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日乃屋カレー初食!賛否分かれる甘いカレーの激アツレビュー

皆さんは東京発祥の「日乃屋カレー」って食べたことはありますか?

最近ぼくの地元でも一店オープンしたとのことで、友人らがさっそく訪れてみたとのことなんですが・・・

「甘すぎる!!」やら「カツひどい!!」など、それはもう惨憺たる感想ばかりで、ぼくも気になってググってみたんですよ。

 

検索ワード:日乃屋カレー レビュー

 

え・・・予測変換がいきなりこれ!?

 

検索ワード:日乃屋カレー おいしい

 

おいおい、こちとら「日乃屋カレー おいしい」で検索しているのに、「まずい?」的なネガティブワードの記事が上位を占めてしまうとは、これはかなり賛否あるお店のようですね。

日乃屋カレーは東京発祥のお店で2011年7月に1号店ができ、2012年1月には神田で2号店ができると、2013年には「神田カレーグランプリ」で堂々の優勝。

さらに2015年には「史上初の殿堂入り」も果たしているとのことですが、殿堂入りについて調べてみたところ殿堂入りの経緯について日乃屋カレーの公式サイトには情報がなく、また神田カレーグランプリの公式サイトに至っては「殿堂入り」というワードすらサイト内に見当たらず、なんだかよくわからないなあ~という印象です。

しかし、諦めの悪い男あるのん氏がさらにリサーチを進めてみた結果、ついに殿堂入りのヒントとなりそうな画像を発見してしまいました。

出典:神田カレーグランプリ

上の画像は神田カレーグランプリ2015の会場ですが、画像右上部分にご注目ください。

会場には「殿堂コーナー」なる販売スペースがあり、そこにはボンディ、マンダラ、そして日乃屋カレーがあります。え・・・まさか殿堂入りって会場内の販売スペースという意味!!?

殿堂コーナーは他店よりもスペースが広めにとられていて、殿堂コーナー入りを果たしたというのはコミケでいう壁サークルのようなものでしょうから確かに栄誉なことだと思います。

しかしもしこの考察が正しいのなら、これを「史上初の殿堂入り」と宣伝に利用してしてしまうのはさすがに・・・

とりあえず経営者の「使えるものは何でも使っていく」という強い意志と覚悟はひしひしと感じられました。

※2022年11月現在、神田カレーグランプリの殿堂コーナーは廃止されています。

富山はカレー王国!?

人口10万人あたりの「カレーハウス」登録件数による都道府県ランキングの推移」というデータがあります。

出典:タウンページデータベース(NTT東日本・NTT西日本)NTTタウンページ株式会社

この表によると2022年は4位になったものも、富山はかなりのカレー王国であるということが伺えると思います。

1位を爆走する石川県はさすが金沢カレーのお膝元といった感じですが、2位以下は人口の多い都会が多い印象なので富山はかなり頑張っているといえるでしょう。

富山は金沢カレーも浸透していますしインドカレーやスパイスカレーも人気で、美味しいカレーのお店はたくさんありますからね。

その富山に「甘い」と言われる日乃屋カレーがオープンしたというのはかなり興味深いことではないでしょうか。

ということでいよいよ初日乃屋カレーと洒落込んでみたいと思います。

日乃屋カレー 初訪!

店舗外観

看板には「日本一のカレーグランプリ優勝店」と書かれています。

この書き方ではまるで日本一になったかのような印象を与えますが、正しくは日本最大級のカレーの祭典「神田カレーグランプリ」で優勝したお店という訳になるのかなと思います。

う~ん・・・ 殿堂入りだの日本一だの誇張しなくても、日乃屋カレーは既に全国に100店近い店舗数があり、わずか10年足らずで業界3位まで発展させた経営手腕は優勝とかよりよほど凄いことのように思えますが。

とはいえ肩書きがあってこその宣伝効果もあるし、そこは使い方次第ということなのでしょうか。使いすぎ感は否めませんが。

メニュー

メニュー

トッピングが充実していますね。

ライス大盛りが無料というのもいいですし、ご飯少なめの七分盛りだと料金が安くなるのも良心的です。

初訪問ということでここは定番中の定番メニューをオーダーしてみることにしましょう。

名物 カツカレー ¥880

カツカレー

 

おおおっ!?

 

これは・・・!!

 

で、でかい・・・

普通盛りでもこんなにボリュームがあるとは。いや~しかし、今回はなんだか緊張してきましたよ・・・

ということで、いざ実食!!

 

う・・・?

 

あれ・・・??

 

ふつうにうまくね!?

 

いや、確かにはちゃめちゃに甘いことは甘いんですが、味そのものはおいしいと思います。

食べる前から散々なことを見聞きして最悪を想定していたからか「そこまでじゃないじゃん・・・というか味はいいじゃん」という印象を受けました。

逆に「これすげえウマいから!最ッ高だぞ!」と吹きこまれていると「まあ美味しいけどそこまで・・・?」ということも往々にしてありますからね。ハードルの高さは重要です。

でこのカレーなんですが、最初にインパクトのある甘さが立ち上がってきますが辛さもかなりあるので、後から辛さが追いかけてきます。

これはまさに「始まり甘く、後より辛い、余韻残りしカレールウ」というキャッチコピー通り。

激辛好きな友人らは「別に辛くはない」的なことを言ってましたが、公正な感覚で判断するならばこれはかなり辛い部類に入る辛さです。

激辛が苦手な人や子供には厳しい辛さだと思いますが「辛口が苦手な人は甘口もございます」とのことですのでどうかご安心を。・・・ってさらに甘くするんかい!と思わず独りツッコミ入れてしまいましたが。

カレールーはねっとりとしてほどよくスパイシー。バター感もありこれによって風味やコクが引き立ち、トマトの酸味によって心地い爽やかさも感じられます。

この甘みの正体はよくわかりませんが、玉ねぎの他には「日乃屋カレーのレトルト」には入っているバナナもあり得そうですし、リンゴはちみつ砂糖も使われているようです。(レトルトの成分が同じものかどうかはわかりませんが)

このカレーを「美味しいか美味しくないか」と聞かれたらぼくは「美味しい」と答えるでしょう。ただし、甘さは相当にあるので「でも本当に甘いよ。甘い味つけの煮物とかダメな人には受け入れられんかも」と付け加えると思います。

でも甘い料理に抵抗がない人もいるし、甘みって中毒性があるので食べ慣れるとハマる味なのかもしれませんね。

カツはどうなのか!?

画像ではわかりにくいんですがこのカツの切り方は独特です。

縦方向は四等分と結構厚めに切られていますが、横にも切られているので計八等分ということになりますね。

なぜこのような切り方になっているのかは食べてみればわかります。

 

うすい・・・

 

そして

 

かたい・・・

 

肉が薄く衣はガッチガチに固いです。ここまで薄くてガチガチだと肉の味なんかわかりませんし、衣も固くて噛み切るのが困難です。

一応「一口で食べられるサイズ」ということなのでしょうが、ぼくもすべてを一口で食べるのは厳しいくらいの絶妙な大きさでして、女性とか子供だとより厳しいように思いますね。

なぜこのようなカツなのかはわかりませんが、このカレーのコンセプトが ───

日乃屋は一貫して日本のカレー、昔からある皆が食べ慣れた、あの懐かしくも深みのあるカレーを日々追求しております。

ということですので、このカツはもしかしたら昔駄菓子屋にあった薄いカツの駄菓子をイメージしているのではないかと深読みしてみましたが、しかしわざわざお店での食事で食べたいカツかと言われると・・・

この豚肉のカツに関しては「美味しいか美味しくないか」と聞かれたらぼくは「美味しくない」と言わざるを得ません。

おわりに

口コミには否定的な意見も多いですが、一方で好きな人も多く人気があるというのもまた事実。

「甘いカレーで勝負する」という目の付け所もすごいと思うし、好き嫌いが分かれそうなこのカレーが業界3位まで上り詰めたことも本当にすごいことだと思います。

この記事をここまで読んでくれた人は多分かなり気になっているはずなので、これはもう食べに行ってみるしかありませんよ!

この唯一無二の味は、とにかく食べてみないことには始まりませんから。

 

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