こんにちは、富山人あるのんです。
まだまどろみが抜けきらない休日の朝、福井県在住の友人T氏からこんなメッセージが送られてきました。
10月8日(土)朝9時ぐらいに福井北インター付近集合で海鮮丼を食べに行けそうでしょうか??
自分は飲む方でもドライバーでもどっち側でもいけますのでよかったらぜひ福井の喜多亭に案内させてください^^
ほう?わざわざ福井で海鮮丼とな!?
このLINEは石川在住の友人にも発されており、旨い魚介とはマブダチな我ら富山人と石川人をあえて福井に召喚しようとということは、きっとそれだけの何かがあるに違いありません。
ふふ、福井の魚を食べつくしてやんよ。
よくわからないまま我々は二つ返事でOKし、久々となるチーム激安王集結に向けてテンションはアゲアゲに。しかしT氏は我ら以上にテンションが上っていたのか・・・
事前にコンビニで飲んでいく!?チミはいったい何を言ってるんだ・・・
ぼくもこう見えてフォロワーさんから「もう、なんというか・・・酒への執念が凄すぎて畏怖の念を抱くほどのアル中🤣」と言われたことがあるほどには酒好きでありますが、お酒飲むなら普通に海鮮丼のお店からでいいのでわ・・・!?
さすが以前の食事会のとき乗り合わせの車にストロングゼロを持ち込んだ男なだけあります。
今回のことはもちろんブログの記事にしたいので他のメンバー3名にその旨を伝えたところ・・・
Tは肝臓など小休止中で大食いできなくなったという保険をかけたうえで記事お願いします!
ぼくは「T氏ファンがそれで納得してくれますかねえ···^^;」
と送ったところでふと思い返してみると、これまでにそこまで大食いしたころあるっけ!?という失礼な不安に駆られましたが、単にぼくの過小評価が過ぎるということなのでしょう。
福井集合が朝の9時頃ということで、
とお優しい心遣いをいただきましたが、T氏は以前「和食麺処サガミの晦日そば食べ放題チャレンジ」で待ち合わせ場所のゲーセンの食堂でうどんを食べていたという輝かしい前科があり、「どの口がそれを言うんだ・・・」と思わなくもなかったですが、こんなことでぼくたちの友情に何かあってはいけないのでグッと堪えましたよ。
ちなみに二次会も徒歩圏内にあったはず……ラーメン屋か伝説すた丼あたり。
「ちょ・・・ボリューミーな海鮮丼を食べた直後に、なんでラーメンとかすた丼の話になるんだよ」と温厚なぼくもついにキレそうになりましたが、ぼくたちの友情はこんなことで揺らぐはずはありません。
・・・などとキャッキャウフフしながら当日を迎えたのでした。
福井からT氏、石川からそうへ氏とタマイ氏、そして富山からあるのんと、北陸四天王界の中でも最弱のメンバーが現地入りを果たします。
福井市中央卸売市場 ふくい鮮いちば
そのお店の場所は福井市中卸売市場内にあります。
市場の中にあるのかあ。だから朝早くからやってるんですね。
敷地内には広大な駐車スペースがあるので敷地の中に入って駐車しましょう。
福井市中央卸売市場の中にある「ふくい鮮いちば」は喜多亭だけでなく、一般の人も利用できる飲食店や売店などが軒を連ねています。
お店がいっぱいありますね~!う~ん、これは楽しそうだ。
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営業時間:8:30~14:30
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定休日:日曜・祝日・一部水曜日
こ、これは・・・!!
なんという・・・
この世の楽園っぷりヤバすぎ!!
これは見て回ってるだけでもめっちゃ楽しいいいいい!!
しかもこちらのお店。
なんと朝3時半からやってるという。安くてメニューも豊富で一品メニューもあるし、おそらくはビールやお酒もあるのでしょう。
夢の寅二つ時飲みも可能ということか・・・ まったく、呑気に夜寝てる場合じゃねえぞ!
喜多亭
場内でひときわ多くの人が集まるお店があります。
そう、そのお店こそが今回の目的のお店「喜多亭」です。
まずはウェイティングボードに名前を書きましょう。「あるのん」と書く勇気はちょっとありませんがT氏が率先して代筆してくれていました。やはりT氏はできる子。
待ってる間に周囲を見て回ってもいいですが、あまり離れてしまうと呼ばれていることに気づかないかもしれないので、誰か一人くらいはお店の前で待機していないとですね。
喜多亭 メニュー
オーダーは入店後ではなく、待ってる間に聞かれますので何を食べるかは早い段階で決めておきましょう。喜多亭デビューはやはり海鮮丼が鉄板中の鉄板。
単品メニューやビールお酒は後から追加注文できますので、そこは慌てて注文しなくてもOKです。
席数はカウンター席が6席と4人がけのテーブル席が2セットということで、予想以上にこじんまりとしています。
実はメンバーには訪問前に「各自、海鮮丼と何か一品オーダーするというしばりにしません?」的な提案していたのですが、この規模と混み具合を見た瞬間にそれは諦めざるを得ませんでした。
とはいえ、ただ海鮮丼だけでもなあ・・・と最後の抵抗を試みます。
我々は4人・・・なのに丼は5つ。
そう、海鮮丼の他に気になるあの子(まかない丼)も指名しました。
まかない丼は皆でシェアしながらいただきます。確かにご飯はかなり少なく見えますね。
大人のエナジードリンクも注入していかなきゃね。
喜多亭の海鮮丼 ¥1,500
この凄まじいまでの魚力はどうだ!
上の画像でも伝わると思うんですが、とにかく刺身がいちいち分厚いんですよ。
白身までこんなに分厚いのってなかなか見ないよなあ。
刺身って白身なら熟成したほうが旨いとか、切り方で味が変わるとか、食感による適切な厚みとかあるのは知っていますが、とはいえこれほど惜しげもなく分厚い刺身をぶち込まれれば否応なしにテンションが上がろうというものではござらぬか。
チーム激安王のギルドマスターそうへ氏はこの後とんぼ返りということでアルコールはなし。
それだけに食事に集中するそうへ氏の表情は真剣そのもの。「食事とは元来娯楽ではなく「生きる手段」であるという厳しい現実を突きつけられているのだ」・・・と彼の目が語っているようだ。しらんけど。
彼はアルコールの代わりにご飯をもりもり追加していくスタイルで迎え撃つ。ご飯を2回おかわりしておきながら(2回目は半分シェア)「まだ刺身が余った」と後にそうへ氏は語った。
まかない丼 ¥1,200
この気取らない迫力がまた魅力。
海鮮丼には入らない切れ端などの部分を集めた感じはまさにまかない丼。
この「なんとも贅沢な乱雑さ」がたまりませんなあ。
ここはもちろんお米の発酵水も投入していくスタイル。
朝から最高かよ・・・
意外な伏兵 すじ煮¥550
刺身以外のメニューはいったいどんな感じなんだろうか。やはり刺身以外も食べてみたい・・・ということですじ煮を提案してみたら皆快く了承。
さすがやで!
ぬおおお・・・!?
なにこれ・・・めっちゃ肉でかいし、ネギ以外は肉しかないし、なんなら汁気もまったくねええ・・・ こんな牛すじ煮込みは初めて見た。
こ・・・これは!!!
何これうまい!うますぎる!!!
「刺身同様に大きくしてみた」みたいな甘っちょろいものではなく味付けが濃すぎず薄すぎず絶妙で、大きくて柔らかな牛肉をかみしめると旨味が怒涛の如く押し寄せてくるではないか。
ぼくの人生における牛すじランキングに大きな変動が生まれた瞬間でした。次回訪れる機会があるならばまたぜひ食べたい逸品です。
皆きれいに完食。どうもごちそうさまでした!!
解体ショーも必見
まぐろさん!?
ほほう!?本マグロの解体ショーとな!!?
たべてえ・・・
けど、今はいい。この後リライムで休憩しつつ夜になったら福井駅前で飲もうということになったのですが、さすがに「刺身系はやめとこうね」ということで全員の意見が一致したのであった。
ふくい鮮いちばはめっちゃ楽しいのでぜひ行ってみてくださいね。喜多亭に行くのであれば昼時はめっちゃ混むのでなるべく早い時間帯に行くのがおすすめです。
それではまた次の機会にお会いしましょう!
─ To be continued ─
喜多亭
住所:福井県福井市大和田1丁目101
電話:0776-53-3150
営業時間:5:00~14:30
定休日:日曜・祝日・一部の水曜日
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