こんにちは、富山人あるのん@_arnon_です。
今回は滑川市にある「割烹料理店あらき」に訪れてみました。
真っ昼間に割烹料理店に訪れたのは残念ながら割烹料理をいただくためではなく、最近話題のラーメンをいただくためであります。
割烹あらきの昼ラーメン
そう、割烹料理店が作る本気のラーメンがここに爆誕!
ラーメンの種類は醤油・味噌・塩とひと通り揃っていますが、さすが割烹料理店が作るラーメンなだけあって化学調味料無添加というこだわりっぷり。
無化調を謳うということは、単に「化学調味料を抜いちゃったもんね~だ!へへ~ん!」などという単純なものではありません。
旨味成分を素材から丁寧に引き出し、もちろん味の物足りなさなど感じさせることのない、遥かなる高みを目指した本物の味を追求するということなのです。
割烹あらきのこだわりのラーメンはさらに続きがあります。
そう、限定10食の旨味ラーメンに刮目せよ!
奥美濃古地鶏の上ガラ、名古屋コーチンのガラ、昆布、じゃこ、焼き煮干し丸、花かつお、枯宗田、枯本節などをじっくり煮込んだコラーゲンたっぷりのスープ。
ローストチキンは岩手県から取り寄せた、平飼いの地養鶏(銘柄鶏)を使用。
冷やしラーメンには徳島から取り寄せた橙の絞り汁を使用。(醸造酢は不使用)自家製梅干し、大葉の風味、隠し味に極上白みそ、種麹店の糀味噌、2年熟成醸造醤油、木の実、胡麻、枯節、枯宗田、花かつお、焼き煮干し、じゃこ、天然昆布などを調合。
もう見るからに意識高い系じゃないですか。
富山でここまでやっちゃってるお店ってそうないと思いますが、さすが割烹料理店らしいこだわりと言えるのではないでしょうか。
お店に入ると、目の前にはこじんまりとしていながら整然として美意識の高さを感じる空間が広がっています。
ぎこちなさを残しつつ威風堂々とカウンターに座ろうとすると・・・
えっ・・・!?
おお、なるほど・・・
このお店の雰囲気で食券制とはまったく想像がつかなかったなあ。
どのラーメンもおいしそうだけど、「ひと目見たときからあなたに心惹かれてました」と頬を赤らめながら押したボタンがこちらです。
旨味ラーメン(限定10食) 1,100円
「日本三大だし」と呼ばれる旨みは、かつお節(イノシン酸)、昆布(グルタミン酸)、しいたけ(グアニル酸)の3種であり、これらは同時に使用することでさらなる旨味の相乗効果が生まれるのです。
このスープ・・・ なんとお上品な味わいでしょうか。
昨今流行りのこってりスープとは対極にあるような柔らかい味ですが、とても丁寧にダシがとってあり奥行きと広がりを感じさせる味わいとなっています。
最後の一滴までおいしくいただけました。
麺はつるっとして歯ごたえのよい細麺で、気持ちよく喉を通っていきます。
丼の外周を一周するかのような一本物のメンマ。これはインパクトありますよね。
そしてこの鶏肉のおいしさに驚きました。
「今まで鶏肉と思っていたのは何だったのか」と思うほど肉の味が濃いんです。
このローストチキンは岩手県から取り寄せた平飼いの銘柄鶏を使用しているとのこと。
ほんのり効いた柚子の味が濃い鶏肉の味に爽やかなアクセントをもたせています。
画像左側に見えるのはワンタンで、エビの香ばしい味がさらなる食欲をそそる味わいです。
割烹あらき まとめ
今回食べたこの旨味ラーメンはまさに旨味の塊のようなラーメンで、店主の意識の高さが伺い知れるこだわりの一杯でした。
とっても繊細な味なので、ガツンとしたこってりさを求める人とは波長が合わないかもですが、他ではちょっと味わえないラーメンといういうことで、本物を求める人はぜひ食べてみて欲しいです。
醤油や味噌も気になるところですが、次行ったら旨味ラーメンの醤油を試してみたいかも。
トッピングやサイドメニューも気になるので、ちょっとこれはまた行かばなりませんな。
関係ないけどトイレがすっごい空間だったので、ワンチャンあれば利用してみてください(笑)
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