こんにちは、富山人あるのんです。
「餃子はもはや日本の国民食」といえるほどに我々の食生活に根づいている食べ物だと思いますが、その割には餃子専門店ってそれほど多くないよなあ~と思う次第であります。
ということで、久々にあのお店に行ってみたくなりました。
はい、餃子会館 桜町支店です。
「支店」となってますが新富町や寺町支店は既になく、富山で餃子会館といえば現在はこのお店のみとなっています。
ていうか来たのいったい何年ぶり?来てなさすぎて、どんなお店だったかぜんぜん覚えてないのん・・・
餃子会館 桜町支店
ノスタルジック感漂う店内。
店内の雰囲気や調度品は昭和感満載ですが小綺麗で清潔感があります。
座席はL字カウンター12席、4人がけテーブル×1、2人座れるカウンターっぽいテーブル×1。
ランチタイムのメニューは一種のみ
目の前にはグランドメニューが並んでいますが、こちらは17時半からのメニューで、11時半~14時のランチタイム時は以下のメニューのみとなっています。
昼は餃子ライスのみ!
餃子をいくつにするか、スープをつけるのか、ご飯を大盛りにするかどうかというシンプルさ。
客単価よりも餃子のみで勝負するという姿勢は餃子に対する自信の現れでもあり、まさに餃子会館の名に相応しいメニュー構成といえるでしょう。
ぼくのような決められない日本人もこれならスッと決められる!・・・かと思いきや、餃子を何個にするかで安定の悩みっぷり。
調味料をカスタマイズせよ
注文して待ってる間、他のお客さんがやたら小皿をゴリゴリやってるんですよ。
いったい何をしてるのかと思ったら、餃子用の調味料を皿に入れて砕いているようです。ぼくもこのビッグウェーブに乗るしか!
瓶は小綺麗にしてあるのですがさわるとネチョッとして、「やっぱ町中華屋はこうでなくちゃ」と少しうれしくなってきます。
調味料は、醤油・酢・ラー油・からし、それと・・・なんだろう?黄色っぽくて荒く刻まれた謎の物体。
これは「にんにくオイル」でした。皆さんこれをさらに砕いていたのね。
まずはライスが運ばれてきました。
茶碗でなくて皿とは・・・ なんとオシャンティーな。
そして、真紅のワンポイントが目を引きます。白い皿と白いライスなだけに余計めだつというものですね。
餃子6個ライス+スープ ¥670
ボリュームがどんなだったか覚えてないので無難に6個にしました。
しかし他のご年配のお客さんらは「ハチコスープ」とか「ダブルで」など常連感を醸し出したオーダーをキメていて、「しまった、6個じゃ少なかったか・・・」と食べる前から後悔する始末。
富山では珍しい揚げ焼きスタイルの餃子。
皮はパリッとしてもちもち感があります。
餡は野菜率が高く、さっぱりとした味わいが楽しめます。
餡のボリューム感は抑えめで味にパンチがあるわけでもないですが、シンプルなだけに心温まるおいしさです。
そしてこのライス、とってもおいしいです。
富山県産米が使用されていて、もちもちとして噛みごたえがあります。めし屋で米がうまいのは大正義であるということを改めて知らしめされた結果となりました。
で、この赤いブツなんですが、「赤かぶ漬け?」と思ってかじってみると「紅しょうが」でした。シブい・・・
このスープがまたおいしいですね。なんとホッとする味でしょうか。
餃子とライスのガチンコバトルのインターバルを彩るラウンドガール的な存在といえるでしょう。
思わずおかわりしたいくらいでしたが、これで70円なら漏れなくオーダーするべきですぞ。
どうもごちそうさまでした!
まとめ
11時半の開店から10分ほどで席が半分ほど埋まっていて、常連さんっぽい人ばかりでこのお店はとても愛されているのだなということが伺えました。
シンプルだからこそ食べ飽きない味。
それが餃子会館の餃子の魅力なのだと思います。
夜のメニューも種類こそ多くはないものの、どれも食べてみたくなるものばかり。次回はぜひ夜にお酒を飲みに行ってみたいと思います。
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