こんにちは、富山人あるのん@_arnon_です。
射水市につけ麺のおいしいお店があるというので行ってみました。
場所は小杉駅近くでラポールの隣。
駐車場からは建築中の五重の塔のような建物が見えます。
なんだあれ・・・
ド平日の6時過ぎに行ってみたところ広い駐車場はガラ空き、店内にもお客さんはいなくてずっと貸し切り状態でした。
座敷もカウンターも入り口で靴を履き捨てていくスタイル。
ラーメン屋というよりは居酒屋に寄せたお店の作りになっています。
かぐやのメニュー
ズラリと並ぶ豊富なメニュー。
ラーメン・うどん・そば・丼もの・一品料理などがあり、目移りしてしまいますよ。
さらに、酒場というだけあってその日のオススメメニューというのもあります。
これだけ見ると、とてもラーメンのお店とは思えないですよね。
二郎系インスパイアの『豚野郎』も気になるところですが、噂の特製つけ麺とやらをいただいてみましょう。
特製つけ麺 冷もり 800円
おおおおっ!?
つけ麺にありがちな魚粉の存在感は微塵にも感じられません。
丼の中心には煮卵まるごと1個がでーんと居座っているではありませんか。
いかにもつけ麺らしい太ストレート麺。
これはうまいですな!!
濃厚な動物系の出汁の洗練された味わいに、ただ夢中になって麺とスープが奏でる妙を楽しみます。
ぼくはこれまでそう多くのつけ麺を食べてきてはいませんが、魚粉のないつけ麺というのはとても新鮮に感じました。
『魚粉』は手軽に魚介風味がつけられて濃度も上げられる一方で、苦味や魚臭さやは増すので「魚粉は苦手」という人も少なくはないのではないかと思います。
この細切りのキクラゲにも注目ですよ。
麺と一緒に食べるとコリコリした食感がとても心地よいのです。
チャーシューは分厚くて箸で持ち上げられないくらいにとろっとろです。
味も濃厚なので富山人の好きそうなタイプかと思います。
煮玉子を割ってみるとこれもまたとっろとろ!
煮玉子ってどのお店でもトッピングで100円しますから、最初から入ってるというのは実に嬉しいですよね。
つけ麺 総評
魚粉のないつけ麺というのはとても新鮮で、最後までおいしくいただくことができました。
キクラゲも実にいいアクセントになってるし、煮卵が最初から入ってるのも嬉しいポイントで、チャーシューもしっかりおいしかったです。
ぜひまたリピートしてみたいですね。
豚野郎にも挑戦!!
昼に訪れると多くの人が食べているという、かぐやの二郎系インスパイアラーメン『豚野郎』がどうやらかぐやの看板メニューっぽい。
やはりこれを食べずして記事には出来ないのではないかと思い、ほどなく再訪が実現しました。
前回は他にお客さんはいなくて貸切状態だったのですが、週末の夜8時頃に行ってみたところ車もいっぱい、お客さんもいっぱいですごく賑わっていました。
周りを見てみると夜は主に居酒屋としての利用が多いようです。〆にはラーメンを食べるのかな?
ヤサイマシ、アブラマシ、ニンニクマシ無料!
めん中盛り(1.5玉) | 100円 |
めん大盛り(2玉) | 200円 |
味玉(味付け半熟玉子) | 100円 |
ちゃーしゅう増し | 250円 |
ここは何も足さず、何も引かず、生まれたまんまの豚野郎を食してみたいと思います。
豚野郎 850円
お姉さん「はい豚野郎、おまたせしました」
ねえ、今ディスった!?
・・・と密かに思うも、あまりこじらせて妙な性癖に目覚めてもアレなんで、ここは大人の対応を致しましょう。
二郎系にしては割と大人しめなビジュアルではないかと。
スープは豚骨など動物系の濃厚さが光る味。
もやしの水分でスープの味は薄まっていくので、最初は濃ゆいくらいが後でちょうどいい塩梅になります。
このチャーシューはやっぱしうまい!とろとろで味も濃くて最高です。
ある程度食べ進めてもなかなか麺が出てこないので、ここで麺とスープを天地返し。
ついに出てきたーー!!
極太ストレート麺は太くて重い上に野菜とも絡まるので、表舞台に引っ張り上げるのもなかなか一苦労です。
この麺の長所はその圧倒的存在感だけでなく、ちゃんと味も良くてスープと絡んでおいしくいただけるところにあります。
ただ、麺はものすごく歯ごたえがある上に重たいので(野菜にも絡まるので)、食べていると箸を持つ手が少々疲れてくることでしょう。
でもそういうところも含めて、二郎系ラーメンが好きな人にはたまらないラーメンといえるのではないかと思います。
デフォルトでかなりの量のにんにくが入ってきます。
にんにくを入れるかどうかは最初に聞かれもしないので、「今にんにくを食べるのはちょっと」とその後のTPOを気にする紳士や淑女は、にんにく抜きの意思をはっきり伝えてくださいね。
豚野郎 総評
豚野郎はジャンキー感をあまり感じさせない、洗練された二郎インスパイア系ラーメンという感じでした。
スープ・麺・野菜・チャーシューの一体感が素晴らしく、確かに人気メニューなのも頷けるというものです。
さあ、あなたならつけ麺と豚野郎、どちらを食べてみたいですか!?
五重の塔と思われた建造物は片山学園の時計台でした。
スッキリ~
麺酒場 かぐや
住所:富山県射水市戸破宝町1418-1
電話:0766-57-8882
営業時間:11:00~00:00(L.O.フード23:00、ドリンク23:30)
定休日:無休
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