ども、富山人あるのん@_arnon_です。
運転免許の更新に行ってきました。順路通り進んでいくのですが、順路には大きな番号も振ってあるし係員もいるし、平日ということもあってサックサクに進んでいきます。
この一連の流れで「あれ?」っと思うことがありました。それは今まで毎回更新のたびに求められ続けてきた交通安全協力金について何も言われなかったのです。
最初の頃はなんだかよくわからないけど払わなきゃいけないのかな的な感じで1,500円払っていました。
この交通安全協力金という名目で集金されたお金の行き先は、交通安全協会という民間の公益財団法人になります。交通安全協会の職員はその多くが警察官OBで、つまり交通安全協会は退職警察官による天下りの受け皿となっているのです。
公であるはずの運転免許更新手続きの中で、民の寄付金をお願いするというのはなんともおかしな話ですが、交通安全協会がそういう団体であるのならなんとなく合点はいきますね。許せないけど。
5年の在籍で数千万もの退職金というなんとも景気のいい話もあるみたいですが、こういうことを知ってからは当然寄付金の支払いは拒否するようになりました。集めたお金のうち、事業で使われるのは20%で、残りは全部職員の給料になるのです。これは正式に公表されている事実です。
交通安全協会って何をしてるの?
交通安全協会の主な事業内容は、私たちの社会から悲惨な交通事故をなくすという立派なお題目のもと、
交通安全運動、交通安全教育活動、運転免許証更新・住所変更などの手続き事務、申請書や収入印紙の委託販売業務、自転車などの反射シールや反射材の頒布、広報活動、交通安全街頭活動、各種交通安全大会の開催、無事故無違反・安全運転功労者への表彰などを行っています。
まあやることやってくれてるのなら別にいいんですけどね。問題なのが、更新の順路に組み込んでいるということなんですよねぇ。
その地域や受付する人によって対応もまちまちのようですが、拒否したとしてもくいさがられるとか、嫌味をいわれるとか、「皆さん払っていただいてますよ」とか、チクッと村社会気質をついてくるケースもあったりするようです。
ろくな説明もせず順路に組み込んでお金を払わせようとする辺り、相当悪質なことに間違いはありません。これを普通の民間企業がやったらどえらい問題になりますよ。だってこれ、詐欺じゃないですか。しかしこのことはさすがに世論も黙ってなくてテレビでも槍玉に挙げられていたこともあり、収集のつかない問題となっていきました。
運転免許証の更新時講習が行われる免許センターや運転免許試験場の窓口において、加入が任意であることを十分に説明しないまま、あるいは全く無いままに、免許更新の事務窓口と同一の窓口において、加入手続きが行われており、利用者が加入を義務であると誤認するケースが後を絶たなかった。この問題に対する批判を受けて、2006年(平成18年)3月31日に「規制改革・民間開放推進3か年計画(再改定)」が閣議決定された。これを受けて警察庁は、各都道府県の警察に対し、会費徴収窓口と運転免許証更新受付窓口の分離などを含む、改善の指導を行った。
出典:wikipediaより
なんと、改善されちゃってました!!
そんなことになっていたとは知らなかったので、今回初めて協力金について言われなかったのを疑問に思ったあるのん。評判の悪かった協力金集めをやめてしまったのか!?と思い、受付に協力金の集金がどうなったのか問い合わせてみたところ、
「運転免許更新手続きのところに、協力金の窓口はあるんですよ」
と言われました。つまり、窓口は今までどおりあるけど、順路からは外されているということでした。確かに順路1~順路2までちょっと距離が離れてるなあと感じていました。その中間に今までどおりあるってことなんですね。
出典:交通安全協会webサイトより
これで本来、払いたくもないお金を払う不幸が減るのはいいことだと思いますが、しかしもしかしたら県外だとまた事情が違うこともあると思います。
順路に組み込んでいなくても、いかにもそれっぽく支払わせようとしてくることもあるかもしれませんよね。
もし協力金があなたが望まない支払いであるのならば、ちゃんとNO!と言ってください。任意なのでまったく強制ではありませんから。
免許を少しでも早く受け取る裏ワザ
講習が終わるといよいよ免許の配付がはじまりますが、このとき係の人が「受付番号○○○○番の人いますか!?」と言っていましたが、
「んーと、えっ……? はーい!!」なんと、あるのんでした!
係員「1階の窓口で免許を受け取ってください」
いったい何があったんだろうか……と少々不安げな気持ちで窓口に行ってみた結果、
窓口「先ほどの書類に不備がありましたので、書きなおしていただいていいですか」
病気をしたかどうかにチェックする書類ありますよね。ほとんどの人は「いいえ」にチェックすることになると思うのですが、このレ点を打つときに重ねた書類の裏の凹凸に引っかかって枠外に打ってしまい、二重に打ってしまった箇所があったのでした。
窓口「これだとダメですので~~」
ぼく「あ、はい、わかりました」
書きなおして修正はすぐに終わり、免許もソッコーいただけました。あれ?
これって普通に免許をもらうより微妙に早く帰れるんじゃね?
本来なら免許をもらうときは、係員からの簡単な説明を聞いて、その後番号を呼ばれるまで順番を待たなくてはいけません。
この方法ならその時間をショートカットできるので、一秒でも早く帰りたい人にはおすすめの裏ワザ……と言いたいですが、
よい子のみんなはマネしちゃだめだぞ。お兄さんとの約束だ!
運転免許更新終了!
講習長かった…。超絶不思議な事にこのあるのん、今だ一度もゴールド免許になったことはありません。ということで、今回の免許更新で一番楽しみにしていたものを見に行きます!
※ここからはオマケ的な部分です
正面には運転免許センター。左部分に注目してください。カラー・証明写真というのがありますよね。
なぜ魚津なんだ!?
こんなちょっとの情報量にツッコミどころ満載すぎてこいつ天才かよと思いましたが、日本語の怪しさは置いとくとしまして、この運転免許センターって周りにな~んもないとこなんですよ。
本当になんにもないので車かバスで来るしかないのですが、なぜ帰りだけ自転車なのか、なぜ魚津が出てくるのか、価格が8,000円~ってのも微妙にリアルなんですけど、さすがに気軽に買える値段でもないし、いったいどこにニーズを見出しているのか皆目検討がつきませんね。
昔のこち亀に、使い捨て500円自転車チャリンコポイってネタがありましたが、そっちのほうがよほど商材としては優れていますよ。
このことを友人のタマキさんに言ってみたところ、
タマキ「チャリは完全に免停者用ですね」
ぼく「そうだとしても、帰りだけチャリってありえるの?」
行きだけ交通機関で帰りに自転車買って帰るってちょっと想像つかないですよね。
するとタマキさん、
朝は誰かの通勤のついでに送って貰って帰りはお
金ケチる為じゃないですかね?
度重なる免停経験者は心理わかりますw
おいおい、ここにプロがいたよ
じゃあちょっと中を見てみますか・・・・
ですよねーーー!!
【追記】ついに中へ入ることに成功!!
↓
そういうオチでしたかーw
それにしてもなぜ「魚津」なのか、70分なのかはわかりませんけど。
いや、わからないからこそ、面白いのですね。
免停は食らったことないのでわかりませんが、自転車があると、交通機関の時間に縛られずに帰れますよね。タクシー呼んだほうが安くてはやい気はしますけどね。
あ、過去に何回も免許の更新はしましたけど(群馬、愛知、長野)、協力金って長野で2回払っただけでした。長野の場合、更新用の書類を送ってくれるので、そこで手を抜けるというあからさまなメリットがあったので。
マリスラさん、コメありがとです♪
ええ、まったく意味がよくわからないのがまた面白いんですけどねw
言われてみれば確かにタクシーで帰った方が安いかもしれませんね。ますます意味がわかりませんw
協力金詐欺に2回だけで済んでいるのならまだいいほうかもしれませんね。ぼくも2~3回くらいでしょうか。このお金があればゼリヤーで豪遊できますよ!(憤怒
マジすか…。
今まで何の気なく
払ってた気がするッス。
今度からは
払わんとこwww
律儀に払っていたとは、さすが(変態)紳士のドリフさん!!
でも、そう言わずに払って下さいよ!!!!
天下りに払う莫大な退職金が捻出できないじゃないですかーー!!!w
そもそも免停講習っていうのは免停三ヶ月とかを一日に短縮してもらうために受けるものです。
でも免停講習に行くまでは免許が有効なんで,つい自分の車で行く人が多いんです。
でも講習中,「今日だけは運転できません!もし運転して捕まったら無免許運転となり,
免許取り上げ,資格停止◯年?となるお仕置きとなります」
って何回も念押しされます。
なので運転して帰れない人に自転車が必要なんでしょうね。魚津っていう表示はそっち方面のバスがないんじゃないですか?(勝手な想像)
SSSさん、コメントありがとうございます。
講習に行くまでは免許が有効というのは初めて知りましたよ!
確かにそれだとつい自家用車で行っちゃう人は多いでしょうね。
でも「自転車が売ってる!」と見せかけて買えないのもなかなかの仕打ちです。
やはり免停にならないのが一番ということですね。