こんにちは、富山人あるのんです。
「糸庄」といえば今や富山を代表するソウルフードの一つといえるでしょう。
テレビで糸庄が紹介されるたびに「ああ、さらに行列ができるな・・・」と嬉しいやらなんやら複雑な県民ゴコロ。
そんな糸庄にアピタ店限定の新メニューが誕生したとあらば、それはぜひ食べてみたいと思うのがファンといふものではなかろうか。
糸庄アピタ店
ほほう・・・?
もつ専用の自販機があるとは。ほほ~う、糸庄のもつのみかあ・・・酒の肴にめっちゃ良さそうじゃない。それにしても今や飲食店の自販機はいろんなところで見かけますな。
ちなみに持ち帰り用のもつ煮込みうどんは店内で購入できます。
すでに昼時でもないのに相変わらずの混みっぷり。とはいえそれでも本店よりは入りやすいのかな?いやでも昼時は似たようなものか。
アピタ店は通しでやってるのがめっちゃありがたいんですよね。
糸庄アピタ店 メニュー
ふむふむ・・・
お、こやつか!「もつ煮込みうどん 紅(あか) ¥1050」
メニューには「辛味が強いのでご注意ください」と書いてあるものの、かつてエアストの辛味噌ラーメン10辛を今にも死にそうな表情で平らげたぼくからすればきっと晩酌前。
そんな脅しには屈しねえぜ!──とばかりに秒でオーダーしました。
しばらくしてぐっつぐつで運ばれてきたものは──
おおお・・・!?
なかなかの赤さ。これは楽しみですなあ~
ではでは、どんな味なんだろう?辛さは?・・・と意識を舌に集中しつつスープを啜った瞬間──!!!
ぅあっっつつぅぅぅ!!!
めっちゃ舌やけどした。糸庄でまず警戒するべきは味よりも、辛さよりも、このマグマのような熱さなのです。
味や辛さに意識配分を奪われ、ぐつぐつを目の当たりにしていたのに熱さのことがすっかり頭から抜けていたという初心者顔負けのエアプっぷり。
良い子のみんなは気をつけるんだぜ・・・
ということで一呼吸おいて丁寧にすすってみると・・・「あ、これはキムチチゲの味!」。そう、この味はただ辛くするために赤くなったというものではなく、しっかりキムチの味がするキムチチゲ風な味つけです。
そして・・・これけっこう辛いぞ!!!
辛いのが苦手な人には無理な領域の辛さです。さすが「辛味が強いため──」とわざわざ念押ししていただけのことはありました。
キムチもけっこう入っています。
糸庄の新メニューがキムチチゲ味だったとは意外でしたが、キムチ・コチュジャン・豆板醤を絶妙にブレンドした旨味と辛さは後を引くおいしさですぞ。
もつは相変わらずめっちゃ柔らかくてこのスープにも合うし──
麺の太さや弾力も相変わらずたまりませんなあ。
変わったといえばカマボコがやや小さくなった気がしますが、そんなことよりも生卵がオプションになってしまっていたのがチト悲しい・・・ けど昨今の値上げラッシュのご時世では致し方ないところか。
個人的なお気に入りがこちらのとろろ昆布のおにぎり。とろろ昆布がたっぷりまぶしてあって、思わずむせそうになるほどの酢っぱい匂いがたまらんのですよ。
とろろ昆布のおにぎりは富山ではごく一般的なもので、家庭で作って食べるのはもちろんのこと富山のコンビニでも普通に売っている富山のローカルフードです。
このおにぎりがもつ煮込みうどんと絶妙にマッチしていて、ぼくは糸庄アピタ店ではライスではなくとろろ昆布おにぎり派ですね。
そして備え付けの一味で辛さマシマシ。記事のためとは言え思ったより多くかけてしまいやや後悔しましたが、さらなる刺激を求める人はぜひどうぞ。
いやもう汁まで飲み干したらめっちゃ汗だくになりましたわ。
新メニューはもつ煮込みうどんの紅以外に「もつ丼」もあるので、胃袋の容量に自信がある人は両方食べてみるのもいいかもしれませんね。ぼくは無理ですが。
ということでアピタ店限定の新メニューをぜひ食べに行ってみてくださいね~!
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