【華ずし 金華さば寿司】金華さばを使用した高級さば寿司を食べてみた

こんにちは、富山人あるのん@_arnon_です。

ぼくは普段富山のグルメを中心にご紹介していますが、隣の芝は青いじゃないけどたまには県外の美味しいものも食べてみたくなるわけですよ。

そこでぼくの貪欲なるリサーチスキルがいかんなく発揮されるわけですが、どのくらい貪欲かというとオンラインゲームのフレンズたちに直接聞いてくというド直球スタイル。

©SQUARE ENIX

長年その土地に住んでいる人のオススメならまず間違いないですからね。

今回の聞き込みの結果、「金華さば」を使用した鯖寿司がとても良いらしい。通販での販売も行っていて、公式サイト以外にも楽天でも購入できるのはありがたい。

華ずしの金華さば寿司

楽天からの購入は冷凍のみとなるようですが、冷凍のほうが賞味期限が長くちょっとだけ価格も安くなります。

非冷凍のものは賞味期限が3日なので、遠方への配送は届いた日が消費期限になったりするするので注意。

価格は公式サイトからの購入で¥2,160(税込)、楽天での購入で¥1,944(税込)となります。

鯖寿司や焼き鯖寿司は好きなのでたまに買うのですが、千円以上する鯖寿司というのは恐らく初めての経験です。

送料の+1,030円がボディーブローどころか右ストレート級に痛いですが、「美味いはすべてに勝る」の教訓を胸に果敢に挑んでいきたいと思います。そんな教訓ねえけど。

「金華さば」とは、三陸の金華山沖で旬の時期だけに水揚げされたものの中でも特に脂がのった大物だけが名乗ることを許されるブランド魚です。

金華さばと他の鯖とはいったい何が違うのでしょうか。

  • 通常の真鯖よりもサイズが大きい
  • 脂と身の旨味が強いにもかかわらず、後味がすっきり
  • 臭さのない旨味だけが口に残る
  • 醤油をはじくほど脂の含有量が多く

出典:華ずし 金華鯖ずし専門店

金華さばは希少性が高いことから、関東では高いときでキロ1~2万円で取引されることもあるとのこと。大型のものは年々漁獲量が減ってきているようで、「幻の鯖」と称されるようになりました。

予期せぬ刺客登場

送られてきた冷凍の鯖寿司を受け取り、いつ食べようかしらと毎日ウキウキしていたところ、スーパーで思わぬ刺客と鉢合わせてしまいました。

ほう、高菜さば巻寿司とな?

ややややっ!!?

金華さば寿司やっす!!!

580円のさらに半額って・・・ 華ずしの金華さば寿司1コの値段で6コも買えてしまうやん。

これがまたしっかりうまいから困る。柔らかく身厚で脂がのった鯖が、高菜のシャキシャキ感でなんともフレッシュ感溢れる味わいに。

華ずしの金華さば寿司はこれに勝てるのか・・・!?数倍の値段がしてちょっとしか違わないとかだったら悲しい・・・

ということで実食

手に持ってみるとかなりずしりとくる。

まずは解凍しなくちゃね。

常温解凍
真空パックのまま半日程度室温で解凍(15℃~20℃)
流水解凍
真空パックのまま約一時間流水で解凍。水が冷たい時期は人肌くらいの温水で解凍すると酢飯がふんわりとなる。

解凍後は室温で30分ほどおくとより美味しくいただけるとのこと。

丁寧にラップを剥がしていきます。

切る間隔がまちまちなのはあえてそうしてみました。

では、いただきまーっす!!

こ、これは・・・・・・

うめえええェェ!!

脂がとてものってるんですが脂ばかりの鯖ではなく、身そのものの美味しさが際立っています。

脂と身の凝縮されたような旨味があり、くどさやしつこさや臭みなど皆無。

鯖の上に乗っている膜のようなものは「白板昆布」で、この白板昆布によって昆布のグルタミン酸の旨味が鯖の旨味と相乗効果を発揮し、さらには鯖の乾燥を防ぐ効果も担っているのです。

そもそも白板昆布とは昆布を削った最後に残る芯の部分で、きれいな白板昆布にするには職人さんの熟練の技を要します。

機械加工では不可能なこの白板昆布はとても希少で、この金華さば寿司を作っている華ずしでは白板昆布不足のときに泣く泣く白板昆布なしの商品を販売されていたそうですが、現在は供給不足は解消されているとのこと。

白板昆布がそんな大きな役割を果たしていたとはちょっと驚きでした。

そして・・・!!

この素晴らしい鯖をやさしく包み込んでくれるのが・・・

この酢飯!!

米も超うまいんですよ!!!

使用されるお米は宮城県産のササニシキ。存在感はすごくあるのにけっして出しゃばらず包容力抜群で、ねっとりしているようで口溶けがよくさっぱりした後味です。

ぼくの住む富山もお米は美味しいですが、鱒の寿しに使われるお米とはまたぜんぜん違う感じですね。この金華さば寿司にとってもよくマッチしています。

ササニシキは天候に左右されやすい栽培が難しいお米とのことで、宮城でも「幻のお米」と称されているとのこと。宮城幻多いな・・・

新潟の銘酒「あべ」との相性もまた最高すぎました。

まとめ

スーパーで買ったものも値段なりにとても美味しいものでしたが、今回いただいたこの華ずしの金華さば寿司もやはり値段なりの美味しさはありました。

酢飯も鯖もバランスもまさに一級品といえる完成度ですので、鯖寿司が大好きな人はぜひ試してみてはいかがでしょうか。贈り物にもいいと思いますよ。

では、ぼくはまたこれからおフレンズたちに貪欲なるリサーチをする日々に戻ろうと思います。

 

 

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