【生粋手打蕎麦 市川】まずはそのまま！次に塩で！超こだわりの十割蕎麦『極』

こんにちは、富山人あるのんです。

富山市民病院のすぐ隣り、国道41号線沿いにちょいと目を引く蕎麦屋さんがあるのをご存知でしょうか。

名店オーラを醸し出しているのでずっと気になっていたんですが、なかなか訪れる機会に恵まれなくて今回が初訪問となります。

いったいどんなお蕎麦屋さんなのでしょうか。

お店に入ってみるとウエイティングボードには数多くの名前が記入されていて、でもこの時はもうピークは超えていたようですんなりと入ることが出来ました。

もっと早い時間だったなら結構待つ感じだったのだと思われます。

駐車場は表側だけでなく裏側にもあります。居住者専用のスペースもあるので駐める場所はしっかり確認しておきましょう。

生粋手打蕎麦 市川

ほほう･･･すべてが十割蕎麦！！

期待を裏切らないこだわりっぷり。これはやはり名店の予感しかない･･･！

メニュー

ざる蕎麦だけでなく、うどん・温かいそば・天ぷら・一品料理など幅広いラインナップが楽しめる上にお酒も色々と取り揃えていて、これは蕎麦だけ食べるにはもったいないラインナップではありませんか。

では何を食べるか──

まあまあ、まずはビールで喉を潤してからじっくり考えるとしますか。

生ビールはアサヒプレミアム熟撰とのことですが･･･なんか味がくっきりしていてめっちゃうまい。ビール自体もいいんでしょうがメンテも完璧。このうまさで500円とはかなりお値打ちかと。

そしてビールとともに提供されたワラビのおひたし。

う～ん、これはベリーナイス！もうここまでで名店であるということがぼくの中で決定づけられました。

さて･･･蕎麦を何にするかですが･･･

ここはやはり「数量限定 お勧め蕎麦 極」を食べておかねばなりません。

大盛りにもできるようなので極の大にしようとしたら･･･「もう大盛りはできない」とのことで、どうしようかちょっと悩んでいると──

「半ざるを提供することもできますよ」

なんですと！！！そんな憧れの食べ比べみたいなことができるんですか！！？コンマ0秒で乗っかりました。

どうどうどう･･･ 高鳴る鼓動を落ち着かせるべく塩スルメの天ぷらをいただきます。

揚げ加減もいいし噛めば噛むほどに旨味がにじみ出てきます。これはビールに合いますねえ～

だし巻き卵も食べてみたかったけど卵が品薄で無理とのことでした･･･ｼｸｼｸ

極

う～ん、なんとも芳香な香り･･･こいつぁたまりまへんな～

「まず、蕎麦だけで食べてみてください」

「次に湿った箸に塩を付けて蕎麦を食べてみて下さい」※塩分とりすぎ注意

「そして出汁で」

うん、ぼくがいつも無意識にやってる食べ方ですな･･･

でもこうしてお勧めの食べ方として書いてあるのは、蕎麦に対しての強いこだわりと絶対の自信があるということに他なりません。

極の圧倒的な香りとコシ、これはいい蕎麦だ。

塩で食べるとなんだかすごい通っぽいのですがこれはあくまで蕎麦の香りや甘みを確かめるための食べ方で、蕎麦はやはりそばつゆで食べてナンボのもの。

芳醇なそばつゆが繊細な蕎麦の歯ごたえと味わいをどこまでも高めてくれるのです。

半ざる蕎麦

ざる蕎麦には極にはなかったネギが添えられています。「極にネギなど不要」と言わんばかりのこだわりっぷりがまたいいですな。

コシは十分ですが香りは極のほうがより一段と深いものになっています。

ざる蕎麦には信州産のそば粉のみが使用されていて、極は信州産のものに県内産のそば粉もブレンドされていてより香り高い蕎麦が楽しめます。

蕎麦って繊細なだけにそれぞれを食べたら気づきにくいこともあったりしますが、こうして両方を食べ比べてみると違いがよくわかりますね。

なんという幸せか･･･！

そば小町

そしてツレがオーダーしたのはそば小町の温かいほう。

野菜のかき揚げ、和野菜、おしんこ、小おにぎり2個がついて1,180円とはかなりコスパいい。

これも蕎麦と出汁がしっかりおいしい上にかき揚げのカリカリ感が最高で、手作り感あふれるおにぎりも実に良き･･･

「おにぎり2個はちょっと多いかなあ～」という人にはおにぎりの数が調整できますよ。

そば湯

何も言わなくても出てきたそば湯。食後のお楽しみですよね。

このドロッとした感じがまたいいんですよね。どうもごちそうさまでした！

まとめ

予想通り･･･ いや、それ以上に蕎麦への強いこだわりを感じさせてくれる素敵なお店でした。

このお店は蕎麦だけでなくうどんも手打ちで提供していて「全てのメニューがうどんに出来る」「湯で時間に十二分程かかる」ということでめっちゃ気になるんですが、やはり極や一品メニューも食べたい･･･

またぜひバスに乗りこんで車内で悩みたおしながら訪れたいと思います。そう、憧れのだし巻き卵をいただきに──

いえ、もちろん蕎麦がおいしいというのが大前提なので、次回もなんのかんのでやはり食べ比べスタイルかなという予感がしています。

皆さんもおいしいお蕎麦をぜひどうぞ～！