こんにちは、富山人あるのん@_arnon_です。
「居酒屋 金泉」といえば桜木町界隈で特に人気のある居酒屋ですが、昨今の新型コロナの影響によってメニューや営業時間に大きな変更が行われていました。
居酒屋金泉から金泉食堂へ
えっ・・・!?
ラ、ラーメン!!?
まさか金泉でラーメンののぼり旗を見る日がこようとはいったい誰が想像できたことでしょうか。
「昼やるならやっぱラーメンやろ」という経営陣の意気込みが伝わってこようというものですが、果たしてどんなお味に仕上がっているのか気になりますよね。
新型コロナ以前の営業時間は午後6時~午前3時だったのですが、現在は午前11時~午後9時となっています。
お店に入る際は除菌アルコールで手指の消毒を行います。
お水はセルフサービスになっていますが、わざわざ使い捨てのカップを使うとはかなりの徹底っぷり。
「金泉は暗いもの」という認識のぼくからすると、明るい店内の金泉というのはちょっと新鮮に感じます。
一見気づきにくいんですが、カウンターの席が2つおきにアクリル?の仕切りがしてあります。きっとお客さんの人数によって仕切りを移動させるスタイルなのでしょう。
今回は金泉に通されましたが、別館や突如現れた謎のラーメン館でもいただくことができるとのこと。
思えば長い年月をかけて、金泉→銀泉→銅泉→別館と徐々に領土が拡張されてきましたが、まさかここにきてさらに増えていようとは。
ここでお酒を飲んだら気持ちいいだろうけど、真っ昼間からオープンなスペースで飲むというのは酒飲みにとってはパンドラの箱。
こ、今回は車で来てるから勘弁してやるか・・・(超飲みてえ)
メニュー
普段のメニューの中から、食堂的なメニューやお持ち帰りメニューに合いそうなものがピックアップされています。
値段が書いてないのが金泉スタイルですが、やはり目につくのは「金泉ブラックラーメン」。メニューのトップに鎮座していらっしゃるので、嫌でも気になろうというものではないでしょうか。
お持ち帰り限定メニューは、2,000円と4,000円の2種類があります。内容が詳細にわかっていると安心して購入できるのではないでしょうか。
その他のメニューやオリジナルなオードブルも相談に応じてくれるとのこと。
本日の日替わり定食はさわら西京焼きでした。銀だらのときもあるそうで、それもう絶対にうまいやつじゃないですか。
金泉ブラックラーメン800円
濃い色のスープ、分厚いチャーシューに分厚いメンマ、太い麺にたっぷりのネギ。なんとも力強いビジュアルのラーメンではありませんか。
しかもデフォで煮卵がついてきてます!これはマンモスやっP~♡
スープは醤油のパンチはありますがしょっぱ過ぎることはなく、わりと飲みやすく仕上げられていてどこか懐かしさを覚える味です。
ブラックラーメンに欠かせないブラックペッパーは卓上にあるので好きなだけふりかけましょう。
麺は太くてしっかりとしたコシがあり、ぶつぶつと弾ける食感が心地よい。
チャーシューは分厚いのが2枚入っていますが、脂の多いものと少ないものと違う部位が使用されていました。
一見脂がなくてぱさついてそうですがこれがほろほろに柔らかく、また味付けが繊細なのでいくらでも食べられそうです。
そしてこの斬新なメンマ!このようなサイコロ状のメンマは初めてですが、これまた柔らかくて癖になる歯ごたえ。
「メンマは細く切るもの」という常識にとらわれない自由な発想は、まさに金泉流といった感じでしょうか。
ちなみにメニューのところどころで見かける「田中流」は、店長さんのお名前だそうです(笑)
煮卵の半熟っぷりがガチです。半熟どころか三分熟といった感じですが、このとろとろ加減がたまらない。
気がつけばスープもほぼ完飲。このブラックラーメンは存分に楽しませてもらいました。
この内容で800円なら今どきのラーメンとしてはお値打ちといえるでしょう。
金泉食堂はこのブラックラーメンだけでなく、日替わり定食、お持ち帰りメニューの金泉丼、最強の銀ダラ照り焼丼なんてのもあるし、他の一品物メニューもどれもおいしそうで気になるメニューばかりです。
金泉おつまみセット 2,000円
今回はさらなるブログネタのため、おつまみセットをテイクアウトしてみました。
いやあ・・・ いくらネタのためとはいえちょっとお金使いすぎかなあ。ブロガーもなかなか楽じゃないのんね・・・
ほほお、このおつまみセットは名作の予感しかない。
中心に見えるいぶりがっこ(スモーク大根漬け)の歯ごたえと深い味がたまりません。
右側のものはラーメンに入っていたチャーシュー・煮玉子・メンマの3点セット。
おつまみとして食べると味わいはまた格別なものとなります。
この宝石のような銀杏はどうだ。食べるのがもったいないくらいに美しい。
まあガツガツ食べましたけどね。
今回の驚き食材はこの生エイヒレ炙り。
エイヒレは庶民的居酒屋の鉄板メニューですが、これまで「金泉にきてまでエイヒレもなあ~」なんて食べもせず敬遠してきましたが、それはとんでもない無知の産物であったということに20年以上経って気付かされたのでした。
見てください、この厚み。これは我々が見知っているエイヒレではありませんね。
程よい歯ごたえがあり、繊維質のほろほろとした身をさらに深く噛みしめれば、なんこつの程よいこりこり感と相まって超絶病みつきになることでしょう。
もちろん臭みなど一点も感じられません。富山でこんな食材がいただけるなんて!
生エイヒレの炙りはたっぷりと入っているので存分に楽しませていただきました。
この鶏なんこつつくねもすごいですよ。
かつて経験したことのないなんこつ率。こりこりとした歯ごたえがめっちゃハマりますから!
このうなぎの肝串焼こそまさに酒の肴。肝の苦味とタレの深いコクがなんとも素晴らしい珍味を演出しています。
口へ運ぶ前に、忘れずに日本酒をグラスに注いでおきましょうね。
ということで まとめの感想
いや~、こんなに満喫できちゃうなんてブロガーで良かったなあ~^^
予想通りの結果としか言いようがありません。
以前は予約しないと難しい金泉系列店でしたが、今なら普通に入れます。まだあまり知られてないというのもあるかもしれませんが。
駐車場がないのが唯一の難点ですが周囲に有料の駐車場は多いので、昼から楽しめる金泉食堂はそれだけの価値はあると思います。
市電で行くという選択肢もいいかもしれませんね。それならお酒も飲めますし・・・ね・・・(ゴクリ
ねえ、あなた。
定食にする?
お持ち帰りにする?
それとも・・・ お ・ か ・ ず?
メニューを絞ってるとは言え選択肢は幅広く、金泉の醍醐味を存分に楽しむことができることでしょう。
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