのですが、サルサソースにつけて食べるのも斬新でいいですね。このクオリティだと他のお店で380円くらいはしそう。
◆鶏肉のプルダック 300円
これマジでオススメ。プルダックとは韓国の料理で「火がつくように辛い鶏」という意味なのですが、辛さは後からじわりとやってくるタイプなので、よほど辛いのが苦手な人でなければ大丈夫だと思います。味は甘みも感じつつも、味噌のコクが旨味を引き立てています。
◆ソース焼きそば 200円
炭水化物多いな!モチモチした麺がよくソースに絡んでおいしい焼きそばですよ。ビールやハイボールが進みます。
◆生ビール 290円
ちなみにこのお店は、食空間SHOW-WAをそのまま引き継いだ内装になっています。
なので、個室で思うさまゆったりとできますよ。
◆豆腐とアボカドとネギトロ 150円
味の想像がつかないけどチャレンジ!がしかし、ネギトロがすんごい甘かった…。個人的にちょっと苦手かな。まあ150円だし、なんでも試してみればいいのさ。
◆K・A・N 150円
チャレンジPart2。
K・A・Nとはキムチ・アボカド・納豆のことですが、密かに豆腐も入ってます。納豆嫌いが多いとされる関西の人すいません。
おそらくこれで関西からのアクセスは激減することでしょう……。元々いないけどね!ちなみにぼくは納豆大好きです!!毎日でも食べたい!!!愛は勝つ!!!!!
しかしこのK・A・N、意外といったら失礼だけど、とてもおいしい。キムチ、納豆、豆腐と発酵食品が揃ってるからでしょうか。薄幸のあるのんだからこそ、よりおいしく感じられるのかもしれませんね…。
◆馬刺しユッケ 520円
ウズラの卵を使用する意識の高さ。個人的には普通の卵にして、その分味を僅かに濃い目にしてもらったほうが肴感が増すかな~。
◆勝駒 グラス300円
富山憧れの地酒、勝駒たんがこの価格で味わえるなんて超ハッピーですね。
◆黒霧島(芋焼酎)お湯割り 120円
◆ゴボウスティック 150円
一周してビールとごぼうスティック。カリカリっとしてておいしい~。
◆瓶ビール 290円
実際に利用してみて
会計は2人で7,256円でした。「せっかくだからいろいろ注文しよう」という意識が働き普段より多めの注文になりましたが、そういう心理をも見越したビジネスモデルなのかもしれませんね。
時間が無制限なので、大勢で長居してガッツリ食べる分には実に素晴らしいシステムだと思いますが、入場料として1,360円払うだけに「ちょっとだけ飲みたい、味わいたい」という人にはなかなか厳しいシステムかなとも思いました。
まだぼくも初めての利用ということで、実はもっと上手い利用法があるのかもしれません。皆さんなりの活用法を見出していただけたら幸いです。その際はぜひご教授お願いします。(^_^)
原価酒場EN
住所:富山市荒町6-6
電話:076-422-6635
営業時間:17:00~24:00
定休日 :水曜日
コメント
コメント一覧 (6件)
恥ずかしながら原価酒場とか初めて知りました…
こういうスタイルだと原価厨の方々に仕入れ伝票見せてとかトラブル無いんですかね?
僕は気弱な小心者なんで絶対言いませんけどねw
裸アーサー…じゃなくてタマキさん初コメありがとうございます!!
ほうほう、原価酒場って石川にはないんですかね?じゃあ富山の方がより栄えてるって認識でいいですかね?( ̄ー ̄)ドヤァ
原価と言っても仕入だけじゃなくテナント料やら人件費やらも含めてるでしょうから、実際の原価は端からは不明ですよね。
仮にお店側が「わしら高給取りじゃけえ!」ということでも、原価は原価ですからねw
わからないからといって、誰かさんみたいに予約したスマホが来ないからと、15,000円分のクーポンせしめるようなことは控えたいものですね^^;
原価厨としては「高すぎる!」って思ってましたが、人件費や光熱費・テナント料も込みの原価ですか
売上原価の方とは解っても、何か詐欺に会ったような釈然としない気持ちになりました
コメントありがとうございます!!
そう、ぱっと見そういう印象受けるかもしれませんね。しかし仕入原価の提供で入場料が1,360円では、とてもやっていけないであろうことは想像に難くありません。
なので、どこまでを原価に含めているのか明記した方が理解が得られやすいのではないかと思いますけどね。
業種は違いますが、以前にうちらが泊まったウィークリー翔の細やかな原価表示は清々しさすら感じましたからね。
予約を入れようとしたら、こちら近く閉店されるとのこと。
残念です。
まーじーでー!!
ちょっ早すぎない!?(笑)
うーん、残念です。
あ、先日はどうもごちそうさまでした(^ー゜)ノ