【閉店】【炉端長屋一一】魚介がウリの居酒屋なのにお好み焼きが絶品すぎる件

意外なメニューが看板だったりするのは、飲食店にはままあること。

いかにも老舗店な佇まいの「そば処 権兵衛」の看板メニューがラーメンだったりとか、「うどんこいしや」なのに全員ラーメンしか食べてないとか。

今回は居酒屋としてのポテンシャルが高すぎて、お好み焼きまで絶品な「炉端長屋一一(いちいち)」をご紹介させていただきます。

一一のお好み焼き

完全な主観で言わせていただきますと、このお店のお好み焼きは富山でも1～2を争う美味しさだと思っています。

 

お好み焼き 豚玉 880円(税込)

分厚いことで有名なかの富山の行列店よりも、さらに分厚いというのに中はふっわふわ。

 

 

お好み焼き用丸カバーで蒸し焼きにするのが柔らかさの秘訣だと思うのですが、野菜がた～っぷりなのでとっても軽やか。

「これ、もはやサラダじゃね！？」と勘違いした人がいたとしても、どうしてそれを責められるでしょうか。

ソースとマヨや薬味のバランスも完璧で、お好み焼きといえばB級グルメやジャンクフードのイメージが強いですが、これはまさに「料理人が本気で作ってみたお好み焼き」と語るに相応しい料理です。

 

 

じっくり焼くので焼き上がりに20～30分以上かかりますが、それだけ待つ価値は十分にあるどころか、豊富にある肴やお酒をいただきながら楽しく待つことができますよ。

 

では、

このお好み焼きを大阪の人に食べてもらった結果

 

お好み焼きの本場大阪人が、このお好み焼きを食べたら一体どう思うのでしょうか。

 

ある時、大坂から遊びに来た人にこのお好み焼きを食べてもらったところ、「そりゃ美味しいけど、なんで富山まで来てお好み焼きを食べなアカンの！？」と果てしなく遠回しにお褒めいただきました。

まあ確かに、富山県民が県外に行って「このブリおいしいよ～」と勧められてもしそれがイマイチだったなら、「富山県民にブリを食べさせちゃう？」となるし、もし美味しかったなら確かに似たようなリアクションになるのかもしれません。

居酒屋としてもイチオシ

さんざんお好み焼きをプッシュしといてなんですが、このお店に来たらまずは富山の素晴らしいお魚ちゃんをたっぷり楽しんでいってほしいです。

このお店は魚介類の品揃えも素晴らしく、メニューを見ているだけでお酒が進むこと請け合いですから。

 

 

このお店は密かに包丁の達人がいらっしゃるのですが、やがらの刺し身を注文時に「薄く切ってもらえますか？」と無茶振りしてみたところ、運良くやってもらうことができました。(いつもやってもらえるわけではありません)

 

やがら 一匹姿作り 980円(税込)

この素晴らしい包丁の技術は必見。向こう側が透けて見えるほど薄く、しかもどれも形や薄さがピッタリ！

見た目に美しいだけでなく、甘さもあってとっても美味しい刺身でした。

 

〆鯖 680円(税込)

「美しすぎる〆鯖」としてネットでバズりそう。冴えわたる包丁の絶技と美味しさにうっとり･･･

眺めているだけでもお酒が飲めますし、口へ頬張るといつの間にかお酒は消えていることでしょう。

 

おおきい石垣鯛 塩焼き 980円(税込)

県外の人にも富山の人にもおすすめ！

ドラフトギネス 700円(税込)

また、日本酒の品揃えもまた実に素晴らしく、･･･というかビールも、焼酎も、果実酒も、ノンアルコール飲料も、あらゆるドリンクはこだわりの逸品ばかり。

 

十四代 本丸特別本醸造 750円(税込)

まとめ

富山駅前エリアには他にも人気店はありますが、有名店は得てして予約が取りにくかったりする中、このお店は同じフロアに姉妹店があったりと割と予約が取りやすいほうかなと思いますので、県外の人にはこのお店をオススメすることが多いです。

炉端長屋一一は何を食べても、何を飲んでも美味しいありがたいお店ですので、機会があればぜひぜひ行ってみてくださいね。

今回はお好み焼きにスポットを当てた記事でしたが、近いうちにお店全体の紹介記事も書けたらと思っています。

では良いお酒を！