【オフ会は富山でやろう！】富山でオフ会を開催するべき3つの理由

ども、富山人あるのんです。

ネットゲームの世界には「オフ会」なるものがあります。ネットゲームは顔も本名も知らない人同士が集う仮想の空間。バーチャルな世界とはいえ、ゲーム内で同じチーム(ギルド)で長くプレイを続けていると自然と連帯感も生まれてくるってもんです。

 

プレイヤーの年齢や性別はまちまちですが、同じゲームを好きでプレイし続けているという絶対的な趣味の共通点があるので、やがて「オフ会しましょう」となっていくのもごく自然ななりゆきといえるでしょう。

しかしね、オフ会ってアレですよね。

 

オフ会の開催地ってまず東京じゃん？

 

実際ぼくが現在もプレイしているドラゴンクエストXというオンラインゲームがありますが、この中で所属しているチームも結成から2年半以上が経過しているということで、やはりオフ会はちょいちょい開催されるようになりました。ええ、もちろん東京でね。

休み少ない、先の休みがなかなか読めない今のあるのんには、指くわえて見ている他ありませんでした。そう、あの瞬間までは…！

 

以下はチームメイトのひとり、ノウキン氏によるツイート。

 

新潟出身の社員に作らせている新潟向け新規ビジネスコンテストのプランが固まりました。ほとんど俺が考えたようなもんですが、、、我ながら田舎の感覚と血の温度が感じれる良い内容になったと満足してます。優勝賞金500万円を狙い、その後新潟に進出します！！

— ノウキン武闘家@耐性ってなあに？ (@nokinceo_dqx) 2016年9月15日

 

あるのん「素晴らしい。結果に期待しちゃいますw」

 

ノウキン「あざす！！！！！もし実現したら富山にも挨拶に行かせてください＾＾」

 

あるのん「まじっすか！！実現するのを祈ってます！＼(^q^)／」

 

ノウキン「実現したら富山の魚くいながら日本酒飲みましょう！！！！」

 

あるのん「良い結果の知らせを腹を太くして待ってますｗ」

 

ノウキン「あるのんさんとフラッグさん(富山勢の1人)と北陸飲みしたいわー*\(^o^)/*」

 

@nokinceo_dqx @_arnon_
ほんとにそれはしたいんだよねぇw

— にじの@メンタル低め (@nijino_dqx) 2016年9月15日

 
おおっとぉ、ここで唐突に我らがチームリーダー参戦！

 

ノウキン「お、リーダー北陸遠征行くかね？」

 

にじの「前々から誘われてはいたので。2年越しくらいだけどそろそろ真面目に行きたいなぁw遠征企画しますかw」

 

はい、決まりました！！

 

このオフ会のために、東京・神奈川・埼玉から計5人が富山へ来てくれることになり、参加人数は8人となりました。

あるのん はじめてのおふかい

何を隠そうこのあるのん、オフ会とやらに参加するのは初めてのこと。かつてパソコン通信時代にとある草の根BBSで誘われたことはありながら参加しなかったほどの経歴を持つ男なので、ほんのり緊張が走ります。

 

しかし実際にお会いしてみたらまあ皆さん、わざわざ富山までやってきただけのことはあって大人な方たちばかりでした。どちらかというとゲーム内のプレイスタイルは大人になりきれていないボウヤたちばかりな気はしますが、そのギャップがまたいいんですよね。ゲームのキャラは自己の内面の投影ですから、ゲーム内ではやりたいことやらなきゃ。

 

ハンドルネームで呼び会うオフ会

オフ会ってリアルの世界でのイベントですが、当然ながらハンドルネームで呼び合います。「あるのん」という名前はドラクエXで初めて使用しましたが、「あるのんさんの名前の由来は？」とか「サブキャラに“ないのん”はいるのん？」など熱い質問を浴びせられました。

しかしまあ「ゲイマックス」とか「ホモックル」とかネタに走った名前にしなくて本当に良かったなあ……。

「ちょっとグラス空いてますよゲイマックスさーん！」とか「ホモックルさんってやっぱアッチ系なんですか？」とかいわれた日にゃ、枕を涙で濡らす夜が続いたことでしょう。

富山でオフ会を開催するべき理由その1.

■富山県は日本のほぼ中心に位置している

皆さん、富山県の場所はとうぜんご存知ですよね？＾＾

え？知らない……？

 

ここだよここ！

ほら、ほぼ真ん中でしょ？ゲームをやってる人は何も関東ばかりとは限らないですよね。東海地方や関西も人口が多いのでプレイヤーの数はそれなりにいることでしょう。なので、「東京ばっかりずるい！不公平だ！」とチーム内に軋轢が生じ、チーム存続の危機に陥るかもしれません。ということであれば、ここは公平に富山県で開催することで万事解決。

 

新幹線であれば東京～富山間を最速2時間8分で結ぶことができ、毎日の通勤の倍くらいと考えれば大した時間ではないのではないでしょうか。

 

しかしこの北陸新幹線の開業によって特急サンダーバードが大阪から富山までの直通がなくなり、逆に不便になってしまったという弊害もあったりしますが、なあに、それもまた旅の醍醐味さ！

富山でオフ会を開催するべき理由その2.

■知らない土地に行くのは楽しい

なんじゃそらって感じかもしれませんが、長い人生の中で果たしていくつもの県へ遊びに行く機会があるでしょう。最近ドラクエのフレンドから「富山県の位置関係がよくわからない」と言われてしまったばかりですが、まあ全国的にみて富山の認知度なんてそういうものかもしれません。

 

場所すらよく知らない富山なので、きっかけでもないとそうそう行く機会はない。であれば、オフ会を富山でやってみればいいじゃん。「富山って見るとこないよな」なんて言われることがたまにありますが、ちゃんとポイントを抑えれば富山でしか楽しめないものはいっぱいあります。

 

「東京はもう飽きた。新鮮味がほしい」とマンネリなオフ会でチームが崩壊寸前の危機に陥ったならば、ぜひ富山でのオフ会を検討するべきです。

富山でオフ会を開催するべき理由その3.

■水や食べ物がおいしい

詰まる話が、これに尽きますね。広大な立山連邦から流れ出る水は、川や地下を通り天然のいけすといわれる富山湾へとつながっています。富山湾は沿岸から急激に深くなっていて、豊かな海の幸に恵まれています。漁場と漁港が近いこともあり、抜群の鮮度での流通が可能なのです。

 

今回オフ会で訪れたお店は、富山駅から歩いて5分ほどのところにある居酒屋「創菜酒楽 靜月」。富山の食材とお酒にこだわった人気店で、事前の予約が必須であります。

 

■刺身盛り合わせ

どの刺し身も鮮度や仕事っぷりがハンパないのですが、この中で特に特筆するべきものはカワハギの刺し身でしょうか。（写真の中心）カワハギのキモを刺し身でくるんであるという素晴らしい仕事っぷりで、参加した皆さんが「これはうますぎる！」と絶賛していました。いつもあるとは限らないので、予約時に伝えておくと多少確率は上がるかもしれません。

 

■白えびの唐揚げ

「富山湾の宝石」といわれる白えび。歯ごたえは柔らかく味は淡白なのですが、唐揚げにすると香ばしくってビールの肴に最高です。レモンも最高！

 

■白えびの刺し身

これぞまさに地元スペシャルな食材！深海に生息する白えびがまとまって捕れるのはここ富山湾だけ。この白えびの刺し身は、唐揚げとはうって変わって高級感あふれる味わいで、独特のねっとりとした食感のやさしい甘味は日本酒がばんばん進みます。

 

■ゲンゲの唐揚げ

これも富山湾だけの深海魚。昔は網にかかっても捨てられていたというほどの不人気魚ということで、「下の下」と書いてゲンゲと呼ばれていました。しかし近年、干物や天ぷらにするとおいしいということで特産品としての価値も上がり、今じゃ「幻魚」と書いてゲンゲと呼ぶようになりました。なんて現金なんだ…。

 

身はゼラチン質で包まれており、味は淡白。天ぷらにすると独特のぬるふわっとした食感が楽しめます。そしてこれが干物になると、同じ魚とはとても思えない濃厚な味わいとなり、日本酒の肴としても絶品であります。両方置いてあるお店は見たことがないので、天ぷらと干物の食べ比べセットがあったらいいのにな～ﾁﾗｯﾁﾗｯ

 

魚だけじゃない
富山は魚介王国ですが、お肉もちゃんとおいしいのがあるんですよ。

 

■氷見牛のサイコロステーキ

氷見といえば「寒ブリ」で有名な土地ですが、氷見牛は密かに富山県でも最大の肉牛の産地でもあるのです。肉質等級の判定基準では、上位等級（A4ランク以上）が全体平均で8割5分を超える質の高さとのこと。

 

■黒部名水ポークジンジャー

富山県でもっとも有名なブランド豚です。黒部川扇状地の伏流水と竹酢を混ぜた独自の飼料を食べさせているのが特徴で、とっても身が柔らかくおいしいです。

 

他にもいろいろおいしいものを食べましたが、みんな凄まじいペースで日本酒を頼んでいきます。そんな好きだったのか～と思ってたら後日

 

自分用のお土産で日本酒を買ったわけだが昨日ちょっと飲んだら止まらなくなりそうだったので休みの前の日にしとこう

— めいぽぉ療養中 (@MEIPO_DQ10) 2016年11月9日

@flag_dq10 @_arnon_ 日本酒自体苦手だったんですけど目覚めてしまいましたw

— めいぽぉ療養中 (@MEIPO_DQ10) 2016年11月9日

@_arnon_ @MEIPO_DQ10
私は今まで日本酒は「梵」の冷酒しか飲めなかったんだけど、オフ会の冷酒攻撃に目覚めてしまって晩酌を冷酒に変更しようか悩み中～です(^^)

— ふらっぐ＠リアルで眠りＧ100%下さい (@flag_dq10) 2016年11月9日

そうだったのかｗｗｗ

富山のお酒は派手さはないけど、富山らしい堅実な造りで飲み飽きないお酒ばかり。

 

みんな凄まじいペースでガンガンに食べる！飲む！

お猪口が1人4つあるとか、もはや意味がわからぬ。

左が僕、右がチムメンのあるのんさん！このメンツで酒飲む日が来るとはねぇ！ pic.twitter.com/QzDxOiKXBT

— ノウキン武闘家@耐性ってなあに？ (@nokinceo_dqx) 2016年11月5日

いやあ、ほんとそうですね。初めてゲーム内でお会いした時のお互いの弾けっぷりは凄まじいものがありました。まさかこうして向かい同士で杯を酌みかわしているなんて、人の縁って不思議なものですね。富山オフ会が実現できて本当に良かったなあ。

富山の魚達、想像を大きく超える美味さでした。そして、逢いたかった富山のチムメン達も想像以上に面白い人達で、日本酒がありえないペースで減っていきます。最高の夜です。 pic.twitter.com/q9jhz9Li3K

— ノウキン武闘家@耐性ってなあに？ (@nokinceo_dqx) 2016年11月5日

日本酒の最高の肴とは地元の旨い料理と弾む会話、これに尽きる。1+1が5にも10にもなる。

— あるのん (@_arnon_) 2016年11月9日

創菜酒楽 靜月公式WEBサイト

こちらのお店は人気店なので、運悪く予約が取れなかったとか休みだったとかいう場合もあります。靜月さん以外にも駅前にはおすすめの居酒屋がありますので、以下の記事もお店選定の参考になれば幸いです。

オフ会らしい二次会のすすめ

一次会でかなり満足した我々。二次会に行くべきお店はbar？スナック？居酒屋？カラオケ？うーん、どれもちょっと違うかな～。人数も8人ということで、いったいどんなお店がいいでしょうか。

ということでオフ会らしい二次会の正しいあり方、それは部屋飲みに尽きます。

肴と酒は事前に用意しておきましょう。

 

■富山必殺の珍味たち

オンラインゲームのオフ会であれば、やはりゲームもあったらいいよね。

我々のチームのアイドル的存在である、とこちゃんを巧みに操作するアラフォー男子。この後の見知らぬ人からナンパされる展開に、二次会は超大盛り上がりでした。

部屋がなければビジネスホテルで二次会を

「富山の駅前で部屋飲みなんて、そんな場所ねえよ」とお嘆きのお方に朗報。富山駅前にあるウィークリー翔であれば値段の安い大部屋があるので、そこに集まるのがおすすめです。以前格ゲー仲間と何度か集まったことありますが、LAN環境はあるし、男同士ならそのまま泊まっていけるので超絶におすすめの穴場です。ただし、風呂は共同。
 

回線は格ゲーのネット対戦にも耐えられるほどのものでしたが、液晶テレビは遅延が心配だったので持ち込みました。微妙な遅延を苦にしないオンラインゲームなら添付のテレビで十分ですね。

■料金例
・和室(6名)で9,000円
・和室(4名)で6,000円
・ビジネス(1名)2,900円

女性がいる場合や他の宿泊先としては、ホテルアルファーワン、ドーミーイン、剱の湯 御宿 野乃あたりが駅から近くておすすめでしょうか。

ホテルアルファーワン富山駅前

天然温泉　剣の湯　ドーミーイン富山

天然温泉　富山　剱の湯　御宿　野乃（ドーミーインチェーン）

結論！！

■チーム内に富山県民がいる
おめでとうございます！！！さあ富山でオフ会をやりましょう。

 

■チーム内に富山県民がいない
頑張って勧誘活動に励みましょう。

 

■それでも富山県民が見つからない
もういっそいなくてもいいじゃない。富山にこられ。

 

ちなみに、オフ会でこんなおいしいもの食べたことが参加できなかった他のチームメイトに知られると、軋轢が生じてチーム解散の危機に陥るかもしれませんが、そこはどうか熱いチーム愛で乗り切ってください。

 

昨夜はお楽しみでしたね＾＾