こんにちは、富山人あるのんです。
今回の奥飛騨ドライブでは「奥飛騨コーン」や「うな丼」など、既に奥飛騨グルメを満喫しまくっています。
しかし・・・
もっと満喫したい
まったく、人というのはいったいどこまで欲深い生き物なのでしょうか。
ということでお腹が膨れていても食べられる名物を食べにやってきたお店がこちら。
つるや商店
平湯温泉界隈の観光の拠点となる「平湯バスターミナル」から徒歩2~3分ほどの場所にそのお店はあります。
お店は普通に特産品が充実しているように見えますが・・・!?
はい、こちらがその名物になります。
つるや商店は平湯温泉名物「はんたい玉子」を販売しているお店です。
はんたい・・・たまご・・・?
「名物のはんたいたまご」と聞いて、皆さんはいったいどんなものを想像しますか?
まさか・・・黄身と白身が反対に!?
いやいや・・・いくらなんでもそんなことがあるわけないじゃないですか・・・
ではどんな卵なのかこれから味わってみようではありませんか。
はんたいたまご 1個70円
はんたいたまごを購入する際はまずレジでお金を支払います。
「持ち帰りできませんよ」と言われましたので「旅館に持ち帰って夜にでも・・・♡ムフフ」と妄想していた人には悲報ですが、しっかりお店でいただいていきましょう。
源泉「鶴の湯」の泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(低張性高温泉)
お店の人が颯爽とお湯に手をつっこんで卵を取ってくれるのですが、「そんなん余裕やろ」と後から自分も手を入れてみたら熱すぎてしんだ・・・
食べ方はベンチの後ろに書いてあります。
- たまごの上3分の1を割ります。
- 上の殻を取り除きます
- 少しずつ殻を剥きながらすすって食べてください。
- たまごの殻は足元のバケツに入れてください。
あつい・・・かなりあつい・・・
食べている間ずっと熱いので、ハンケチとか持ち歩いているオシャレさんは軽く包んでおくと安心かも。
「上部3分の1を割る」と言っても、厳密に3分の1ラインを計算して印をつけるとかふつう無理なので、そこは適当でいいです。
殻を割っていくと、とろとろの白身が現れました。(黄身じゃなかったんだ・・・)いえなんでもありません。
あるていど殻を剥いたら白身をズズっと吸っていきましょう。白身はすっごく柔らかくて垂れてきますのでハンケチ勢は気をつけてください。
うっ・・・なんか温泉っぽい香り
殻に染み込んだ温泉の成分が影響しているのかほんのり硫黄っぽい匂いを感じました。なあに、黄身も硫黄臭がしたりするし相性は抜群!・・・かも!?
源泉に「重曹食塩成分」が含まれているのでほんのり塩味があるのですが、もうちょっと塩気が欲しい人用にエンリッチ塩の小袋も一緒にいただけます。
※成分:海塩(日本、イオン膜、立釜、乾燥)、グルタミン酸ナトリウム、炭酸カルシウム、クエン酸三ナトリウム
そろそろ白身を吸い尽くしたころ、そこに現れたものは・・・
この黄身が・・・!?
かなり固まってる!!?
そう、はんたいたまごとは「白身が柔らかく、黄身が固い」という一般的な半熟たまごとは正反対の性質を持つ温泉卵なのです。
この不思議なたまごが出来上がる理由は温泉の温度にあります。
白身が固まりはじめる温度は約60℃ですが、完全に固まるのは約80℃が必要とのこと。
そして黄身が固まる温度は65℃~70℃ということなので、「黄身は固まるけど白身は固まらない」という絶妙な温度が保たれているということですね。
はんたいたまご まとめ
気になるお味ですが・・・ もちろん良いですぞ!!
何もつけなくても塩味がきいているとのことですが、このとき食べたはんたいたまごの塩味は微細に感じられましたのでエンリッチの小袋を微妙にかけていただきました。
どうもごちそうさまでした!
つるや商店では他にお酒も買っていきました。
なぜか京都の地酒を売ってたのでゲット。
もちろん地元のお酒が圧倒的に多く揃っているのですが、冷蔵庫には他県の地酒コーナーもあったりして店主はかなりのお酒好きなのでしょうね。
この「はんたいたまごは」どんなにお腹がいっぱいでも食べられるというありがたき名物ですので、奥飛騨温泉郷平湯温泉に立ち寄った際にはぜひ食べてみてくださいね。
つるや商店
住所:岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯519-1
電話:0578-89-2605
営業時間:8:00~20:00
※はんたいたまごの販売は9:00より
定休日:無休
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