こんにちは、富山人あるのん@_arnon_です。
ぼくは富山市ファミリーパークに年に2回ほど行くまあまあの常連ですが、ここは本当にいいところなんですよ。
ファミリーパークは単なる動物園ではなく、広大な敷地の中を散策しつつ自分も自然に溶け込みながら、可愛い動物たち・・・まあ中にはあまり可愛くない動物もいますが、たくさんの動物たちを見たり触れ合ったり出来る貴重なスポットなのです。
ファミリーパークでは、食事やおやつをあげる様子を観察したり飼育員さんの説明を聞くことができる『ごっくんタイム』というものがあります。
ごっくんタイムの動物たちは時に真剣そのものであったり、時にのんびりしたものであったりなど、動物の食事風景はそれぞれの動物の特徴がよく表れるのが面白いんですよ。
人間もそうですよね。上品にきれいに食べる人もいれば、だらしなく食べる人もいるしで様々です。
獣の振り見て我が振り直せ。
ごっくんタイムは人として大事なことに気づかせてくれるきっかけとなることでしょう。
・・・というのはさすがに言い過ぎか?
【悲報】ごっくんタイムの規模縮小
約半年ぶりの訪問となったファミパ。
さっそくごっくんタイムのスケジュールをチェックしてみました。
画像引用:富山市ファミリーパーク
えっ、うそーーっ!!?!?
なんかごっそり減ってりゅううう!!!
以前あったホンシュウジカ、フンボルトペンギン、土日のキリン、アナグマ、ハクビシン、ニホンリス、リスザル、、ツシマヤマネコ、ツキノワグマ、オリイオオコウモリ、アメリカバイソン、オオカミがリストから消えているじゃないですか!
ごっくんタイムの対象となる動物はちょっとずつ入れかわりがあるとはいえ、ここまで一気に減ってしまうとは・・・
以前のごっくんタイム表
とはいえ、以前の内容だと時間がかぶるものもあったり移動時間的に厳しいものがあったりと、我々ガチ勢にとっては決して優しいスケジュールでなかったのも事実。
「こちとら遊びじゃねンだよ!」
と目を血走らせ、殺気をまといながら、まるでマナーのマの字もない撮り鉄の如きごっくんタイマーがいたのかもしれません。
ということで、今回は過去の思い出のごっくんタイムと、現在おすすめのごっくんタイムをご紹介させていただきたいと思います。
思い出のごっくんタイム編
キリン
勢いよく草をむしゃむしゃ食べるキリンさん。
おいしいとやま食べきり運動「たべキリン」のモデルとしては、かっこ悪いところは見せられませんからね。
フンボルトペンギン
お子様たちに大人気のペンギンさん。
しかし勢いよく餌が投げ込まれるも、全員から総スルーされることも珍しくありません。
そりゃごっくんタイムもなくされちゃうよねえ・・・
ライチョウ
ライチョウさんは、このもこっとした感じがたまらなく可愛いですよね。
カップをツンツンするとエサがパラパラっと落ちる仕組みになっています。
まるでベテラン砲丸職人が作ったかのような見事な球体っぷり。
エアコン完備で部屋のインテリアも良く、悔しいけどあるのん邸より快適そう。
ツキノワグマ
クマ界のイケメン王子、マーくん。
クマのごっくんタイムは、長細い筒状のものにエサを入れると転がっていってクマに届くというシステムでした。
しかし、実はさらにその前の方式のほうが個人的には好きでした。
反対側がクマ小屋になっているのですが、そこで一気に大量のエサが与えられます。
クマは好きな種類のエサから順番に1種類ずつ食べきっていくのです。
例えば最初にリンゴを全部食べ、その次は柿を全部食べて・・・みたいな感じ。
バリッ、ボリッ、シャクシャクシャクシャク・・・
無我夢中に食べるクマの様子が眺めていて妙に落ち着くのです。それこそずっと見ていても飽きないと思うほどに。
おばあちゃんがモリモリ食べる孫を見て嬉しく思うのと似たような気持ちかもしれませんが。
マーくんもやはりどこか満たされないのか、ひたすらクマウィッシュゴックンターンをリピートしてました。
現在おすすめのごっくんタイム四天王
ワオキツネザル
ワオキツネザルさんらは何かを真剣に見つめています。
ワオキツネザルの熱い視線の先にあるものとは!?
はい、もちろんエサを持つ飼育員のお兄さんですよね。
ワオキツネザルは檻の隙間から手を伸ばし、解説するお兄さんの腕をチョイチョイとつつきます。
「はよエサくれんけ?」
目がそう語っていました。誰もが容易に動物の心を読むことが出来た瞬間です。
ホンドザル
ホンドザルさんたちの住む里山生態園。
あれ、サルがいない・・・
どこにもいない・・・
立派に整備された里山生態園は、タヌキやシカ以外もぬけの殻となっていました。
度々ニュースになっていたので知ってる人も多いと思いますが、相次ぐ猿の脱走によりサル全頭が旧サル山に移設されていたのです。
ごっくんタイムが近づくと、サルたちにいよいよ落ち着きがなくなってきます。
バラバラにくつろいでいたサルたちが集まって、それぞれにそわそわしながら「キーーー!!キーーー!!」と鳴きつづけるのです。
何という正確な腹時計でしょうか。
飼育員さんが現れエサが撒かれると、サルたちは自分の食べたいものから順番に食べていきます。
しばらく眺めていると、サルたちに一番人気のないエサはキャベツであるということがよくわかってしまいました。
実はこのサルの群れにはボス猿は存在せず、4つの母系グループから成り立っているとのことです。
ガンを飛ばしまくって見ても全然グループの区別はつきませんでしたが。
ハッ・・・!!!?
またサルが脱走したのかと思って一瞬ドキっとしたわい。
アムールトラ
もうすっかり牙が抜け落ち、野生の呪縛から解き放たれたアムールトラさん。
しかしそんなトラさんも、食事のときだけはネコ科最強の片鱗を垣間見せてくれます。
この迫力!凛々しさ!
さっきのだらしない姿はもう忘れました。
生肉!血!猛獣!
この3セットはやはり超ド迫力の一語につきます。
あ、あれ・・・・?ちょっ、トラさん!?
お~い~!!食べもの粗末にしたらたべキリンさんにやっつけられンぞ!!
レッサーパンダ
ファミパのアイドル、レッサーパンダさん。
なにこのぬいぐるみ!
この人の多さ。さすがの人気っぷりです。
CD何枚買ったらぼくも握手できますか?
外も出待ちのお客さんで埋め尽くされています。
いったいなんぼ出せば、その撫でる権利を手に入れられるのか・・・。
ちなみに、レッサーパンダの撫で心地は柴犬に似ているのだそうです。
全国で柴犬が撫でられる事案が発生しそうです。
まとめ
ごっそり減ってしまったごっくんタイムですが、今後また復活するものもあるかもしれないし、見ようによっては目をギラギラ血走らせて回らなくても良くなった利点もあるように思います。
動物たちの可愛い姿をぜひ見に行ってみてくださいね。
でもちょっぴり寂しそう・・・
さてと、ファミパも十分満喫したし、そろそろ出発するか。
肌を刺すような晴天の中、そよ風に体を持っていかれそうになりながら・・・
トンネル内の耳をつんざくような轟音に耐え・・・
こんなに晴れているというのに見えない立山に絶望し・・・
桜の枝に頭をぶつけそうになりながら・・・
瀕死の末、たどり着いた先に待ち受けていたものとは・・・
ここはまさにこの世の桃源郷であった。
全てはこの一杯のために・・・
───── 完 ──────
コメント
コメント一覧 (2件)
はじめまして。
連休前に2歳のわが子の動物園デビューでファミリーパークに行きました。
その時はまだ何とかオオカミのゴックンタイムはやっていましたよ。しかし場所的にも時間的にも不人気だったようで確か1時20分頃だったと思いますが時間ギリギリまでご希望の方は…と何度もアナウンスがされていましたよ。
あそこはちょうど奥の広場の付近ですし子供達は、動物をさんざん見てお弁当を食べたら今度は広場で遊ぶのに夢中なのでしょう(笑)
ヤギさん達のゴックンタイムは先着何名の競争が激しくあきらめたので我が家も不人気のオオカミなら?と思いましたが子供は寝るし、ママにさあ!お弁当食べるよ言われ結局スルーしてしまいましたね。
かつさん、こんにちは。
かつてオオカミのごっくんタイムは整理券が配布されるほどの人気だったのに、まさか不人気と言われるようになってしまっていたとは・・・。
トングを使用して直接生肉を与えられるので、お子さんには楽しいと思うんですけどね。
まあ広場やら何やら堪能されたようですし、楽しめたのならそれが一番ですけどね。次回行ったときは内容が変わってるかもしれないので、今はそれに期待したいと思います。