【呑蔵】富山駅前で富山の美味が堪能できる個室居酒屋で豪遊してきた

こんにちは、富山人あるのん@_arnon_です。

まん延防止等重点措置やら時短営業やらで、飲みに行くのがはばかられる昨今であります。

そんな中、今回は富山駅前でも数少ない個室メインで富山の美味を満喫できる居酒屋をご紹介させていただきたいと思います。

呑蔵(のむぞう)

こちらの居酒屋は個室がメインのお店なんですが、密かにちょっとだけあるカウンターもオススメなんですよ。

というのはこのお店のカウンターはよくある厨房との対面形式ではなく、富山駅前のメインストリートが見渡せる景観になっているのです。以前カウンターで飲んだこともありますがなかなか乙なものでした。

とはいえ、ご時世的には可能なら個室がマストかなっちゅー感じではありますね。

個室はこんな感じ。

オーダーはすべてタブレットから行います。富山の美味がずらりと揃っているメニュー構成は圧巻のひとこと。

そしてタブレットには書かれてないのですが、実は単品の飲み放題もつけられます。

単品飲み放題は2時間2,000円で、日本酒は立山オンリーになりますがバッチリ料理に合うお酒ですので、安心して飲みまくることができます。

単品飲み放題を利用するにはクーポンが必要になりますので、ぜひ公式サイトをご覧になってみてくださいね。

付きだし

付き出しがイカの煮物と、もう一つはあかにし貝の燻製。

付き出しが2種類あるお店にハズレなし。

富山人的に「あかにし貝」が馴染みないのですが、これがすこぶる美味でした。

ほどよい歯ごたえと燻製の風味がたまりませんね。

すり身揚げ ¥600

※料金はすべて税込です

メニューにすり身揚げがあるとついつい頼まずにはいられません。すり身揚げって一見シンプルですが、お店によってぜんぜん違うのが面白いんですよね。

呑蔵のすり身揚げは一つ一つはこぶりなもののの、衣の歯ごたえはしっかりしてるし噛みしめるとこれが実に味わい深いんです。

タレとカラシがついてくるのもまた珍しい。一般的にはレモンやマヨネーズが多いんですけどね。

こういうすり身揚げは初めて食べました。

氷見牛を使用した牛すじの塩煮込みですよ。

素材に自信があるからこその塩煮込み。

しっかりとした大きさのほろほろの牛すじが堪能できます。

確かにこれは塩味が正解!これはうまい。

なんか予想とぜんぜん違うものが出てきた。

予想とまったく違いながらそれがめちゃくちゃ美味しかったときって、それはもう最高に幸せなひとときじゃないですか!?

長芋を持ち上げるとチーズがいつまでもストーキングしてくる。

長芋の中はほくほくしてて外はカリカリ、これと明太とチーズの組み合わせはプロポーズ大作戦で言うところのカップル成立といえるでしょう。キスはおまかせで。

なめろう ¥850

なめろうとはアジなどの刺し身・みそ・ネギ・しょうがなどを叩いて混ぜ合わせたもの。

・・・と思っていたら、

混ざってねええええ~!!!

でもね、これがめっちゃ楽しくて美味しいんですよ!!

海苔の上に具材を乗せてですね、これを丸めてパクっとしたらば、とんでもない日本酒消費マシーンと化します。

ヤッベえ・・・・

海苔がぜんぜん足りねえ・・・・・・

そんな海苔難民のために、「追加のり」が100円で提供されています。

ええ、もちろん課金しましたとも。

わずか100円の課金で逆に有り余るほど出てくるので、なめろうにはこの課金アイテムが推奨です。(運営の思うツボ?笑)

ふぐ白子ポン酢 ¥1,000

いや~、ふぐの白子とか久々だよなあ。

オーダーしてしばらくすると、昆布を焼いたような香りが部屋に漂ってきました。

部屋は個室なんですが、部屋の上は仕切られていないので匂いはしっかりやってきます。

「お、これ多分うちらのふぐの白子焼いてるな」

ンマーイイッ!!!!

繊細かつまろやかながら旨味は実に濃厚。

久々となるふぐの白子をリーズナブルに堪能できましたが、個人的にはポン酢は後から自分でつけて食べたかったかなあ。

というのはけっこうポン酢の味が濃厚なので、もうちょっと繊細な味付けから楽しみたかったなあと。

かわはぎ肝和え ¥800

かわはぎの肝といえば数ある魚の肝の中でも美味中の美味として知られています。

しかもカワハギはお値段的に大衆魚ときたもんだ。

これもポン酢味。

カワハギの身と肝の組み合わせはまさに神!思わずヘブンズドアが開きそう。

いわゆる梅水晶ってやつですね。

梅水晶といえばサメ軟骨なんですが世の中には鶏の軟骨を使ったものもあるので、あえて「梅水晶」とは書かずに「サメ軟骨梅肉和え」としたのは、「梅水晶」だけではイメージが伝わりにくいのと、ちゃんと本物を使ってますよというアピールの意味があるのだと思われます。

コリコリとした食感と梅肉の酸味の組み合わせは、ねるとん紅鯨団でいうところの大どんでん返しといったところでしょうか。

きゅうり一本漬け ¥380

ざく切り状態のきゅうりで、それぞれの大きさもまちまち。

辛子がほんのりドラクエ風でキュンとしましたが、きゅうりは斜めにカットしたものを長方形の皿に盛ってあるのが好きかなあ。

ぶりカマ塩焼き ¥1,350円

おほほ~!!!!

これはお見事!!!

これだけ分厚いぶりかまなので、焼くのに時間がかかるのは必定。

めっちゃ肉厚でうまし!!こういう「ほじほじ系」は酒の肴として長持ちするので重宝します。

こだわりの昆布〆と沖漬け

同業者が認めた昆布〆と沖漬け・・・

同業者ってのがどこなのか気になってしょうがないですが、このほたるいかの沖漬けはなんと「勝駒」仕込み!

富山湾の神秘「ほたるいか」と、地元富山でも入手困難な地酒「勝駒」と、刺し身にもよく合う濃厚甘口「中六醤油」と、富山の酒蔵が作る「銀盤みりん」による味覚の四重奏となれば、これは食べないわけにはいかないでしょう!

こーれは、めっちゃうまうまですなーー!!

市販品のほたるいかの沖漬けと比べると味わいが繊細で、軽やかなようで味わい深い旨みがダイレクトに伝わってきます。

店頭販売や通販もされていて、多分市販品ほどには日持ちはしないんだろうな~とは思いますが、沖漬け好きにはもちろんのこと「沖漬けとか食べたことな~い」という人にもぜひ食べてほしい逸品ですぞ!

本日の胡麻だし茶漬け ¥550

こ、これはヤヴァイ!!!!

出汁・ごま・刺し身・ご飯による、やさしくもゴージャスな共演。

「お茶漬け」というカテゴリでこのようなものが出てくるなんて、なんと嬉しい不意打ちでしょうか。

味噌汁 ¥150

茶漬けで十分満足したはずなのに〆のさらなる〆まで欲するとは、人の欲というものには際限がないということを痛感させられました。

しかし、たまたまだとは思うのですが、あまりに塩分が強すぎて追加の「お湯」をいただくことに・・・

居酒屋の味噌汁は魚のアラが入ってたりして出汁が濃ゆいんですよね。酔っ払いの胃袋には嬉しいお味でした。

どうもごちそうさまでした!

まとめ

今回はプレミアム食事券という宝具を用いて豪遊しちゃいまして、呑蔵には久々の訪問だったのですがとっても満足させていただきました。

※この記事は富山県のまん延防止等重点措置適用前の訪問です

富山駅前の居酒屋で、個室メインで、富山の旨いものが食べられて、富山のお酒も楽しめて、高級店ではないお店ってそうそうないので、ピンときた人はぜひ行ってみるしかありませんよ!

呑蔵(のむぞう)

住所:富山市桜町1-7-24 2F

電話:076-471-6101

営業時間:17:00~0:00(L.O. 23:00)

定休日:なし

公式webサイト(ネット予約可)

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