こんにちは、富山人あるのん@_arnon_です。
今回はちょっと思うところがあって射水市のアプリオに行ってきました。
※今回の記事は昔のゲームをただひたすらおっさんが懐かしむだけの内容となっています。
アプリオというところに来てみたのも密かに初めてなんですが、今回来てみた理由というのがこちら。
ゲームセンター富山レジャーランド射水店!!!・・・と、室内遊園地「あそびマーレ」。
今年7月22日にオープンしたそうですが、全国的に年々ゲームセンターが消えていく現状でこのコロナ渦にゲーセンがオープンしたというのはかなりすごいことですよ。
今まで気づかなかったのは一生の不覚まであります。
ちょっと見てくださいよこれ、幟の下のUFOが今どきアダムスキー型って!!
もうワクワクがとまらねえ~っ!!!
アプリオには大阪屋や100円ショップなど、いくつもの店舗が入った複合施設です。
まだ午前中だというのに駐まってる車は既に多く、地元の人たちが気軽に買い物に来れるところとして重宝されている印象です。
今回お目当ての富山レジャーランド射水店は2階にあるようです。
そしてエスカレーターを上がりきると・・・
なんかひろっ!!!!!
めっちゃひろっ!!!!
昔のショッピングセンターのゲームコーナーくらいな規模かなと勝手に想像してましたが、2階はすべてレジャランとあそびマーレのフロアになっているようです。
とにかくプライズ機の数がすごい。
数えてはないですが、3桁ありそうなほど見渡す限りのプライズ機。この光景は圧巻です。
ちなみにエスカレーターを上がったところが室内遊園地あそびマーレの受付となっています。
小さいお子さんなら大興奮間違いなしだと思いますので、興味のある方はあいコンさんのブログを御覧になってみてくださいね。
もちろんメダルコーナーもあるのん。
パチスロ好きの人に「ゲーセンのメダルならそんなお金も使わないし、やってることも別に変わらないのでは?」と言ってみると、全身全霊をもって否定してくれるのでぜひお試しください。
ビデオゲームコーナー
このコーナーこそぼくにとってのメインコンテンツ。これを見んがために射水市くんだりまでやってきたのです。
お、バーチャファイター5の対戦台が6台もあるじゃないですか。
バーチャといえば、ぼくはバーチャ2だけほんの一瞬だけやりこんでいた時期があるんですよ。
バーチャ2は1994年に発売されて爆発的なヒットとなりましたが、ぶんぶん丸・新宿ジャッキー・池袋サラなどの有名なプレイヤーを排出したことでもよく知られ、彼らはTVや雑誌などのメディアへの露出も多かったことからその知名度は当時ちょっとした芸能人級でした。
プロゲーマーの梅原さんをして「あれは羨ましかった」と言わしめたほど。
ぼくがバーチャ2をはじめた理由は、友人M川君がやっていたからなんですけどね。ぼくはバーチャ2ではアキラを使用し、ただひたすら崩撃雲身双虎掌だけを練習しました。
そして訪れたM川君との一戦。絶対に負けられない戦いがそこにはある!
ぼくはその一戦で見事崩撃雲身双虎掌を決め、何も思い残すことなくバーチャ2を引退することができたのでした。
ちなみにM川君と初めてマリオブラザーズで2Pプレイしたとき、何も知らない彼を全力でブチ殺しにいったことは永年の語り草となっています。
片面はパズルゲーム多め。新旧テトリスもあります。
セガのテトリスは1988年に稼働。テトリスは様々なプラットフォームで発売されましたが、不滅の人気となったきっかけがこのセガテトリスです。
かつて月刊ゲーメストでは年間のベストゲームを決めるゲーメスト大賞というのがあって、その中にベストキャラクター賞というのがありました。
普通は主人公とか可愛い女の子とか人気のキャラが選ばれるんですが、翌年のベストキャラクター賞では「テトリスの赤ブロック」がしれっと受賞しててウケました。
ほう、ドラスピもあるじゃないですか。
1987年に稼働したドラゴンスピリットは、縦シューのレジェンドかつモニター焼付きのレジェンドでもある「ゼビウス」から満を持して4年後に発売された本格縦シューです。
当時のドラゴンのイメージってどちらかといえばボスキャラなどの「敵」って感じだったのですが、ドラスピは「魔王に囚われた王女を救うために自らドラゴンとなって敵地に乗り込む」というストーリーで、ファンタジー要素の強い世界観が多くのゲーマーの心を捉えたのでした。
そしてドラスピといえばやはり音楽を抜きには語れません。
その美麗な音色と特徴的なメロディーラインによるメガテンサウンドは数多くのゲーマーの心を鷲掴みにし、ドラスピをほぼやってないぼくもCDは持っていたくらいです。
たってこのゲーム難しいんだもん・・・ クスン
シューティングゲームとしては自機のサイズが大きく、しかも移動スピードが遅いために弾が避けにくいんですよ。後に当たり判定と移動スピードの調整などが行われた新バージョンが発売されたほどです。
ドラスピは連射が早いと弾が連なってボス敵も楽々倒せたりするんですが(多くのゲームでは画面内の弾数に制限があった)、ロケテでその様子を見ていたギャラガのプロジェクトリーダーが「弾出させすぎ」と開発者が怒られていたそうです。
でもそのまま発売されたのは英断だったといえるのではないでしょうか。まあぼくはこの日ゆとりの5機設定連射付でも3面までしか進めませんでしたが。
ちなみにこのゲームの作曲者であるメガテンこと細江慎治さんは当時ナムコのバイトだったのですが、この音楽をこっそり作っていたところ会社にバレて、それがきっかけでTシャツとジーンズ姿という異例の面接を経て正社員になったとのこと。
そして現在では音楽制作会社の社長さんということですから、人生って何がきっかけで動き出すかわからないものですね。
不滅の名作、大魔界村もあるじゃないですか!
魔界の世界を描ききったかのような美麗なグラフィック、FM音源によるクラシカルなサウンド、そして絶妙なゲームバランスはぼくにとって一生遊べるゲームの一つです。
昔ダイエープラザのゲームコーナーで大魔界村をプレイしていたところ、まだ後半に進める人が少なかったからなのか人がいっぱい集まってきて、「ギャラリーが20人ほどいたよ」と後に語ったのは前出のM川君。
後ろから時おり聞こえてくる「さすが~!」の声に緊張したのか、全クリアまでには至らず・・・
当時少年だった現在おっさんの彼らに届け!!
ロードランナーも魅力ですが、やっぱりスト2に目がいきます。
なんたってスト2はぼくが今もよくプレイしているゲームですからね
ん?モニターに焼付きが・・・!?
XEVIOUSではなさそうだが・・・
画面が真っ暗になるところを狙って撮ってみるか。
こ、これは・・・!!?
テトリスよ、お前か・・・
それはさておき、ハイパースト2ですよ。
ハイパースト2とは、初代スト2、スト2ダッシュ、スト2ダッシュターボ、スーパーストリートファイター2、スーパーストリートファイター2Xの5バージョンが使用できるお祭り仕様なスト2です。
かつてゲーセンで猛威を奮った脱法キャラ、DガイルやDベガが合法的に使用できるなんて素敵じゃあないですか。
T井さんとたまにハイパーで対戦すると、彼は何の躊躇もなくDサガやDガイルを使ってくるので、ぼくも遠慮なくDベガを使用できるというものです。
ということでDベガでプレイ。
脱法キャラだけにほぼ必殺技を出してるだけでCPUは勝ち抜けます。
クリアしたのに、世界を救うんじゃねえのかよ・・・
もうやだこんなエンディング。
昔は投げハメがかなり深刻な問題になっていました。今でこそ「画面でできることは何でもあり」ということになってますが、当時は灰皿ソニックどころかリアルファイトに発展することもあったのです。
ぼくはそういう体験をしたことはありませんが、何人かの友人からは実際に殴られたという話は聞いたことがあります。
まあ最初から最後までヨガハメとかしたらそりゃねえ・・・(笑)
ぼくはスト2Xが富山で下火になってきたときも細々とプレイを続けてはいましたが、基本当て投げ禁止という暗黙の了解、投げただけで台パンされる、偶然でも当て投げするとわざと1回投げられなければいけない空気感など、ぼくにとって対戦は楽しいものではなくなっていき、次第とゲーセンから足が遠のいてしまいました。
しかし、今では家でも実機でもスト2をプレイできる環境があるし、スト2を再開してからというもの食事はおいしいし、酒もうまいし、人間関係も円滑になって女の子にもモテモテです。
だから君もスト2Xをプレイしてみないか!?
※表現に激しい誇張があります
富山レジャーランド射水はビデオゲームの台数こそ少ないけど、なかなかツボを心得たセレクトになってるので、ピンときたら行ってみるしかないですぞ!
コメント
コメント一覧 (8件)
これはいかんと。
川越で(ウゴウゴルーガの坂本さんに似た)奴に殴られたのを思い出す。
しかし富山で成り立つかな、このビジネス。
TAKさん、こんにちは。
貴方はまさか春麗を5秒で掴んでお終いにした人でわ・・・(笑)
>しかし富山で成り立つかな、このビジネス。
そこなんですよね。
アプリオの客層を考えると、プライズを減らしてメダルコーナーを充実させて、もっと高齢者が寄りやすい雰囲気作りやサービスが提供できたらいいのではないかと一素人としては思ったりしますねえ・・・
今時、こういうお店がオープンするのは嬉しいですね。
ゲーセンに毎日通った日々を思い出します。
ある程度料金を支払ってビデオゲームもフリープレイとかできたらいいのですけどね。
対戦ゲームは盛り上がりそう。
都会では今でもレトロ対戦ゲームが盛り上がっているのでが羨ましいです。
北陸にも有名なゲーセンミカドとのコラボ店ができるとかできないとかって聞いた話もあるのでそれがいつになるのか楽しみです。
でも、コロナ…本当に憎いです…
前に使った名前忘れたwさん、こんにちはw
レトロゲームって単に昔のゲームってだけでなく、当時の思い出がいいスパイスになってますからね。
藤江レジャーランドが恋しくなりましたw
フリープレイは魅力的ですが、ある程度人が集まらないと実現は難しいですね。
北陸では厳しそうです・・・
北陸といえば、ミカドのコラボ店がめっちゃ気になります!
確認してみたところ、既存のゲーセンの中にミカドコーナーができるようなイメージらしいです。
サイトには「コアゲーマー以外のファミリー客層に対応したラインナップ、企画」とあるので、我々がイメージするミカドの路線とは違うかもしれませんが、実現するならとても楽しみですね。
この記事を読んで、このゲーセンに出向き、数十年ぶりにドラスピをプレイ。5機設定なのにコンティニューしても6面までしか行かんかった。覚えゲーやね。昔は9割方クリアできたんだけど。
TAKさん、こんにちは。
5機設定、連射アリでこの進まなさ。
数十年ぶりにプレイするシューティングゲームは得てしてそういうものです。
個人的にはもうちょっとゲームを増やしてほしいものですが・・・
また大魔界村とハイパーの1Pプレイしに行きたいと思います。
今時ゲーセン新規オープンしてレトロゲームだらけとはすげーっすね
テトリスGMは当時ニューシローで猿のようにやった懐かしい
卓球部さん、こんにちは。
レゲーだらけってほどではないんですけどね・・・
個人的には本店からもっと引っ張ってきてほしいんですが(笑)
ニューシロー懐いですね。
今思えばあの場所をゲーセンが独占していたというのはすごい時代でしたね。