先日のブログに、数年ぶりにキムチの自販機へ買いに行ったら、もう既になくなっていたという記事を書きました。
結果、収まりがつかなくなっただけに終わったぼくのキムチ欲。
食べる気満々なときの今はこれしか食べたくない脳ってありますよね。
さあ、今のキムチ脳をいったいどうやって静めてくれよう。
そりゃ日本一のキムチを食べるしかないだろ。
そう、富山にはかつてハクトウ食品という、超絶品のキムチが買える店があったのです。
ぼくも友人も、「これは日本一のキムチだろう」と信じて疑わないキムチ。
どのくらい魅力的かというと、むかし友人たち7~8人で宿泊施設に泊まりに行ったときのお話。
そこは泊まるだけの施設なので宴会用の食材は自分達で持ち込むわけなのですが、ハクトウのキムチが大好きすぎる友人が「人数もいるしこのくらい食べるだろう」とハクトウのキムチを5,000円分も買ってしまい、さすがにそればかり食べるわけにはいかないので、ぜんぜん食べ切れなかったというのが今だに語り草になっているくらいです。すいません、たとえが微妙でした。
今まであちこちでキムチを食べてきましたが、今だこのキムチ以上の味に出会ったことがありません。
ネットで口コミを検索しても、同じような意見が見られました。
そんな魅力あるハクトウ食品ですが、残念ながらもう何年も前に閉店してしまったのです。
もうあの絶品キムチは食べられないのか……。
いえ、全国1000万のハクトウファンの皆様、どうかご安心下さい。
直売所は閉店しましたが、製造そのものは存続しているのです。
ではどこで買えるのか。
はい、ではハクトウ食品を目の前にして、ちょっと後ろを振り返ってみてください。
ぼてじゃこ!!
そう、富山でお好み焼き店を展開するぼてじゃこで食べることができて、さらにテイクアウトもできるのです。
ではさっそくテイクアウトしてみましょう。
ぼく「キムチとチャンジャってテイクアウトできますか?」
自分でテイクアウトするのは初めてなので、おそるおそる聞いてみるぼく。
「大丈夫ですよー」
と人の良さそうなおばちゃん。
キムチとチャンジャを1つずつお願いし、さあ会計という段階になって、
おばちゃん「えっと、これいくらだっけ・・・」
と他のおばちゃんに聞いたり、あちこちひっくり返しながら結構苦労してレジに打ち込んでました。
そんなに普段出ないんかい・・・
お値段は直売所のときよりは高かったですけど、たまには贅沢してもいいじゃないですか。なんせ日本一の(と信じて疑わない)キムチですし。
ということで家に到着。
車の中がめっちゃキムチ臭くなりました。
これが人の買ったキムチだったら文句100言いますけど、これが自分で買った伝説のハクトウのキムチということであれば、これはもう香水の香りでしかありませんね。
Fragrance HAKUTOの商品化はよ!まあ絶対付けないけど。
うっひょおおおおおおおおおおお!!!
数年ぶりなんで、もうアホの子みたいにテンションが上がっちゃいますね。
ああ、この味、この深み、変わらないな~(ウットリ)
ものっそいコク深い味の唐辛子が味に奥行きを持たせています。あらゆる旨味が凝縮されているので、かなり辛めなのに一度食べだしたら止まりません!!
そして次にチャンジャ!!
チャンジャとは鱈の胃をキムチ漬けにして熟成させたものです。
ぼくはチャンジャも大好きでよくスーパーで買います。ここのチャンジャは粒が大きく噛みごたえ抜群で、さらにハクトウの深い味が合わさって究極のチャンジャと呼ぶにふさわしい味わいとなっています。
そして味に変化が欲しくなったらこれ!
クリームチーズおすすめ!
実はクリームチーズとチャンジャは恐ろしく合うんです。
クリームチーズという汚れを知らない少女と、チャンジャという一癖も二癖もある男が出会ってしまった。
それが1+1=2の味ではなく、3にも4にもなる美味しさなのです。
友人に教えてみたところ、「クリームチーズなしでチャンジャが食べられなくなった」というお喜びのクレームをいただきました。
富山のキムチ好きな人には、ぜひこのキムチとチャンジャを食べてみてほしいですね。テイクアウトにこだわらずに店内でお好み焼きと一緒に食べてもいいと思います。
まあ、お店で食べるのが本来の正しい利用法なんでしょうけど。
県外の人は、汚れを知らない少女の行く末をぜひご自身の舌で確かめてみてください。
あ、クレームは受け付けませんので^^
それではまた!
ぼてじゃこ 呉羽店
住所:富山県富山市茶屋町460
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