【いちご煮缶詰】ウニとアワビの共演!郷土料理の缶詰が贅沢すぎる件

ども、富山人あるのん@_arnon_です。

最近の缶詰はなんだかハイカラになってますよね。コンビニに行けば家バル缶つま酒ともなど魅力的な缶詰が多く揃っていて、明らかにぼくをターゲットにしています。

昨日記事に書いた新湊きっときと市場に行った時の話ですが、こんな缶詰が売られていたんですよ。

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い、いちご煮……?

 

このあるのんにとってのいちごとは、

 

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こんなイメージなんですけどね。

1582年といえば皆さんよくご存知のように、重臣明智光秀に謀反を起こされ織田信長が自害したという、本能寺の変があった年ですよね。

てなわけで、これから本能寺の変の年は「イチゴパンツ」で一発脳内変換。受験生の皆さまにどうかこの知識がお役に立ちますように。

それはさておき

いちご煮とは

青森県八戸地方の伝統料理です。

青森の料理がおいしいというのは美味しんぼ情報でなんとなく知ってたくらいで、青森といえば「りんご?」程度の知識しかなかったぼく。

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ぬうぅ、主に使う素材はウニとアワビ…だと?

おいおい、ちょっとこれは穏やかじゃあないな。言わば海の幸の東と西の横綱級を一緒にしちまったってことだろう?郷土料理ってけっこう素朴な食材を使うもんだと思ってたけど、八戸って意外とハイソな地域なのかしら。

ふーむ、お米に汁と具を加えて炊き込みご飯にすると、磯の風味が豊かなご飯になると書いてあるなぁ。まあ今回はそのまま食べてみるとしよう。

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名称は「和風汁物(お吸物)」。

 

オ・ス・イ・モ・ノ!?

 

いちご煮って書いてあるから煮物かと思ってたなぁ。確かに軽く缶を振ると、めっちゃタッポタポいいよる。外からわかる汁っけの多さ。

では開封して器を移しかえーの、温めーのっと。

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うーむ、本当にお吸物だなぁ。暖めると磯の香りがしますわ。

磯野……カオリ……か………。

あの・・・花沢さんは…?

あ、いえなんでもありません。

ん~~これうまいのかな~…と半信半疑で汁を口にしてみたところ、

 

うまっ!!!!なにこれうまっ!!!!

 

超濃厚な旨味にびっくりしました。

しかも磯の香りはするんですけど、嫌な磯臭さはまったくありません。これなら子どもでも喜んでいただけそうです。

これだけ旨味があるなら、無化調でもよかったんじゃないかなーと思うくらいおいしい汁です。これは確かに炊き込みご飯にしたらおいしいでしょう。

ウニとアワビ

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粒は小さめだけど、味はしっかりウニです。

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そしてアワビ。缶の原材料の記載には「ウニ、ロコ貝、アワビ」となってます。

原材料表記は使用量の多いものから書く決まりになっているので、アワビよりもロコ貝のほうが多いということになりますが、肝心のアワビがどのくらい使われているのかは未知数。

ロコ貝

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画像出典:wikipedia

ロコ貝さんはアワビモドキとして活躍されているようです。まあ別にいいんですよ。アワビと思えばこれはアワビなんです。プラセボ効果でおいしくいただくべし!

思ったようなコリコリ感はなく、とっても柔らかいです。やはりロk……ゲフンゲフン!!

アワビうめえええええ!!!(思いこみ大事)

いちご煮の名の由来

そもそも、なぜいちご煮なんざんしょ?いちごを使ってるわけじゃないし。

いちご煮の名は、お椀に盛り付けた時、乳白色の汁に沈む黄金色のウニの姿が、まるで『朝靄の中に霞む野いちご』のように見えることから名づけられたといわれております。

出典:いちご煮.com

ほおぉ……

朝靄の中に霞む野いちごとは、これまた風流きわまれり。

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あるのん的には、池で飼ってる鯉の餌付けにも見えなくもないですが、いちご煮の味ばたげめっきゃ~♪(津軽弁でとてもおいしい)

郷土料理の缶詰はもっと増えるべき

おみやげ屋さんって地元の特産品が中心になるんで県外の人には魅力ですけど、県内の人にはどうしても目新しさが欠ける部分はあると思います。

新商品やらパッケージデザインやらで頑張っているんですけどね。そんな中でこのいちご煮はめっちゃ異彩を放っています。お値段は700円以上もするので缶詰の価格としては高めですが、こういう面白い商品は個人的に大歓迎ですね。

県別の郷土料理の缶詰が同じ売場に色々売ってたら、これ絶対楽しいですよ。どの地域にも郷土ならではの料理ってありますからね。

 

「こないだ北海道から始めたから今日は青森かな」とか、

 

「岐阜とか行ったことないけど、どんな郷土料理があるのかな」とか、

 

「広島の日本酒手に入ったから、広島の缶詰にしてみるか」とか、

 

「今日は何人も集まるし、四国特集行ってみるか」など、夢は無限大。

 

どこかやってくれませんかねー。

いやいや、アイデア料とかそんな~~^^←否定しない

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • いちご煮!黄色い野苺のイメージなんですね。ご紹介いただいた写真でやっと理解できました。

    青森は以前、割とちょくちょく行ってましたので(八戸じゃなくって青森市ですけど)、馴染みのメニューではあります。缶詰(もっと大きなサイズ)でもいただいてますよ。確かに美味です。青森は山海とも美味しいものが豊富で、ホヤが駅前の市場に普通に並んでるのにはびっくりしました。

    郷土食の缶詰、いろいろあります。当地では有名どころで蜂の子とざざむし…そ、そ、それは、ちょっと、かなり、イヤかもしれませんね。

  • あなたは一体何者なんどす(笑)(前にも言ったようなw)
    一般にいちご煮の缶詰といえば、もっと大きなサイズのやつみたいですね。味はもっと生臭いのかと思ってただけに、おいしくて驚きました。
    ホヤは地元の新鮮なのを食べてみたいですね。見た目といい味といい、あれを最初に食べた人もすごいな~と思いますけどね(笑)凝縮した海でしょ、あれ。

    蜂の子やざざむしの缶詰もあるんですのん?
    いなごとかそのくらい小さいものならなんとかいけるんですけどね。トノサマバッタ以上あるような昆虫はチトきついですね~(笑)

    ゆるスラさん、コメントありがとでした!(^o^)

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