こんにちは、富山人あるのん@_arnon_です。
「日本三大国民的中華料理は何か」と問われれば、ラーメン・餃子・チャーハンが挙げられるのではないかと思います。
時を経てラーメンが果てしなく魔改造されていった中で、これだけ日本人の生活に溶け込んだ餃子とチャーハンがノーマルなままなのは逆に不思議な気がしますが、それだけ日本人の出汁へのこだわりがパネぇのかもしれませんね。
今回は富山市にオープンした餃子店「餃子の恵」に行ってきました。
餃子の恵
お店の場所は富山三大厨二地名と特に言われてはいない、富山市悪王寺。
移転前の「らーめん吉平」があったところといえば、ラーメン好きにはピンとくるのではないかと思います。
店内はリフォームされていて、ぱっと見餃子のお店には見えないスタイリッシュな雰囲気。
お店は気のいいお母さん的な女性1人によって切り盛りされています。(アルバイト募集中らしい)
定食メニュー
定食メニューはA B C D E の5種類あります。
どの定食メニューもかなりボリュームがあって、料理の組み合わせも魅力的ですね。
一品メニュー
定食も一品メニューもリーズナブル。
テイクアウトメニュー
注文電話番号:090-3886-8915
テイクアウトメニューは電話で注文しておくとスムーズです。
A 餃子チャーハン定食 1,000円+税
ボリュームのあるチャーハンと餃子、スープ、小鉢2皿。
でっけえ・・・
餃子だけでけっこうお腹膨れそう。
小さなことでくよくよするのが馬鹿らしく感じられるほどに雄大な餃子です。
箸で掴んでみると、皮にもしっかりとした厚みが感じられます。
大きいのは面積だけでなく、本体の厚みもまた凄い。
なんという肉々しさ。
肉の凝縮感たっぷりな餡、厚みと大きさのある皮は、まさに主食としての餃子といえるでしょう。
この餃子が単品で300円だなんて安いにも程がある。
タレは醤油、酢、ラー油がありますが、それとは別に存在する陶器に入った謎の調味料が気になります。
見た目的に手作りのラー油かなと思ったんですが、そうではありませんでした。
辛味はそう感じないのですが不思議なコクがあるのでぜひ試してみてくださいね。
このチャーハンもおいしそう。
具材も豊富だし、ご飯もパラパラしていておいしいチャーハンです。
ところどころおこげっぽくなってたのもちょっとツボでした。
Bセット 1,000円+税
ド迫力の麻婆豆腐が特徴のBセット。
ていうか、メニューの写真よりもボリューム増してね!?これはきっとJAROも歯ぎしりして悔しがることでしょう。
そしてなぜか小鉢の内容がAセットと違うところもまた芸が細かい。
これ、あれだよね・・・
絶対ご飯足りなくなるやつじゃん・・・ と思いつつオンザライスと洒落込んでみると、
あら、けっこう優しい味じゃない・・・
いうなれば「味噌味の麻婆豆腐」という感じです。味噌のコクと香りが優しく包み込んでくれるような不思議なおいしさで、こういう麻婆豆腐は初めての体験でした。
そして・・・やっぱ全然ご飯が足りなくなったじゃん!
旨いものにがっつくのは生物の本能。野生爺あるのんここにあり。
さっぱり味のスープはオアシス的な役割を果たしています。
テイクアウトも利用してみた
お店を後にした後、E定食が気になりすぎて睡眠も浅くなりがちでした。
そんな生活にピリオドを打つために、お弁当をテイクアウトする決心を致しました。
そのお弁当とは豚角煮弁当(880円)なんですが、100円プラスすれば銀シャリをチャーハンにできるのです。
ここで問題です。皆さんはぼくがどっちにしたと思います?
はい、シンキングターーイム!!・・・ってもう上に画像出てるけど、ここはもちろんチャーハンにしましたよ。
ご飯だとおかずと共に消費してナンボですが、チャーハンならどれも酒の肴として成立してしまうのです。
角煮がた~っぷり!!
この角煮ですが、箸で楽にちぎれるので思わず「お前は魚か!」と問いつめたくなるほど柔らかいです。
味付けは全体的にさっぱりめなんですが、日本的な豚の角煮の味付けを想像しているとかなり違うことに驚くかもしれません。
柔らかい肉を噛みしめるとしっかり味が染みているし、でもつこくないのでいくらでも食べられそうなおいしい角煮でした。
チャーハンはやはりおいしいし、麻豆腐も入ってるし、ごぼうサラダと、こんにゃくっぽく見えるものはザーサイを細く切ったもので歯ごたえ抜群。
このお弁当を購入した動機はただ角煮を食べたいだけでしたが、全体的にとっても満足度が高く、またぜひリピートしたいクオリテイでした。
本場の味!?
料理に使用されている調味料や香辛料は食べ慣れた日本的な中華とは違うものが感じられたり、メニューの価格も「价格」と表記されていたり、女将さんの話す雰囲気もどことなく中華系を彷彿とさせるものがあります。(違ってたらすいません)
このお店の中華料理は高級!本格派!というよりは、本場のお母さんによる真心のこもった手料理的なおいしさというか、ちょっと他では味わえない中華料理が楽しめます。
いつもとはちょっと違う中華を味わってみたい人は、ぜひぜひ行ってみるべきだと思いますよ。
はい、ぼくはもう手遅れですけど、皆さんはまだまだ頑張ってくださいね。
コメント
コメント一覧 (3件)
細かいところですがタイトルの“恵”が“惠”になってます。
タイトルじゃなくて小見出し
どうもこんにちは。
ご指摘ありがとうございます。
気をつけているつもりではありますが、なかなか気づかないものですね・・・