おはようございます。
朝には強く夜更かしに弱い、かわいこちゃんにも弱い、富山人あるのんです。
朝もはよからヘアーの乱れをせっせとせっせと整える間もなく、一心不乱にマイカーを走らせています。
今回向かった先は・・・ そう、射水市が県内外に誇る新湊漁港であります。
新湊漁港はセリが朝だけでなく昼にも行われていることで有名ですが、予約すれば一般人でも見学ができ、なんならカニも食べていくことも可能。
このときの時間は、まだ朝の5時半をまわったばかり。
外はまだ真っ暗だというのに既に関係者で大賑わいとなっております・・・ が、一般人は立入禁止でして、今回はその向かいにあるお店を目指してやってきました。
周囲が暗すぎてよくわかりませんが、こちらがかの「きときと食堂」になります。
なんとこの食堂、朝の5時半から営業しているんですよ。
皆さんもきっとご経験ありますよね。「寝起きに海鮮丼が食べてえ~」となることが。
そんなささやかな夢を叶えるべく、いざ入店・・・!!
確かに食堂の名にふさわしい雰囲気のお店といえるでしょう。でも清潔感があってとてもきれいなお店です。
きときと食堂のシステム
きときと食堂はセルフサービスのお店ですが、初見だと微妙にわかりずらいシステムなので簡単にまとめてみました。
- まず頼みたいメニューを決める
- 決まったら厨房のおばちゃんに口頭で伝える
- 注文しても札とかはない
- できあがったら呼ばれるので自分で取りに行く
- 食べ終わったら自分でテーブルを拭く
- 食器(おぼん)を返却口まで運ぶ
- 会計は最後に行う(返却口付近のカウンター越しに)
これでもう迷いませんね! 後はメニュー選びで散々迷ってください。
きときと食堂のメニュー
メニューが素晴らしく充実しているので、じっくり吟味してかかりたいところです。できれば事前に考えておくのがベターですね。
ただ、日や月によってもメニューは少し変わるようなので、見逃しがないようやはりお店のメニューも眺めるのが無難かと思います。
魚介系の充実度が素晴らしいですが、漁港関係者も多く利用するということで、魚介以外のメニューもわりと揃っています。
ぼくのようなパンピーはやはり魚介を食べておかねばなりません。夢は叶えるためにあるのん!
は・・・!??
なんと、いくらなんでもまだ早すぎた!!
でもまあセリからの仕入れなので、これ以上ない鮮度なのは間違いないところですね。
魚屋のまかないづけ丼 + かけ中
ということでフルタイムでいけるメニューになりました。
※づけ丼、海鮮丼、漬物は日替わりとのこと
魚屋のまかないづけ丼 500円
丼ぶりは小さめながら、ぶあつい漬けがめっちゃたっぷり入ってます。
味も濃すぎず薄すぎずで、こんなにいっぱい入ってて500円はかなりお得感がありますよ。
ご飯もたっぷり食べたい人は+100円でご飯大盛りにも出来ます。
かけ中 350円
新湊エリアで長年親しまれている局地的B級グルメ、かけ中。
かけ中とは、中華麺をうどんの出汁でいただくという、ありそうでなかなかない食べ物です。
家庭的なおいしさというか、この素朴さがなんともいえない郷愁を駆り立てるのです。
ちなみにカウンターに天かすが置いてあるのですが、よく見てみるとこの天かすの中に白えびが混じってるじゃないですか!
庶民の味かけ中に富山湾の宝石がしれっと混ざっているのが、なんとも日常の贅沢感が感じられて幸せになれます。
特製づけ丼 + 小かけ中
まかないづけ丼がよりパワーアップして帰ってききました!
特製づけ丼(みそ汁・漬物・温泉玉子付) 1,000円
なんとな~く憧れの海鮮丼っぽい雰囲気がありますね。
海鮮丼が食べられないときは、この贅沢な特性づけ丼で満足感が得られると思いますよ。
少かけ中 +100円
+100円で味噌汁をキャンセルして、小かけ中か小うどんに変更することが出来ます。
つまり今回のセットは1,100円ということになりますね。
海鮮丼 1,300円
ついに夢の海鮮丼が!!!
この海鮮丼にありつけるまでに、実は3回訪問しています。
3度目の正直!?(⁎⁍̴̛ᴗ⁍̴̛⁎)
いや、2度あることは3度ある!?(๐•̆ ·̭ •̆๐)
そんな乙女チックな葛藤を乗り越えてありつけた海鮮丼は格別でした。
海鮮丼で1切れ1切れが違う魚というのはなかなか珍しいのではないでしょうか。手間もかかりますからね。
ちなみにご飯は酢飯ではなく普通の白ごはんでした。
おまかせ定食700円 + 小うどん100円
おまかせ定食のおまかせたる所以。
それはお店が決めるおまかせというよりも、自分で決める自由も許されたおまかせなのであります。
冷蔵庫から好きな小鉢を2品選ぶことができるので、好きな皿を2つ自分で取り出しましょう。
よく眺めてみると、小鉢と呼ぶにはあまりに控えめすぎる大皿のものもありますが、ここは何を選んでもオッケーなのです。
画像では+100円でみそ汁を小うどんに変更しています。
冷蔵庫の小鉢はもちろんのこと、焼き魚も密かに冷たかったりするのですが、店内に4ヶ所もあるレンジステーションをうまく活用しましょう。
きときと食堂 まとめ
魅力的なメニューが揃うきときと食堂。
地元の漁師が気軽に利用できるものから、ガチな観光客も満足できるであろうものまで、幅広いニーズに応えられるお店だと思います。
海鮮丼はさらに上があって3,000円の海鮮大漁丼、そして別名「魚神」とも呼ばれる高級魚のノドグロを使用した3,000円ののどぐろ丼もあり、さらに時価の紅ズワイガニが800円~5,000円というソシャゲのガチャのような激しさもまた印象的です。
明るいときに撮るとこんな感じ。
一番右が「きときと食堂」、真ん中がカニを食べられる「新湊カニ小屋」(13時から営業)、左が「孫七」で鮮魚や海鮮加工品などを販売するお店となっています。
孫七の鮮魚
いやあ、こんなお店が近くにあったら朝から最高のお酒が飲めるのになあ・・・
いや・・・ 近くにあったら休日は朝からダメ人間になってしまう。やはり遠くてよかったのかも・・・
いやいや・・・ やはり近くに・・・ ほしいのん・・・
皆さんにもぜひこの葛藤を共有していただけるよう願っています。
きときと食堂
住所:富山県射水市八幡町1丁目1100
電話:0766-54-0310
営業時間:月~土5:30~14:30(14:00LO)
日・祝 7:00~14:30(L.O.14:00)
定休日:水曜日
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